きぼう屋

生きているから生きている

これぞ平和

2006年09月24日 | 平和のこと
前の前の晩の話。

長男と次男とがけんかをしておりまして・・・
それはそれは、ぶっとばすために追いかけて追いかけられて・・・
なんてやっておりました。

それを1歳半になる末っ子が見ておりまして・・・
何を勘違いしたのか・・・
ニコニコしながら兄貴たちのうしろをペンギンみたいについていってしまうではありませんか。

兄貴たちが追いかけっこでもしていると思ったのでしょうか・・・


末っ子がなぜかうしろからチョコチョコついてくるうちに

兄貴たちのけんか

終了しました。

しばらくポカーん

そして笑うしかなくなる・・・

という風景があらわれました。

これって何。


ひとつはこういうことかなあと思います。
兄貴たちの雰囲気、つまり憎みあっている雰囲気に対して
それを壊す末っ子の持つ何かがあったということ・・・

ふたつめとしてはこんなんかなあと思います。
その雰囲気を壊すためには、その雰囲気とは全く異なるものを、末っ子はもっていたということ・・・

そしてみっつめとしてこういうことがあったろうと思います。
末っ子の持っていたのは、実は雰囲気ではなくて・・・
単純に
兄貴たちと一緒にいたい!遊びたい!という「共に」という事柄であったということ・・・


これを強引に社会に当てはめてみると・・・

ひとつ
社会になんらかの雰囲気があって・・・
それはかっこよく主義なんてよばれる場合もあるけど・・・
それが隣人を憎むことが否定されない雰囲気、主義だった・・・
しかし、それを壊すための何かがかならず世界にはある・・・

ふたつ
その何かとは、その雰囲気、主義と全く異なるものであるけれども、
それに対峙させるような雰囲気とか主義ではなく・・・
雰囲気とか主義を超えるという意味で全く異なるものであるということ・・・

みっつ
それは端的に「出会い」そして「共に」という出来事・・・

なんてことかなあ

思いつつ

これぞ平和

思ったのでした。

おしまい