外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

外教プレゼン準備

2015年06月14日 | 日記
6月14日(日) 晴れ

今日昨日とある資料の作成をしていました。
2週間ほど前に外事科長からある依頼をされました。
日本の風習や文化を紹介するPPT(パワーポイント)を作成して欲しいと。
6月末に各国の外教にプレゼンをしてもらう予定なんだと。

この学校には珍しく約1か月前の知らせでしたので、引き受けたのですが、
よく考えてみれば、我々の仕事は19日迄ですので、20日には帰国しても
何の問題もないところを延ばされてしまったことにもなるわけです。
うまく嵌められた?
私は7月の日本語能力試験が終わるまでは帰国しないつもりだったので問題は
ないのですけどね。

資料に使いたい素材を探し、さらには映像で紹介したいものはYoutubeで探す。
探しているといつも以上に目を使うのでしょうか、かなり疲れました。

以前PPTに映像を埋め込んだところ、私のPCではちゃんと動いたのですが
教室のPCでは動きが遅くなってしまって、映像は別途流しました。
今回はリンクを貼ることを試してみたのですが、こちらからは直接Youtubeに
繋がらないし、こちらの動画サイトにアップすると視聴の際に30秒ほどの
広告が流れます。
プレゼンを始める直前にPCにVPNを予めセットする等工夫が必要ですね。
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留学生の動向

2015年06月12日 | 日記
6月12日(金) 晴れ

朝の中国語の授業、最近留学生の入室が遅く、開始5分前になっても誰もいない。
以前は私よりも早く来ている留学生がいたのですが、その子も最近は遅刻がち。
先生が教室に入って来ても私しかいないことが多く、
「あら、また先生が一番乗りですか」と驚きの声で入ってくるのがここ最近の
挨拶になってしまいました。

私の次に入ってきたのが頑張り屋のロシア人、昨年の小旅行で話して以来
よく話をしているのですが、いつも仲良くしている女の子がカザフスタンの
留学生だったので、てっきりカザフ出身だと思っていたらロシア人でした。
しかも、出身地が内モンゴルとの国境で12年の夏に私が日本語学校の先生の
案内で旅行した場所の近く。面白い縁です。
彼女に来学期はどうするのかと尋ねましたら、南京の大学に進学が決まったと。
優秀な留学生がまた一人去るのは寂しい限りですが、エールを送りました。

その次に入ってきたのが、たぶんクラスの中で最も長身の韓国人留学生。
今学期から加入してきた学生で普段一番後ろの席に座ってとても大人しい。
先日たまたま校内でばったりと会って挨拶して以来、少し話をするようになり
今日は学食の一角にある韓国料理店の味について尋ねてみました。

この大学に来て1年目に何度か学生に誘われて食べた韓国料理、今年は誰も
行こうとしないので理由を尋ねたら、トップが代わって味が落ちたのだと。
昨年は土曜日の夜に焼肉バイキングがあり、韓国人留学生がたくさんいました。
今はどうなの?と尋ねたら、本場の味とは言えないものの、良くなったよと。
先生もその話に便乗してきて、蛋包飯(オムライス)が美味しいという話よね、
と暫く韓国料理の話に。

この留学生は他の交換留学で来ている留学生より少し年齢が高め。
社会人経験があるのだそうです。あと1年半この大学で勉強するつもりとのこと。
以前交換留学の学生たちに朝鮮語科の学生と交流があるのかと尋ねたら
ほとんどない、との返事で勿体ないと思ったことがあります。

English Cornerで知り合った学生の中に朝鮮語科の1年生がいます。
2年生になって時間に余裕ができたら、私と日本語を勉強したいとお願いされた
のですが、それはそれとして留学生との橋渡し役をしてあげた方がお互いの為に
なるのかもしれない、と思い始めました。
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日本語試験と英語試験

2015年06月11日 | 日記
6月11日(木) 晴れ時々曇り

我々外教の授業週間が終わりました。学部としての授業は来週いっぱいですが
我々は来週月曜日から期末試験実施になります。
前の学校が1学期20週間、この学校は16週ですからとても短く感じます。

今日は2年生の授業、今日は彼らにエールを送りました。
今週末日曜日に全員が日本語の試験、土曜日に半数が英語の試験を受験します。
日本語の試験というのは「専業日本語」と呼ばれる試験で等級が4級と8級しか
ないのですが、日本語科は強制受験なのだそうです。
中国の試験の等級は数字が大きいほどレベルが高く、4級はJLPT(日本語能力試験)
でいうと、2級と1級の中間とされています。8級は同僚の先生によると
大学院生のレベルだそうです。

英語の試験は「大学英語」と呼ばれる試験で等級は4、6そして8級。
私の知りうる限りほどんどの学生が受験する試験です。
ただ、8級は英語科の学生にしか受験資格がないのだとか。
これが中国の教育制度の不思議の一つなんですが。。

元々日本語科志望ではなかったけれど、英語は得意科目だったという学生が
数人いて今回6級受験が大半を占めます。彼らの英語の授業は2年次で終了なので
学べる環境があるうちに取得して欲しいという願いです。

日本語試験については、あまり緊張しなくてもいいのではないかと。
強制受験でしかも受験料(80元)が高い。
JLPTよりははるかに安いものの、大学英語の倍の料金。
JLPTに併せてJTESTを受験させるというなら分かりますが、それほど認知度があると
思えない試験を受験させるというのは、当局教育部の裏の意図があるんじゃないか
と思えるのですね。
合格すればしたで良いことですが、重要視すべきはN2なので、例え不合格だった
としても悔しい思いをする必要もないだろう、という見方です。

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空調問題

2015年06月10日 | 日記
6月10日(水) 晴れ

ビザ更新が終わってパスポートが戻ってきたからと今朝連絡を受け宿舎事務所に
行き、ついでにエアコンの件はどうなったかと尋ねました。
回答は、まだ話してないと。やはり・・・ね。

集中空調の冷房は既に始まったものの、私にとってはギリギリの温度。
寝室にエアコンをつけてもいいか、と相談したのが先週。
一般的な家電なら個人で自由に買えばいいのですが、さすがに工事が必要とも
なると許可が必要。
一部の教室に設置してあるような独立型のエアコンは金額が張るので、壁掛けの
一般的なエアコンが欲しいと相談したのです。
お金は自腹で出すからと。

あと一ヶ月もすれば帰国なんだし、9月はもう涼しくなるわよ、との回答だった
のですが、その9月も私にとってはまだまだ辛い温度。それにこの2年間で
味わった5月下旬の寝苦しさと夏バテはもうコリゴリ。

分かったわ、科長に相談しておく、との返答だったのですが。。。
予想通り伝えてはいなかったようで、同じ言葉を投げかけてきました。

5月下旬に体調を崩したことを強調して、ちゃんと話してくれるよう再依頼。

まだ昨年9月に依頼したテレビの交換についてもずっとほったらかしのまま。
現在のテレビが旧式のブラウン管とまでは言いませんが、かなり大きいタイプの
もの、PCを繋げてデュアルモニターにできるものにして欲しいと依頼。
個人的な依頼なので半額は出すと。

以前私の隣に住んでいた外教は「言っても聞いてくれないから話すだけ無駄」と
アドバイスをくれたものです。
実際そうなのですが、このエアコンについては体調管理に直接関わるものなので
放置されるのは困りものですね。
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とても残念ながら

2015年06月09日 | 日記
6月9日(火) 晴れ

火曜日が終わるとほっとひと息。
月曜日と火曜日はいずれも午後の授業で2時開始。
教室が南側とあってその暑さたるや、サウナの中にでもいるような気分です。
4時に部屋に戻った際に日陰になっている温度計が32度を示していましたので
おそらく、あの教室は35度を超えていたのではないかと。。。
あと1週間と少しの辛抱。。。ふぅ。

さて、こちらも終わりを迎えつつある太極拳、暑くなるとともに参加人数も
減っており、留学生は先週今週ともに一人でした。

この留学生、国で空手を習っていたことがあるそうで、動きがいい。
彼を注視してアドバイスを送るうちに、お辞儀で礼をしてくれるように
なりました。
彼が来期もこの学校にいれば、留学生のいいコーチ役になると期待して
来期はどうするのかと尋ねましたら、武漢大学への留学が決まったと。

あら~残念。
もちろん、この大学とは比べ物にならない有名校ですからお祝いの言葉を
送りましたが、内心は複雑でした。

ただ、北京や上海を次の留学先に選ぶ学生が多い中で、何故武漢なのかと
尋ねたら、現総理が留学した先が武漢大学なのだそうで憧れがあるのだと。
まだHSKが4級なのだそうで(本科進学の基準は5級)、武漢大学で
もう一年中国語を勉強して本科入学を目指すそうです。
彼なら実現できそうです。
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替え玉報道

2015年06月09日 | 日記
6月8日(月) 晴れ

中国の大学入試、高考の「替え玉受験」の記事がありました。
こちらは産経新聞の記事です
http://www.sankei.com/world/news/140621/wor1406210037-n1.html

今日の中国語の授業でも先生がこの高考の重要性を熱く語っていました。
どうやら家庭でも試験日に家族が着る服の色が決まっているそうです。

中国の替え玉受験というのは語学試験のレベルなら頻繁に行われており
今更驚くことでもないのですが、高考レベルとなるとその報酬だったり
買収の金額がかなりの額ですね。

河南省だけで替え玉受験者が127人と記事にありますが、実際は
その数倍はいるのではないかと思われます。
この記事ではこの暴露を政権中枢による政治闘争の一部と見ているようです。
現主席になってから不正をただす動きが顕著になっており、国民の評価が
上がっているようです。
しかしながら、表面上だけ見れば確かに許されない行為であるものの
そもそもの原因を作っているのは高考の入試制度ではないかと思えます。

北京大学を例にとると、北京市内に戸籍を持つ学生には優遇制度があるそうで
750点満点の600点前後で入学可能、山東省の学生だと680点くらいが最低ライン
だと聞いたことがあります。
地方出身者が北京に戸籍を持つには厳しい規則があります。

河南省は人口の多い省なので不正をする人数も多いのでしょうが、もし仮に
入学可能な点数を全国で統一したら北京の数も相当数に上ると思われます。

そういう高級官僚に不利になるようなことはやらないとは思いますが。
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卒業写真

2015年06月07日 | 日記
6月7日(日) 曇り

先月は4週間連続で週末に外出、よくやったものだと思います。
昨日今日は一ヶ月ぶりに学校で過ごす週末です。

昨日の朝と今朝6時過ぎ頃に同じような服装をした数人の学生を見かけました。
卒業写真の撮影が始まっています。
お馴染みの黒い服での撮影もあれば、ルームメイトの記念写真もあるようで
撮影するカメラマンも朝早くからご苦労様ですね。

前の学校では3年生が学校を離れるのが1学期終了時だったため、11月に
集合写真を撮るのが通例でした。教職員と一緒に撮る日本の高校までの
卒業写真に似ていますね。

このキャンパスは小さい山あり、湖あり(池と言った方が正しいですが)
この景色に惹かれてこの大学を選んだという学生もいるほど、写真撮影には
いい場所と言えます。

私の母校は校舎を出るとすぐに一般道でしたから、こういうキャンパスが
羨ましく思えたこともあります。

今年の卒業生はどこで写真撮影をするのか、誘われる機会があれば
楽しみですね。
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試験準備とテニス

2015年06月06日 | 日記
6月6日(土) 晴れ

朝6時の気温が既に28度。予想最高気温が36度。
この気温ってもう8月なんじゃ・・・。
1日から冷房が入り、夜の寝苦しさからは解放されていますが、そろそろ
外出したくない気温になりそうです。

午前中は再来週に控えた期末テストの準備に没頭していました。
1年生と3年生の科目については昨年のものに若干の修正を入れ
2年生については昨年と担当科目が異なるので、新たに作成です。

ドラフトは出来上がったので、あとは印刷して再確認です。
今は大分マシになりましたが、前の学校で資料を作成していた頃は
自身のPCのWordで作った文書を中国OSのPCで表示するとフォントが
うまく対応せず、文字が枠をはみ出したり、一行に収まりきらず勝手に改行
してしまうといった問題が起きていました。

今でも文字によって太くなったり細くなったりすることがあるので
自身のPCでPDF化して事務室のプリンターで印刷しています。
一応インクジェットプリンタは持っているのですが、見栄えを考えると
トナーの方がいいですね。

午後は学生からテニスに誘われ汗を流してきました。
昨日カナダ人教師からもテニスに誘われたばかりで、学生と一緒にどうですかと
尋ねたら、是非との回答だったのですが、この暑さに「今日はやめておく」と。
私も少し躊躇しましたが、一歩足を踏み出しました。

この暑さでさすがに人は少なく、集まったのは私を含めて5人。
2対2のストロークを交代で楽しみました。私と私の学生はまだ初心者ですから
かなり足を引っ張りましたが。。

スポーツで流す汗は気持ちがいい、1時間程度であがるつもりだったのが
2時間も楽しみました。
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外教として

2015年06月05日 | 日記
6月5日(金) 晴れ

明日から2日間にかけて高考と呼ばれる中国の大学入試が実施されます。
私が聴講している中国語クラスの先生の息子さんが受験されるそうです。
成功をお祈りします、とメッセージを送りました。

さて、1年生の女の子から同郷の友達を紹介したいと連絡がありました。
理学部所属の学生、アニメ好きで日本語を学びたいのだそうです。
理学部には第二外国語がないのだそうで。
もし来学期に時間の都合がつけば、私の授業においでと話したら、是非と。

夕食を共にしてその後2時間ほど話したのですが、私の外教としての
考えに非常に興味を持ったようでした。

外国語を勉強するには実践練習が望ましい。
北京や上海、山東省なら青島のような国際都市なら外国人も多いし
大学によっては留学生もいるから、積極性を持てば実践の機会は増える。
しかし、ここのような地方都市では日本人なんて珍しい存在だし留学生も
いない。だから私が練習相手にもなる。
日本と日本語に興味を持っているなら気軽にいつでもどうぞ。
日本語が話せなくても大丈夫ですよ。
というスタンス。

私が中国に来たいきさつについても聞かれました。
たまに聞かれるのですね。
これを話すと笑いを誘います。この学生も笑いました。
このブログではまだ紹介したことがなかったかもしれません。
これはまた改めて。
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久々のキャッチボール

2015年06月03日 | 日記
6月3日(水) 晴れ

久々の感覚でした。
ボールを投げて、グラブで受ける。

今まで知り合ってきた英語教師の中でも希少価値と言ってもいい野球好きの人。
カナダの先生ですが、故郷がトロントとデトロイトの中間にあるそうで
ブルージェイズとタイガースの試合はよく見に行ったのだとか。

機会があればキャッチボールをしたいね、と言って日本からグラブと軟球を
持ってきたのがいつだったか。冬にキャッチボールは危険だからとしまいこんで
いたら、いつの間にか持ってきたことさえ忘れていました。

お互いに午後の授業がない今日を選んで、宿舎の横にあるメインスタジアムに
向かいました。学生の数はまばら。

数回キャッチボールをしたあと、彼は急にウィンドミルに切り替えました。
驚いてソフトボールの経験があるのかと尋ねたら、3年ほどやっていたと。
子供にも教えていた経験があるそうで、子供に投げ方を教える方法を見せて
くれました。お互いに座って至近距離から投げ合い、肘の使い方を覚えるのだと。

彼にKAWASAKI(ムネリン)を知っているか、と尋ねたら、もちろんだよとの返事。
彼が名前を挙げた日本人選手はムネリンとイチローだけでした。
タイガースファンならと、阪神ファンならご存知だと思われる
セシル・フィルダーの名前を出したら、懐かしそうに思い出していました。
もう20年以上も前のことなんですね。

お互いに久しぶりなので、「明日は筋肉痛だな」と笑い合いました。
私も体が投げ方を覚えてはいるものの、肩周りの筋肉の衰えを感じました。
中国に来る前はずっと草野球チームに所属していまして、主に二遊間やセンター
といったいわゆるセンターラインとリリーフピッチャーをしていたのですが、
さすがにあの頃の筋肉には戻らないでしょうね。
しかし、純粋にキャッチボールを楽しめました。
また機会があれば。


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