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動画・音声・インタラクティブ性などで織り成す新スタイルのマンガ制作日記

アウトロメディアはボツ(iBooks Author制作日記40)

2013-08-20 18:27:00 | iPad版制作日記

電子コミック【ナナのかぼちゃパン】が完成するまでには以下の作業が残っています。

 ・本編2ページと本編前半の修正

 ・音声とサウンドの挿入

 ・イントロメディアの作成

 ・レシピの作成

ここに来て夏バテのせいか、ぐっと制作がスローダウン。

ちょこっと画像を描いて、『本日はこれにて終了』という感じです。

音声のほうは、ナナとお客のお姉さんの音声ファイルは準備オーケーなんですが、雄作の声がまだなので全部揃ってから取りかかる予定。

イントロメディアは、ラフスケッチをしているところ。上の画像がそれです。

7月27日のブログで詳しく書きましたけど、イントロメディアは本編に誘う演出ページのことで、テキストや動画、静止画などのコンテンツを組み合わせて作り、読者のワクワク感を盛り上げようというわけです。

この作品は短編なので、山場のシーンを抜粋して取り上げるというよりも、ナナが読者に語りかけるようにしながら本編に誘導するスタイルにしようと思います。

ナナが、「え!?、信じらんないって?」「本当だよ!」「マンガ読めばわかるよ!」みたいな感じですね。

今思いついたんですけど、エンディングメディアっていうのもおもしろいかも。アウトロメディアかな?


ついに【ナナのかぼちゃパン】が完成して灰のように燃え尽きた作者
              ↓
ナナがシュタっと現れて「ナナの続編よろしくね!」と作者をせかす
              ↓
ナナの声が聞こえないふりをして灰をパタパタと落とす作者
              ↓
『そうだ!駅前の居酒屋のサービス券があったっけ。今夜はパーッと飲むか!』とナナを無視して出かける作者
              ↓
ナナが何か気の利いたことを言って、最後を〆る


という感じでどうでしょうか?

でもボツ。こうやって継ぎ足していったら「永遠に制作中」になってしまうので。

レシピは、テキストと静止画と音声の予定です。レシピを読み上げる音声のじゃまをしないクッキング向きループサウンドは、現在さがしているところ。

レシピ付きのマンガはめずらしくないですけどね、クッキングパパとか。

デジタルならではといろいろ盛り込んでも、レシピの場合はうるさくなるだけなので音声サウンドくらいで止めます。

夏バテを解消するために、ここのところクエン酸を含むかんきつ類や豚肉・レバーなどを意識的に食べているので、ちょっと元気が出てきたようです。

さあて、ラフスケッチも済んだことだし、本格的にイントロメディアに取りかかろうかな。





最近のSEO(iBooks Author制作日記39)

2013-08-06 19:03:58 | iPad版制作日記

iBooks Authorで作る電子コミック【ナナのかぼちゃパン】の制作日記もついに39回目!

いつも「○×△(iBooks Author制作日記+番号)」という記事タイトルをつけています。「iBooks Author制作日記+番号」では味気ないし、後で記事タイトルだけ見ても何を書いたか分からないので、頭に○×△をつけているわけです。

昨日(8/5)の日経新聞に、「グーグルのルール改訂 余波」というグーグルの検索順位付けの仕組みに関する記事が載っていました。

それによるとグーグルの検索エンジンのプログラムが、Webサイトを評価するための分析に使う要素は200以上あり、その中でも重要な要素として以下の3つがあげられていました。


 ・適切で簡潔なタイトルがつけられていて、読みやすいこと

 ・独自のコンテンツであり、内容が新しいこと

 ・他の重要なWebサイトからリンクが張られていること(人気サイトとしてリンクが張られていること)


「適切で簡潔なタイトルがつけられている」という要素からすると、自分が最近ずっとつけているタイトル、つまり「○×△(iBooks Author制作日記+番号)」というのは、あまりよくないような気がします...。

「括弧の中にiBooks Authorというキーワードを入れて検索されようとしているな」と検索エンジンに判断されるんじゃないかと。まぁ多少検索順位が下がってもいいけど。

ちなみに、検索順位アップだけを目的としたような対策を施したWebサイトは、排除されたり検索順位が下げられるようです。例えば、無意味なリンクや隠しリンクが大量に張られていたり、文章の中にキーワードを紛れ込ませたりといった、過去に順位引き上げを狙って作った仕掛けは現在では逆効果になっているわけですね。

自分も以前はSEO(検索エンジン最適化)の本を買ってきてちょっと研究したりしましたけど、最近はどうでもよくなっちゃって(^ω^;)ゞ。

SEO対策を試してみて、それなりに良い結果が出たりしたときもあったんですけどね。でもSEO対策の努力も結果もあまり長続きしませんでした。

人気のあるブログ読んで研究したり、自分がある記事のタイトルを見て読みたいと思ったら、そのときの心の動きを解析して自分の記事のタイトルに反映させたり、といった意識を持っていた時期もありました。でもいつのまにかそれもフェイドアウト。

なにしろ、デジタルならではの要素を使っていかに電子コミックを描くかとか、3DCGのレンダリング画像にいかにマンガ的な血を通わせるか、というような内容を微に入り細に入り書いているので、サーチエンジンで無理に誘導しても普通のマンガを期待した人にとっては「なにこれ?」ってもんでしょ。

数年前の自分の記事を読み返してみると、本当にどうでもいいようなことを細かく書いてるんですよ、これが(=。=)ウウ...。

でもね、最終的に自分の持ち味を生かした作品や手法にたどり着ければ、それに至るまでの軌跡としていいんじゃないかと。一応試行錯誤の道のりを素直に書いているつもりなので。

たどり着ければですけど。

さて上の画像ですが、「アイデンティティの目覚め(iBooks Author制作日記33)」の画像の雄作が変な顔だったので修正しました。頭に巻いているバンダナが上にずれていたのと微妙な顔つきを直して、爽やかさアップ!

だいぶマンガ的な血が通ってきた...かな?