外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

日本語試験と英語試験

2015年06月11日 | 日記
6月11日(木) 晴れ時々曇り

我々外教の授業週間が終わりました。学部としての授業は来週いっぱいですが
我々は来週月曜日から期末試験実施になります。
前の学校が1学期20週間、この学校は16週ですからとても短く感じます。

今日は2年生の授業、今日は彼らにエールを送りました。
今週末日曜日に全員が日本語の試験、土曜日に半数が英語の試験を受験します。
日本語の試験というのは「専業日本語」と呼ばれる試験で等級が4級と8級しか
ないのですが、日本語科は強制受験なのだそうです。
中国の試験の等級は数字が大きいほどレベルが高く、4級はJLPT(日本語能力試験)
でいうと、2級と1級の中間とされています。8級は同僚の先生によると
大学院生のレベルだそうです。

英語の試験は「大学英語」と呼ばれる試験で等級は4、6そして8級。
私の知りうる限りほどんどの学生が受験する試験です。
ただ、8級は英語科の学生にしか受験資格がないのだとか。
これが中国の教育制度の不思議の一つなんですが。。

元々日本語科志望ではなかったけれど、英語は得意科目だったという学生が
数人いて今回6級受験が大半を占めます。彼らの英語の授業は2年次で終了なので
学べる環境があるうちに取得して欲しいという願いです。

日本語試験については、あまり緊張しなくてもいいのではないかと。
強制受験でしかも受験料(80元)が高い。
JLPTよりははるかに安いものの、大学英語の倍の料金。
JLPTに併せてJTESTを受験させるというなら分かりますが、それほど認知度があると
思えない試験を受験させるというのは、当局教育部の裏の意図があるんじゃないか
と思えるのですね。
合格すればしたで良いことですが、重要視すべきはN2なので、例え不合格だった
としても悔しい思いをする必要もないだろう、という見方です。

コメント
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