Webcomic.tv

動画・音声・インタラクティブ性などで織り成す新スタイルのマンガ制作日記

力量が追いついていない...

2006-09-25 16:38:03 | Weblog

すずめのモデリング中に『う~む、そろそろブログを書かねばいかん』
と思って『でも時空マジシャンの本編8ページ目はまだ完成してないし...』
というわけで、急遽レンダリングしたのが上の絵です。

『ブログを書かねばいかん』というのはまずい傾向ですな。
『わーい、ブログがまた書ける』というくらいでないとおもしろい
ブログは書けないのかも。
でもそんな人少ないですよね、きっと。

上の絵はレンダリング前に頭に思い描いたものとはかなり違うものに
なりましたが、色味の調節などのレタッチ作業をしているうちに
『まあいいか...こんなもんだよね』というわけで完成。

モデリング中に『こういう顔にしたい』というイメージを持って
ポリゴンをいじっているわけですが、どうも出来上がりがイメージどおり
にいかない...そう簡単にいけば苦労はしないけど、現時点の課題ですね。

たぶん一枚絵のCG作品のようにあるワンシーンを切り取ったときに
魅力的な画を作っているわけではなく、マンガの中で活き活きと動いてくれる登場人物の表情をモデリングしたいと思っているわけです。
だけど自分の力が追いついていないといったところでしょうか。

そう、力量がたりないのですよ。
ということは?
力量が増すように地道に努力するしかない......

まあ..いいけど...あせらずにぼちぼちいきましょう。

Webcomic.tvトップページちょっとだけ更新しました。

魔法使いと手品師とマジシャン

2006-09-20 23:53:03 | Weblog

【時空マジシャン】というWebcomicを制作しながら、このブログで
その日記というか制作過程で考えたことなどを書いています。

で、私自身(作者Shig)はぜんぜんマジシャンじゃないんですが、
やっぱりマジシャンになりたいという憧れはあるんですよね。

日本語でマジシャンといえば【手品師】のことだと思います。
でも英語のMagicianは【魔法使い】と【手品師】の両方の意味があります。
で、このマンガのマジシャンはどちらの意味かといえば前者、
つまり手品師の方です。

でも時空マジシャンの主人公ブルーは、現在より50年ほど未来の人
なので今よりかなり進んだハイテクで武装した手品師デス。

手品師を主人公にしたドラマってあまり多くないと思うんですが、
魔法使いが主人公っていうのはめちゃめちゃ多いですよね。
魔女の宅急便』や『ハウルの動く城』、『魔法使いサリー』や
カードキャプターさくら』、それに『ハリーポッター』などなど...

私が思うに、やはり種も仕掛けもある手品にくらべ死者をよみがえ
らせたりできる魔法のほうが想像力の翼を思いっきりひろげることが
できるからみんな魔法使いのほうを選ぶんでしょうかね?

「じゃあ時空マジシャンも魔法使いにすればいいじゃん?」って
言われそうだけど、自分の場合は魔法使いだとどうもだめそうです。
魔法の世界からやってきたとか魔法スクールとかの設定だとどうも
リアリティのある展開が思い浮かばないんですよね。

それより自分が生きていた時代と違う時代にいってしまったマジシャンが
『こんな世界でどうやって生きていけっていうの?』と言いながら
たくましく生き延びるほうが私向きのようデス。

上の絵は時空マジシャン本編7ページ目です。
6コマ目の『くろ太ー』という声(すずめの声)はまだ音声データがない
ので出来次第付け加える予定。

表情について

2006-09-15 15:42:20 | Weblog

前回のブログで『3コマ目の表情がうまくない。不満足!』というようなこと
を書きましたが、やはりWebcomicにおいてキャラクタの表情はかなり
重要なポイントですよね。
もちろんWebcomic(マルチメディア・コミック)にかぎらずマンガにしろ
アニメにしろ表情は非常に重要なわけですが...

Webcomic【時空マジシャン】は3DCGを使用して画像を描いています。
3Dの場合ちょっと間違えると血が通わない物質のような絵になって
しまいがちです。
だからキャラクタにいかに血の通った生き生きとした表情を与えることが
できるかが、 3DCGコミックではある意味成否の分かれ目かもしれません。

表情が豊かだと困る?人、たとえばゴルゴ13のような登場人物なら
3DCGで作りやすいかも。喜怒哀楽のはげしいスナイパーというのもねぇ...
それはそれでおもしろそうですが。

手描きのマンガでは、普通の人間ではありえないような表情がしょっちゅう
出てくるんですよね。例えば目が点になったり口が獅子舞のようにガバッと
開いたり、突然2頭身のギャグマンガ風になったり..そのうち2頭身のままずっと
描くようになって超シリアスな場面のみ本来の劇画に戻ったりするわけです。

これを3DCGでやると...たぶんあまりかわいくないんじゃないかと。
まあそのうち徐々にためしてみようかと思ってます。

上の絵は女忍者すずめのモデリング確認中の画像です。
以前【Lightwave3D】で作った顔をベースにして【Metasequoia】で表情をつけ、
【Poser】でポーズをつけるという手順で作業をしてます。

なんか狼少女みたいですが、いいんですこれで。
普通の女の子のようにもっと晴れ晴れとした笑顔を描きたいんですが
すずめは動物使いであり、動物に囲まれて育ったようなものなので
これが彼女の普通の顔デス。

さて、ようやく本編のほうもネームに追いついてきました。
といってもほんの8ページ...しくしく
あと一息、頑張るゾ!!

【時空マジシャン】6ページ目アップ

2006-09-11 23:49:51 | Weblog

Webcomic【時空マジシャン】6ページ目、やっとアップロードできました。

先週はいろいろと行事があって予定より数日遅れでアップロード。

ふ~む、3コマ目の表情がうまくないんですよね...
こうなんと言うか、はつらつとしてさわやかな主人公にしたいのに
顔に疲れがうかんでいるような、ちょっぴりひきつった感じの
表情になってしまったのが残念デス。

どうだい、ネコ語だって話せるんだニャ!』とネコのくろ太に
とくとくと誇らしげに話しているシーンなのに何か栄養不足のような...
そうか!時空からこの時代に落っこちてまだ何も食べてないからだ!!
うむ、つじつまがあった!(太字にするほどのことでもないでしょ)

背景の処理は自分としてはこのくらいがバランス的に良いんじゃ
ないかと思います。
はじめの3~4ページ目くらいまでは、背景もすべてくっきりと描画
すると重すぎるので透明度を調節してみたりホワイトでグラデを
かけて塗ってみたりしてました。

背景に徐々に具が多くなってきたように見えますが、
それは気のせいです...たぶん。

もうしばらくしたら忍者村がでてくる予定なんですが、そうしたら
1ページ使って景色を詳細に描写してみようかと思ってます。
普通の人では立ち入れないような山奥にひっそりとたたずむ村...

このページのswfファイルのサイズは167Kバイト。
ブロードバンド時代なので許せるデータ量ではないでしょうか。

え!許せない?
もう作っちゃったし...

では、そういうわけで。


四流マジシャン

2006-09-04 00:53:26 | Weblog

さて、日曜もあっという間に終わってしまいました。
いろいろとやることがあり、やっと取り掛かったのは良いけど
主人公のブルーに耳とヒゲをつけたらもうこんな時間...

しかも出来上がった絵は時空をまたにかけて活躍するハイパーマジシャン
というより、相棒のネコとコンビで場末のスナックに時々出没しては
四流のマジックを披露してしかも失敗するイモ兄ちゃん風マジシャン
になってしまいました。

『その顔色が悪く薄汚れた青いタキシードを着た若いマジシャンは、
祈るような顔つきで相棒の黒ネコを箱に入れた。
その黒ネコをみごと消すことができれば、数人の酔っ払った客からの
ご祝儀もしくはマスターからもらえるわずかばかりの出演料で
今夜の食事にありつけるのであった。
はたしてネコは消えるのであろうか...』


上の絵はネコを消すマジックに失敗して、相棒のネコにおこられている
シーンです。

などと関係ない話しばかり夢想してるからWebcomic【時空マジシャン】
がぜんぜん進まないんですよね。

もう夏も終り...
年末進行の時期になる前にガーッと進めなくては!!