この間のブログでは、占い師のバージョンアップの途中経過画像をお見せしました。あのときは髪も眉もないツルピカ状態でしたが、マッピングデータを貼り付けたり服を着せたりしてやっと完成!上の画像です。
前回の画像はメタセコイアのレンダラーで、今回のはPoserのものです。
占い師はすずめやアヤと違い現代人なので、メークをしてるっぽい顔に仕上げてみました。すずめとアヤはノーメークです。
それにしても占い師らしからぬ表情とポーズですよね。占い師なので普段はそんなにニコニコしてるわけではありません。でもときどき垣間見せる笑顔はキュートにしたいと思いまして。
NHKのBS20周年特集で「BS20才、ドき・ドき!!」というCMがあります。『ビイエスハタチィ~♪ドキドキキ!』というあれですね。
あのCMに登場しているアイドル達は五人五色という感じで、持ち味はそれぞれですがみなさん良い表情してます。占い師の表情を作りながら参考にさせてもらいました。
私が3DCGで描くキャラもあのアイドル達のように活き活きとした表情が出せるようになりたいものです。
ペンなどで描かれた線画の漫画はとても表情が豊かです。なぜでしょうか?3DCGの場合は、目や口はもちろんのこと額や頬にいたるまですべての部分に1ピクセルにつき1つの色が置かれており、そういった意味では非常に情報量が豊かなはずです。なのになぜ?
たぶんペン画の場合は、目や眉、口など表情を一番表現しやすい部分を集中的に描くからでしょうね。額や頬などにはちょんちょんとタッチをつけたり、タラっと汗を描くだけに留められています。鼻も点だけの顔が多いですね。劇画の場合は鼻の穴までしっかりと描かれていますが。
3DCGはすべての箇所がまんべんなく描かれている分、立体感や質感などのリアリティの情報と表情の情報が同居しているわけで、線画のように表情に特化しにくいのだと思われます。
では3DCGで表情の表現は難しいのでしょうか?
表情、質感、リアリティと欲張っている分、分散し勝ちなのは確かですが、人間も3Dですよね。われわれ人間も3次元の存在ですが、質感も溢れんばかりの表情もしっかり同居しながら表現してます。
だから可能です!!Y(o^Д^o)Yイエイ
さて、次はオープニング・ムービーの画コンテです。