昨日の書き込みでＪＲ高速バスの車両火災の件に触れましたが 今日は一転 電車が燃えるという事故が発生しました。
小田急線で沿線火災が発生・・・・、消火作業中に列車が進入してきて非常停止したら 今度は貰い火で車両の屋根部分に引火・・・・ という事態。 ニュース映像を観ていましたが 引火した車両が走り出したところを観て驚いたのと同時に 平成の桜木町事件になるのか・・・？と危惧してしまった次第。 幸いにも乗務員の誘導で無事に乗客は避難出来たとの事でした。
現時点で判明している経緯を整理してみると こんな感じになるようです・・・・。
・沿線家屋で火災が発生～ 消防、警察が出動・・・・、消火活動のため 警察官が踏切にあった防護スイッチを操作・・・・～ D-ATS-Pが作動して列車が非常停止。 ちょうど停止した場所が火災現場に隣接しており 車両の屋上に貰い火として引火・・・・・といった流れに・・・・。
幸いにも大事故に至らなくて良かったけれど保安上のシステムとしての欠陥が露呈したようです。 当該列車は日曜日の普通電車という事もあってか 比較的空いていたようですが、乗客を車外に退避させるまでに20分程度要したという情報もありました。 これが平日の混雑時の出来事だったら大事に至っていたかもしれません。
この件は明日以降、様々な事実が判明してくるものと思われますが 列車防護スイッチの取り扱いで列車が全く動けなってしまうのは やはり問題視されるべきでしょう。