ベルセルク(三浦建太郎著)のコミックス32巻目を先日読みました。
ウェブコミックの制作が進まないときは、ブログにベルセルクのことを書こうと思いまして一応画像だけ作っておくことにしました(私のブログは絵日記なので)
ガッツが振り回す大剣(ドラゴン殺し)をサクッとCGで作って、すぐにウェブコミックの制作に取り掛かる予定でした。ドラゴン殺しはそんなに複雑な形をしているわけではないので、それほど時間がかからなかったですが...
大剣だけでは何となく淋しい...ベルセルクといえばエルフでしょ?というわけで大剣に座って羽を休める妖精を追加。えーい、背景もついでだー!!
結局、ウェブコミック【時空マジシャン】の制作時間がなくなってしまったのでした...
ベルセルクは半年に一度くらいコミックスが出るので楽しみに読んでます。
ガッツ一行がパックの故郷・エルフヘルム(妖精郷)を目指してから、話の展開がスローになったのではないでしょうか。花が咲き乱れるエルフの楽園を早く見たいんですが、まだ当分到着しそうもありませんね。
今回の第32巻では、クシャーンの大軍と法王庁教圏連合軍の戦さのシーンがありますが、その画の描きこみがあまりにも緻密で気が遠くなるほどでした。
大軍が激突するこのようなシーン(戦士だけでなく馬や象も描くのが大変そうな鎧を装着しているし、動く宮殿も細かい装飾が施されている)を細かく描きこむ作者の力量や劇画に対する姿勢は本当にすごいの一言です。
たしかにすごい、すごいんですがその反面、コミックスの残りページがどんどん減っていくことが気になってしかたないんですよね。
私的にはガッツとゾッドの死闘にはページ数をいくらでも費やしてもらいたいところですが、大軍の戦いでは節約してもらえると嬉しいデス(それにしてもあれだけ緻密な描きこみのページが連続すると、アシスタントの人たちは死にそうに大変だと思います)
『あー、この巻でもエルフヘルムを見ることはできそうもないな...ガクッ』
ガッツ達がエルフヘルムに着くと色々といままでの複線などで匂わせていたことが明らかになると思っているんですが...
たとえば髑髏のおじちゃん(髑髏の騎士)はエルフの仲間なのではないでしょうか? 以前、パックが髑髏のおじちゃんを見て妖精の匂いがするとかなんとか言っていましたよね。
さらに私が思うに、ロスト・チルドレンの章に「仲間外れのピーカフ」というおとぎ話が出てきますが、そのピーカフが大人になって髑髏の騎士になったのではないかと推測しています(ぜんぜんハズレてるかもしれませんが)
私の読みが当たっているかどうかそろそろ確認したいところですが、物語があまりにも壮大になってきて昔読んだときに感じたことなども忘れそうになってきました(この文を書くためにちょっと調べたので思い出してきましたが)
ガッツ→キャスカ→グリフィス→ガッツの想いはどのような結末をむかえるのでしょうか。
ガッツとキャスカの仲はハッピーエンドになるのであろうか...(何となくそうならないような暗示がどこかに出てきたような気がします)
一方、新たな肉体に受肉したグリフィスは、ガッツに惹かれる想いが消えていることを確認したようですが、何しろその新たな肉体がガッツとキャスカの遺伝子を受け継いでるわけですから複雑です。
ガッツ、グリフィス、そしてキャスカはどこに向かっているのでしょうか...