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動画・音声・インタラクティブ性などで織り成す新スタイルのマンガ制作日記

【時空マジシャン】英語版更新

2010-09-21 17:13:21 | Weblog
本編はこちら⇒ 【時空マジシャン】英語版 Chapter.2 本編5ページ

前回【時空マジシャン】英語版の更新をしたのは7月でした。ということは?...あれからなんと2ヶ月経ってしまった!?...そ、そげなこつΣw(゜д゜* )wゲゲッ!!

と言いつつも本当は心の中で『英語版やらねば、訳さねば...』と思いながら、ついつい後回しにしてました。

何度もこのブログに書いているかもしれませんが、辞書を片手に英訳し始めると常に頭をもたげるひとつの思いがあります。 『日常会話でほんとにこんな言い方するんだろうか?...たぶんしないよね』という疑問。

そして同時に湧き上がる『もし変な英訳してたら恥ずかしいなぁ』という気持ち。 もしかしてこれが先祖から受け継いだ日本人の恥の文化というものだろうか? 遺伝子が発動して『うう、恥ずかしいよー』と思わせているのだろうか?

その思いがついつい英語版の更新を滞らせている?

と、英語版を後回しにしてしまう理由を分析してみましたd(o^皿^o)。 いくら分析したところで英訳は進みまへんで。

そう、でも変な英訳のセリフを書いていたら恥ずかしい、という気持ちは常にあります。

中国人が使う日本語で「大丈夫ある」とか「美味しいある」という言い方があるじゃないですか。 実際私の知人の上海の人もそういう「~ある」という言い方をしてました。

日本人からみれば変な日本語には違いありませんが、本人はぜんぜん恥ずかしそうに喋ってはいませんでしたし、私も『うわー、変な日本語でみっともないなぁ』なんてこれっぽちも思いませんでした。

だから「そういう言い方はしないよ」というような英訳であっても、別にそんな恥ずかしがらなくてもいいんですよね。将来英語力が上達したときに改めて見直したら、『お、この訳ちょっと変だったな。直そう。』でいいわけです。

『よし、これからは恥ずかしがらずにいこう!』

恥ずかしいといえば、私が中学生だか高校生のころ友達がおもしろいことを言ってました。

 友達:「あのさぁ、落語家が羞恥心を克服するための修行法知ってる?」

  私:「知らない」

 友達:「まず電車に乗るだろ、そして車両の隅っこに行って新聞紙をひくんだよ」

  私:「うん」

 友達:「その新聞紙の上でうんこするんだよ」

  私:「ええーっ、なんだよそれ!」

 友達:「そうすると乗客がみんなびっくりしてこっち見るだろ? うんこしながらその視線をはね返すように逆ににらみつけるんだ」

  私:「............」

 友達:「この修行を乗り切ると、なにをやっても恥ずかしいことはなくなるってわけ」

  私:「...そこまでやるか!?」

この話をした友達がだれだったか思い出せないんですけど、話の内容はいまでも強烈に憶えてます。

しかし本当にそんな修行した人いるんですかね!? すぐ逮捕されちゃうだろうし。

でもこの話思い出しただけでも、英語の間違えなんかぜんぜん恥ずかしくない気持ちになってきました。

こんど英訳するときは、この話を思い出しながらやろう(o^Д^o)。






iPad版はじめてのアニメ

2010-09-14 15:03:14 | iPad版制作日記
今回はiPadシミュレータでアニメーションと音楽にトライしてみました。iPad版webcomicを制作するためには避けては通れない重要な要素なので、気合を入れて取り掛かりました。

アニメーションといっても、画像が右から左へスーッと移動するものやググッとズームするものなどいろいろありますが、今回私がやりたいことはパラパラ漫画のようなものです。つまり複数の画像を用意しておいて、それらを素早くパパパッ表示することで動いているように見せるというもの。

アニメの素材は、Flash版【時空マジシャン】のOPムービーcut10の最近アップロードしたものにしました。占い師が川のほとりをとぼとぼと歩いているシーンですね。

それが上の画像です。4枚の画像を分かりやすく横に並べたイメージですけど、この4枚を順番に素早く表示するとスタスタと歩いているように見えます。

iPadやiPhoneアプリ開発の解説書を調べてみたところ、UIImageViewというクラスを使ってアニメーションを作成することが出来るとわかりました。具体的には上の4枚の画像を配列にセットして、UIImageViewクラスを介して画面に表示します。

アニメーションの速度やループもanimationDurationやanimationRepeatCountを指定することで可能。

『なるほど、問題なさそうだな...( ̄ー ̄)ニヤリ』

ところが問題なくアニメーションが出来ると思いきや、そうは問屋が卸しませんでした。Xcodeでビルドが通っても、いざiPadシミュレータで動作させるとストンと落ちてしまったり、表示されても真っ白な画面だったり。

持ってる解説書の関連箇所をいろいろ調べてみたんですが、いっこうにアニメアプリは動いてくれません。

そもそも6冊ほど買い集めた解説書のiPhone SDK対応状況がばらばらなんですよね。「iPhone SDK2.2対応」とか「iPhone SDK3.2を前提としています」とか「iOS4でも使える!」とか...

そして私がインストールしたバージョンはSDK4.0.1。

このあたりが問題なのかどうかは定かではありませんが、どうも怪しい。

解説書と使用SDKのバージョン違いがネックになるであろうことはうすうす懸念していたんですけど、古いバージョン対応の解説書でもwebcomic制作の参考になりそうな情報が載っている本を買ってしまったので。それに書店に行ったときにはまだSDK4対応は見当たらなかったし。

『こうなったらSDKのバージョンダウンするか!?』...でもそれはしたくないし。

というわけで、その後また書店に行ってSDK4対応と謳っている解説書を見つけました。そしてもう一度その本に書かれているとおりに画像を1つ表示するところからやり直したところ、やっとアニメーションしてくれました。

音楽のほうは、AVAudioPlayerクラスを使ってMP3サウンドを問題なくループ再生できました。

今回はすんなり行きませんでしたが、なにはともあれ先にすすめそうです。(∩^^。{ホッ。






【時空マジシャン】星の女神

2010-09-08 11:30:51 | Weblog

【時空マジシャン】オープニングムービーのcut10を制作中です。

先月cut10の1をアップロードしたので、その続きを作っています。ただいま上の画像のようなシーンを制作中。

壺を両手に持っている女性は、タロットカード【LE TOILLE(星)】の聖なる女神です。そしてその向こうにぽつんとたたずむ占い師。彼女の頭上には七つの小さな星とその中心にひときわ大きな星がわざとらしく輝いています。

先月アップしたムービーでは、川に沿ってとぼとぼと歩いていた占い師。ふと気づくと目の前には両手に壺を持った自分と同じような年頃の女性が...というシーンですね。

その女神のような女性が両手に持っている壺からは、水がじゃばじゃばと勢い良く流れ出ます。そしてその水はなぜかいつまでも尽き果てることはありません。無尽蔵のごとくいつまでもあふれ続けています。

長い間暗中模索の日々が続き、気力も枯れ果てようとしていた占い師は、心の奥に何か芽生えるものを感じます。まるで壺からあふれ続ける豊かな水が、彼女の枯れかけた心の土壌に注ぎ込まれたかのように。

上の画像では、壺から水は出てませんが、本番のムービーでは水が流れ出るアニメにする予定です。

『う~む、またしても水の表現か...』

まずcut9と同じくActionScriptで水面を揺らめかせて、その上のレイヤーで星をまたたかせる。さらにその上のレイヤーで女神がダバダバと壺から水を注いでいるアニメを重ねる、という感じでしょうか。

ざっと頭の中で手順を考えてみましたが、はたしてうまくいくのだろうか!?実際に取り掛かると『やっぱりそう簡単にはいかなかった...』というのがいつものパターンなので。

ところで星のカードは、マルセイユ版にしろウェイト版にしろ裸の女性が壺を持っています。上の画像でも最初は素っ裸で描いてみました。

ところがどうも雰囲気が違うんですよね。3DCGで描いているのでリアルすぎるせいか聖なる雰囲気が漂いません。

というわけでDAZ3Dで低価格で購入した衣装をつけてみたところ、『おっ、いい感じ!』だったのでこちらを採用。

聖なる女神とまではいきませんが、カードに宿る聖なるものに仕える女くらいの雰囲気は出ました。

見習い女神といったところでしょうか(^^☆)。






【時空マジシャン】p21~23音声付加

2010-09-01 09:30:59 | Weblog
本編はこちら⇒ 【時空マジシャン】Chapter.2 本編21~23ページ

音声無しバージョンのままだった【時空マジシャン】Chapter.2の本編21~23ページに音声を入れました。さあこれでChapter.2は、現在制作中のオープニングムービーが出来上がれば完成。

それにしても音声だけアフレコで入れるにしても、あまりにもずるずると長引かせてしまいました。

音声は100パーセント声優さんにお願いすれば良かったんですけど、ネコのくろ太や鷲達の声を自分でやったことがこの遅れの原因です。自分の担当と決めた以上は、声優さん達の音声が揃った時点で自分が担当する声の収録も終えるべきでした。

動物達の声はちょっと変声(へんごえ)にしたくて、押しつぶしたような搾り出した声で録音したものにフィルターをかけてみようというアイディアもあったし、くろ太以外にはどの動物にどのような声で話させるかなどの詳細が未定だったので、他の人には頼まずに自分でやってしまおうと思ったわけです。

結果的にはクオリティーはいまいち。くろ太と鷲爺の声は自分のイメージに近いものが出来たと思うんですが。

さて前にも書きましたが、音声を入れるために以前のFlashファイル(.flaファイル)を久々に開くと、その当時の試行錯誤の苦労の痕がにじみでてきます。

あたかも鉛筆の下描きを何度も消しゴムで消した跡のように、コメント文やらボツにしたスクリプトが残ったままのきたないソースです。

仕事で納品するファイルであれば、後々別の人が見て修正したり再利用しやすいようにきれいにするのですが、このファイルは自分しか見ないと思ってるんでしょうね、えらくきたないです(^^;)。

『それにしてもあの頃はパワーがあったなぁ...』

パワーがあったなぁ...って今はないんかい!

たしかに今はあれだけ試行錯誤するパワーがないというか落ちている気がします。創作意欲はあるんですけどね。創作意欲は当時に勝るとも劣らないくらいあるけど、気力体力がちょっと...だるおもで。

この暑さのせい!?そうか...この連日の猛暑のせいですよね。そりゃそうだ、連日連夜酷暑つづきだもん、誰だってだるおもになるよ。そうでしたε- (´ー`*) フッ。

さあ気を取り直して早くOPムービーを完成させよう!そしてChapter.3に取り掛かろうー○(^───^〃)o!