外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

留学生の動向

2015年06月12日 | 日記
6月12日(金) 晴れ

朝の中国語の授業、最近留学生の入室が遅く、開始5分前になっても誰もいない。
以前は私よりも早く来ている留学生がいたのですが、その子も最近は遅刻がち。
先生が教室に入って来ても私しかいないことが多く、
「あら、また先生が一番乗りですか」と驚きの声で入ってくるのがここ最近の
挨拶になってしまいました。

私の次に入ってきたのが頑張り屋のロシア人、昨年の小旅行で話して以来
よく話をしているのですが、いつも仲良くしている女の子がカザフスタンの
留学生だったので、てっきりカザフ出身だと思っていたらロシア人でした。
しかも、出身地が内モンゴルとの国境で12年の夏に私が日本語学校の先生の
案内で旅行した場所の近く。面白い縁です。
彼女に来学期はどうするのかと尋ねましたら、南京の大学に進学が決まったと。
優秀な留学生がまた一人去るのは寂しい限りですが、エールを送りました。

その次に入ってきたのが、たぶんクラスの中で最も長身の韓国人留学生。
今学期から加入してきた学生で普段一番後ろの席に座ってとても大人しい。
先日たまたま校内でばったりと会って挨拶して以来、少し話をするようになり
今日は学食の一角にある韓国料理店の味について尋ねてみました。

この大学に来て1年目に何度か学生に誘われて食べた韓国料理、今年は誰も
行こうとしないので理由を尋ねたら、トップが代わって味が落ちたのだと。
昨年は土曜日の夜に焼肉バイキングがあり、韓国人留学生がたくさんいました。
今はどうなの?と尋ねたら、本場の味とは言えないものの、良くなったよと。
先生もその話に便乗してきて、蛋包飯(オムライス)が美味しいという話よね、
と暫く韓国料理の話に。

この留学生は他の交換留学で来ている留学生より少し年齢が高め。
社会人経験があるのだそうです。あと1年半この大学で勉強するつもりとのこと。
以前交換留学の学生たちに朝鮮語科の学生と交流があるのかと尋ねたら
ほとんどない、との返事で勿体ないと思ったことがあります。

English Cornerで知り合った学生の中に朝鮮語科の1年生がいます。
2年生になって時間に余裕ができたら、私と日本語を勉強したいとお願いされた
のですが、それはそれとして留学生との橋渡し役をしてあげた方がお互いの為に
なるのかもしれない、と思い始めました。
コメント
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