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動画・音声・インタラクティブ性などで織り成す新スタイルのマンガ制作日記

新カテゴリー「ゲーム要素ラボ」

2016-06-05 21:18:43 | ゲーム要素ラボ

新カテゴリー「ゲーム要素ラボ」を追加しました。

EPUB3形式のモーションコミックにゲーム要素を加えるという試みについてブログに時々書いてますが、「ゲーム要素ラボ」というカテゴリーにまとめることにしました。

モーションコミックの制作・進捗状況などを記したブログページに、ゲーム要素のアイディアが混在していては後で探すのが大変ですからね。

まぁゲーム要素のアイディアといってもそんなにポコポコ閃くわけじゃないし、閃いてから技術的なことを調べていては時間がかかってしょうがないので、前もってゲーム要素ラボで研究しておこうというわけです。

例えば、どのゲームエンジンが自分向きかなどについてもこのラボで試してみる予定。

さて、「ゲーム要素ラボ」の最初の記事として、ゲーム要素入りのモーションコミックをEPUB3形式にして動作チェックしてみました。

そろそろゲーム的要素を」というタイトルで書いた記事で、SciKoとレナがゲームをするシーン。そのときのゲームを想定して、ランダムに動くキャラ画像と方向キーで動くキャラ画像を作ってみました。

正確に言うと、まだゲーム要素は入ってないけどさわりの部分を作って動作チェックです(* ̄∇ ̄*)b。

ゲームエンジンは「enchant.js」。用意したファイルは以下の4つ。


 enchant.js (ゲームエンジン)
 gameSample.js (キャラ画像の動きを書いたJavaScript)
 gameSample.xhtml (enchant.jsやgameSample.jsを読み込むxhtmlファイル)
 chara.png (キャラ画像)


次に上記4ファイルをEPUB3ファイルにまとめます。

前に作ったEPUB3ファイル(Flashアニメを「ToolkitforCreativeJS」でパブリッシュしEPUB3ファイルにまとめたもの)に1ページ付け足して、「ePubPack」でパッケージングしました。このあたりの手順は、「シンプルなEPUB」「EPUBでモーションコミック」のページなどで詳しく書いたとおりです。

さあ出来上がったEPUB3ファイルをいつものように、「pegina-EPUB-Checker」でエラーがないか検証です。

「No error or warnings detected」と表示されました。問題なしですね。

さていよいよ動作チェック。まずはPC用のEPUBリーダー「Readium」で読み込んでみました。

Flashアニメで作ったモーションコミックが表示されました。ここまでは以前確認済み。

次のページを捲ると、『おおっ、キャラ画像がランダムに動いてる!』というわけで「Readium」での動作は問題なし。

その後、iPadに転送して動作チェックしたところ、上の画像のようにポコポコ動きました。

ちなみに上の画像は画面キャプチャーではなくイメージです。実際は残像などはありません(o^皿^o)ゞ。

それから、方向キーでキャラが動いているように描いてしまいましたが間違いです。Σ(;゜∀゜;;)今気づきました。

「Readium」では方向キーでページが捲れてしまい、iPadにはキーボードがなかったので...

本番では画面にバーチャルパッドを付ける予定です。