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志太泉オフィシャルブログ

静岡県藤枝市の地酒の蔵元。志太泉酒造のブログ。違う角度から見た日本酒の現在とは

バニラすき

2010-11-09 18:50:54 | 地酒
よく考えると(考えなくても)子供の時は、チョコレート味やストロベリー味のアイスクリームが好きだった。バニラ味のアイススクリームというのは、がっかりであった。

今は、バニラ味が好きだ。

これは自分の日本酒の嗜好ととても関係があると思う。
それだけ。

静岡県清酒鑑評会のルールと詳細

2010-03-18 18:28:15 | 地酒
・静岡県内の蔵元は吟醸酒部門、純米酒部門にそれぞれ2点まで出品できる。
・出品できるのはH21BYに製造した酒。簡単にいうと新酒。
・吟醸酒、純米酒とは清酒の製法品質表示基準等で定められた区分。
・吟醸酒には、吟醸酒と大吟醸酒が含まれる。
・純米酒には、純米酒、純米吟醸酒、純米大吟醸酒が含まれる。
(概ね各蔵元も大吟醸酒、純米大吟醸酒を出品する)
・原酒であること。
・出品は1点でも良いし、片方の部門のみでもよい。
・精米歩合、アルコール度、酸度、使用酵母、生火入等の制限はなし。
・香りの審査においては、酢酸イソアミル>カプロン酸エチルの酒が高い評価をされる。

・それでもって今年は、吟醸酒部門は22の蔵元から42点の酒が出品された。
・また、純米酒部門は22の蔵元から42点の酒が出品された。
・ちなみに数が同じなのは偶然だった。

・審判は、蔵元代表、杜氏代表、東京農業大学教授、酒類評論家、名古屋国税局鑑定官室より、静岡県工業技術支援センターより、静岡県酒類卸代表、静岡県酒販店代表等である。
・3点法で採点(1点2点3点の3種類 1.5点とか1.8点とかはダメ)
・1点の方がよく3点の方がわるい。だから合計点が少ない方が良い。
・吟醸酒は、アンバーグラスという酒の色がわからないグラスで審査される。
・純米酒は、ききちょこで審査される。
・当たり前だが、審判はどの蔵元の酒かわからない。
・お酒を並べる順番は、全出品酒審査票を空中にまきちらして拾い集めることを繰り返して行うので全くランダム。

・今年の場合、吟醸酒部門は26点、純米は29点が第一次審査を通過。
・一つの蔵で成績がよければ2点とも通過することはありうる。

・同様に二次審査でも、出品酒はランダムに並べられる。
・やはり一つの蔵で成績がよければ2点とも通過することはありうる。
・今年の場合、吟醸酒部門は7点、純米は6点が第二次審査を通過。

・三次審査が決勝戦だが、同点の場合は決審とよばれる延長戦がありえる。
・今年は、純米部門は決審あり。
・下記の県知事賞は1位のこと。

http://www.shizuoka-sake.jp/prize/h22_report.html

藤枝の地酒を山の手料理で味わう大人の食ナビ

2010-03-17 16:54:46 | 地酒
3月6日7日の「藤枝の地酒を山の手料理で味わう大人の食ナビ」の報告です。
志太泉酒造には、7日に参加者有志が見学されました。
詳しくはこちらに、とても美味しそうなイベントです。
http://msn.eshizuoka.jp/e535028.html

酒問題

2009-02-24 22:24:15 | 地酒

中川財務省の辞任問題が、海外のメディアでは「サケ・プロブレム」と紹介されているようです。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090217/plc0902172025016-n1.htm
飲んだのがワインらしいのでそれは「ワイン・プロブレム」というべきじゃないかとつい突っ込みたくなります。

それはさておき私も酒で、失敗した事は何度かあります。

それぞれが非常に恥ずかしい事ですが、その中のひとつは10年と少し前の事です。

その10年と少し前は、今よりもずっと新潟の酒というのが、地酒の中で圧倒的なメジャーな存在であり、静岡の酒は今よりもマイナーな存在でした。

私は新潟市で友人の結婚式に出席しました。
結婚披露宴では、不慣れな友人のスピーチというのをやらされました。
まったくもって自己評価でも不出来なスピーチでした。

その後、新潟市某所のおすし屋さんのようなところでの二次会に行きました。スピーチの不出来ということもありふだんより飲めないお酒を飲みました。飲みすぎた事で壊れてしまったのです。

そこで、なにかの拍子に日本酒の話になった時、私は突然壊れたスピーカーのように、静岡のお酒と新潟のお酒を比較して、静岡のお酒が優れていて、静岡酵母は素晴らしいんだという事を延々と薀蓄をしゃべり続けるのが止まらなくなってしまいました。まさに空気が読めない言動でした。

今、思い出しても、自分のしゃべりに身の毛がよだちます。
お酒を評価する事も、様々の物の見方によって当然評価は変わってきます。
当時は、まだ評価の多面性に対する意識も低かった。
言動そのものは市場で強かった新潟の酒に対するコンプレックスの裏がえしでもあったでしょう。

その後もお酒の失敗はありましたが、これだけは二度とくりかえしてはいません。


蔵出し濁り酒 純米生原酒 2009

2009-02-10 09:22:13 | 地酒
今年も非常に活性に強い純米の濁り酒を発売します。

発泡力はシャンパン以上です。
普通に開栓すると確実に吹きこぼれます。
昨年はお酒が吹きこぼれるというお叱りを多数頂きました。
今年は「警告 Danger」という首掛けをして注意を喚起しました。
首掛けには「開栓に自信のある方のみご購入ください」とございます。
文面どおり開栓に自信がある方。
こぼれてもいいよという優しい気持ちの方。
危険を愛好する方。

ぜひともご購入ください。

実際の開封方法ですが
720MLの純米濁り酒はキャップを少しずつ緩め
液面が上がったら閉める操作を繰り返してください。
こちらは根気があれば、それほど恐れる事はありません。

1.8Lは、本気で恐れてください。
目打ち等で王冠の上部に小さな穴を開け
目打ちを少しずつ緩めます。
そうすると、ガスが上がってきますので
少しずつガス抜きをしてください。

どちらも、多少は間違いなくこぼれますので
浴室で開栓するか、たらい等を用意してその中で開けてください。
決して振ってはいけません。

肝心の味ですが
クリーミーで濃厚な米の味わいに、絶妙に炭酸が絡まります。
このしゅわしゅわ感はなかなか他の酒では味わえません。

開栓に自信がある方。
こぼれてもいいよという優しい気持ちの方。
危険を愛好する方。
それに加えて、美味しい濁り酒を飲みたい方。

ぜひともご購入ください。

純米吟醸 焼津酒米研究会山田錦 H20BY

2009-01-23 23:22:41 | 地酒
純米吟醸 焼津酒米研究会山田錦 H20BY発売開始しました。

香りは穏やかな柑橘系の香りと軽いこうじの香りがあります。
味わいは、新酒ということもあり、志太泉にはめずらしく、やわらかというより力強い味わいです。米の味わいが拡がり、酸にも存在感があります。

お燗は、あえて温度をかなり高めにしたほうが美味しく飲めます。
これからどのようにやわらかくなるか楽しみな酒です。

むるぶ

2008-12-25 11:43:10 | 地酒
藤枝市、岡部町限定の話題でございます。

藤枝市、岡部町の本日の朝刊紙に折り込まれております
「月刊むるぶ」に杉錦、喜久酔、初亀、志太泉の新藤枝市四蔵の記事
が掲載されております。
蔵の話題以外にも
○藤枝のフランス料理。
○家康と藤枝
○静岡産業大学学長インタビュー
○神神社と三輪鳥居
○藤枝商工会議所青年部
等の記事がございます。ぜひともご覧ください。

するが茶どころ酒どころ、東海一の藤枝岡部

2008-12-06 23:50:18 | 地酒
12月6日「静岡新聞」朝刊より 合併後のキャッチフレーズ決まる
 藤枝市は五日、来年一月一日の岡部町との合併後、両市町の特産物のお茶と地酒をPRするキャッチフレーズを決めた。「するが茶どころ酒どころ、東海一の藤枝岡部」-。五日の市議会定例会で北村正平市長が、一般質問でこのフレーズを提案した植田裕明氏に対し、「このまま使わせていただく」と採用する方針を明らかにし、”即決”した。
 植田氏によると、一般質問締め切りの前日に思いついたという、藤枝はペットボトル茶「藤枝かおり」を売り出し、岡部は国内の三大玉露産地に一つとして知られる。また両市で四つの酒蔵があり、酒造も盛ん。「一言で新市の特徴が分かるフレーズ」(植田氏)で語呂も良いので提案することにした。市長は「日本一を目指し、お茶とお酒をコンセプトにした地域づくりに取り組みたい」と答弁、議場は拍手に包まれた。
 本当ありがたいニュースです。フレーズに恥じない酒造りをしなければなりません。

日本酒

2008-11-20 23:37:33 | 地酒

日本酒は「にほんしゅ」それとも「にっぽんしゅ」
おそらく大多数「にほんしゅ」と読むと思います。

なぜ「にほんしゅ」と読むのかかなり考えましたがわかりません。

あえていえば「にっぽんしゅ」は語呂が悪い。

日本茶「にほんちゃ」
日本文学「にほんぶんがく」等
日本+名詞で「日本」がその名詞の中の種類を限定するもので
淡々と並立した区分を示す場合は
「にほん」と読む場合が多いような感じがします。

日本一  日本記録  日本犬  日本語  日本三景  日本製  日本時間  日本男子  日本刀  日本晴れ  全日本 
この辺りは両方の読める読めるようです。
日本一「にほんいち」と「にっぽんいち」だと「にっぽんいち」の方が気合が入ってる感じがします。

ご参考に↓
http://hiramatu-hifuka.com/onyak/nippon.html


一個人 浜松 貴田乃瀬

2008-10-02 19:58:41 | 地酒

KKベストセラーズ社の刊行する「一個人」11月号の「全国有名居酒屋の名物酒肴を自宅で愉しむと」いう特集の中で浜松の名居酒屋「貴田乃瀬」様の「あぶりしめ鯖」によく合う酒として「志太泉 特別本醸造原酒」がご紹介されました。酒と食と組み合わせ提案という意味ではまさしくピンポイントのご紹介です。

もう少し範囲を広げると小肌、真鯖、サヨリの酢締めに対する志太泉特別本醸造原酒と特別本醸造の対応はなかなか他の酒での代用が出来ないレベルです。またそれに次いで秋刀魚、真鰯ともなかなか相性は良いです。ぜひお試しください。

http://www.kk-bestsellers.com/magazine/ikkojin/


週刊大衆9.29日号

2008-09-14 10:11:16 | 地酒
週刊大衆9.29日号の秋の旨酒ひやおろし
全国厳選ベスト10のという特集にご掲載いただきました。
掲載蔵は(掲載順に敬称略で)
まんさくの花
長珍
奈良萬
志太泉
南部美人
豊の秋
天青
不老泉
石鎚
亀甲花菱

志太泉が各種のメディアで取り上げていただく事は大変ありがたい事です。
今年は、静岡新聞、CREA、週刊大衆等にご掲載頂きました。
それぞれが全く方向性の異なるメディアです。
この多様性こそが、志太泉の大きな特徴だと思っています。

スィーツのまち 藤枝

2008-09-11 08:24:31 | 地酒

藤枝青年会議所の地域ブランド研究委員会のみなさんが
「スィーツのまち 藤枝」という小冊子を作成され
酒ケーキの素材として志太泉もご紹介頂きました。

地域ブランドとしてスィーツを取り上げるとは
青年会議所もやわらかい発想を受容する組織に
変って来たんだなと思いました。

藤枝市観光協会でも配布しておりますが、
下記のURLのデジタルブックでも閲覧可能です。
http://www.fujieda-jc.or.jp/2008/sweets.html
(志太泉は14.15ページです。)