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動画・音声・インタラクティブ性などで織り成す新スタイルのマンガ制作日記

マンガ民族のアイデンティティ

2010-02-20 16:39:13 | Weblog
英語版はこちら⇒ 英語版【時空マジシャン】Chapter.2 オープニング(仮)

昨年末のブログ(12月31日)でwebcomicサイトの英語版を再開したことを告げました。でも今年になってからウェブコミック制作のほとんどの時間をOPムービー制作に当てていて、ふと気が付いたら2月も下旬。

Σ(゜Д゜;)「いかん!」というわけでwebcomic英語版の下記の2点を取り急ぎ更新しました。

 ・現在制作中の日本語版OPムービーの1cutを抜粋してChapter.2の仮オープニングにする
 ・Chapter.2の1ページ目を英訳する

これでひとまず英語版Chapter.1の最終ページ → Chapter.2のオープニング → Chapter.2の1ページ目がつながりました。

現在制作中のOPムービーから1cutを抜粋したといっても、上の画像+サウンドのシンプルなものです。OPムービーが完成したら、音声を英語にする予定は今のところ無いので、画面のどこかに英語の台詞や解説を加えたものを仮オープニングと差し替えるつもりです。

今回英語に置き換える更新作業をしながら、以前Webサイト制作の仕事をした時に考えたことを想い出したのでちょっと書いてみます。

そのころ私は丁度Webサイトの企画提案をしていて、Webページのサンプルデザインを考えていました。最終的にクライアントに納品するコンテンツは、スタッフのグラフィックデザイナーがスタイルシートなどで見栄えの良いおしゃれなデザインに仕上げてくれますが、企画提案のサンプルや個人レベルで引き受けたサイトは自分でデザインしたりしてました。

ある時私は、日本語のページと英語のページを見比べながら『う~ん、英語だとデザイン的にかっこいいんだけどなぁ...日本語にするとイマイチなんだよな』などと自分でつぶやいたのを憶えています。

それはとりもなおさず自分のデザインセンスの悪さを言語のせいにしていたわけです。でもそのとき確かにそう思ったのも事実でした。

ところが現在、webcomicサイトの英語版を作っていて『やっぱり英語にするとかっこいいじゃん...』とは思わないんですよね。それはなぜでしょうか?

考えてみると...もしかしたら日本語民族としてのアイデンティティが成長したのかも!?

いや、マンガのコンテンツだからでは?...

いまやマンガやアニメは日本が世界に誇る文化です。私も手塚治虫をはじめとした先人達が育んできたマンガ・アニメ文化をお腹いっぱい食べて育った一人です。いわばアトムの子(山下達郎)。だからほそぼそと自主制作しているこのウェブコミック【時空マジシャン】という作品を発信するときでも身体の中に根付いたマンガ民族のアイデンティティがあり、悩むことはないのでしょう。

つまり企業の情報を発信するWebサイトでは、言語のデザイン性程度でぶれていた心がウェブコミックのコンテンツでは動じることがないようです。

と分析しながら時空マジシャンの英語版を作っていました。

さあ、今年は英語版にも力を入れよう!

Chapter.2のOPムービーを早く完成させて、Chapter.3に進もう!

インタラクティブな要素にも挑戦しよう!

webcomic制作のTips集も作ろう!

...だんだん眩暈が( ̄▽ ̄ι)。






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