「Saikobot」というAIロボマンガをモーションコミックのEPUB3版で描こうとしてからどれ程の月日が流れたでしょうか。思い返すと気が遠くなるのでやめます( ̄∇ ̄;)。
「Saikobot」の時代設定は近未来のつもりでいましたが、制作がストップしているうちにAI業界のスピードが加速度的に早くなり、近未来の世界というよりほぼリアルタイムになってしまいました。
焦ってもしょうがないので自分は自分のペースで開き直ってやっていきます。
そういえば先日、NHKの「ロボットアニメ大集合」という番組を観ました。ちょうどロボットアニメを時代別に分類したコンテンツを見たいと思っていたところなので、タイムリーでした。
新しい作品から順に紹介しつつ鉄腕アトムまで遡っていくという構成なんですが、作品を良いバランスで取り上げていておもしろかったです。でも放送時間48分では厳しかったかな......2時間くらいは欲しかった。
まず21世紀のロボットアニメで「創聖のアクエリオン」とか「蒼穹のファフナー」などを紹介してたら、MCの船越英一郎が「僕たちの世代だと分からないというか、創聖だの蒼穹だの天元突破だのなんじゃこりゃ!って感じです」というシーンがありました。
そこでハッと気づいたんですが古くは「鉄腕」や「鉄人」に始まって、「機動戦士」や「新世紀」等々みんな頭にかっこいい言葉がつくんですね。
自分はシンプルなタイトルが好きなのでそういう発想はなかったので盲点でした。
「Saikobot サイコボット」だけじゃ分かりにくいかなぁ...ロボットクリエーターの親子の話なので、勇ましいのや壮大なのは似合わないんですよね。
「AIロボ Saiko」そのまんまだし...家庭的な感じで「パートナーロボ Saiko」...う~ん、違うなぁ。
まぁそのうち思い浮かぶでしょう。
それから高橋良輔監督の制作者サイドならではのコメントが光ってましたね。「ガンダムが漫画原作を持たないオリジナル企画のTVアニメの入り口を開いた」とか、「ダグラムのスピード感をだすために、(巨大ロボットを)縮小していって4メートルがロボットの概念の中では最小...」というような趣旨だったんですが、興味深かったです。
あとフランス人のトリスタンブルネのコメントがもっと聞きたかったなぁ。バンドデシネの文化を持つフランス人から見たロボットアニメについて、船越英一郎が話を振ってくれればおもしろかったんですけどね。
そして「鉄人28号」「鉄腕アトム」と時代は遡っていって、先日放送が始まった「アトム・ザ・ビギニング」の紹介へとつなげていきます。
なるほど上手いですね、というかそのための番組だったのかな(=^▽^=)?
最後に高橋良輔監督が「あと50年ぐらいこの仕事やりたいね」
ハライチ岩井「じゃあもう機械化するしかないですね」
笑えました( 〃▽〃)b。