むさでん業務日誌帳(改)

むら@車掌の徒然模型日記・・・・(ちょっとだけ愚痴もあるよ!)

綺麗過ぎるよね・・・・(笑)。

2015-12-16 22:49:26 | 工場長の独り言
水曜日・・・・

東京地方は相変わらずの暖かな日が続いています・・・・

師走も中旬、もうすぐ冬至というこの時期に 日中の気温が15℃にもなろうとは・・・・

温暖化の影響なのかエルニーニョ現象のせいなのか・・・ よく判らないけれど 今年の冬の入り口が「異常」であることは 疑う余地がありません。 ネットニュースによると 今月初旬 札幌に降った40センチもの雪が あまりの暖かさのせいで消えてしまったんだとか・・・。 一方、関東近県では ここにきて葉物野菜の値段下落が止まらないらしく 農家さんも出荷調整やらで大変なんだとか・・・。 振り返れば 夏から秋にかけての台風被害で 一時的に野菜の値段が急騰したものの その後は適度な降雨と暖かな気温のせいで 野菜が順調に生育されている事が理由らしいです。う~ん、これからの年末年始にかけて 家庭のお財布には やさしい反面、農家さんたちは複雑な気持ちでしょう・・・。  天気予報によると この暖かさも本日までの様子・・・、今夜半から再び寒気がやって来て この時期らしい気温になるとの事で 体調管理にも気を付けなければなりますまい・・・・・。

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さて・・・

昨日に続いてNGIさんのところのHPを拝見していたら KATOの新製品レポートとして 各種の画像が掲載されていました。 個人的に注目したのは 久しぶりの旧型電機となるEF13・・・・。 試作品画像を拝見しましたが いつもながらの精悍な仕上がりに満足! 当鉄道にも早く入線させたいところです。 

ところで このEF13・・・ かすかな記憶を辿っていくと 自分の憶えている姿とはだいぶ違うような気がしたのです。 それは 模型では綺麗に仕上がっている車体部分ではありますが 実車の車体は 正直 かなり凸凹があったという記憶・・・。 せめて模型だけでもって事では無いのだろうけど 今回のKATOのEF13は この辺りに「似ている」「似ていない」と意見が分かれそうな気もします・・・。 以前、スケールは違うけど 1/80 HOゲージで 「造形村」ブランドの凸型仕様のEF13が発売された時、 インジェクション成形の車体であるにもかかわらず 敢えて 車体の凸凹具合が表現されているのを観て 「うぉ~っ、これこれっ!」と歓喜の声を挙げたほど・・・・。 自分の場合、新鶴見や八王子界隈に居た末期のEF13しか知らないので 余計にそう感じたものでした・・・。「造形村」の製品のほうは 車体載せ替え前の凸型車体のモデルでしたが 1/150スケールにおいても この辺の再現が欲しかったりりしてしまうのは さすがに高望みなのでしょうね・・・(笑)。

ともあれ 現役時代のEF13・・・引退後は全機解体の運命を辿っただけに 今改めて実機を観察する事は出来ませんが あの「やつれた」車体こそ戦後の日本を牽引した影の功労者といったところでしょうか? 戦後の電気機関車といえば旅客用の花形だったゴハチことEF58と その兄弟機となる貨物用のEF15が一大勢力ではありましたが 戦時中をルーツとするEF13も これまたなかなか渋いカマでした・・・。

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と・・・KATOの旧型電気もようやく充実してきたところですが 残すところは戦前型の貨物用EF12の製品化を待ちたいところです。 旅客用のEF57と並んで戦前の最優秀機と称されるEF12・・・、我々世代には晩年の高崎第二機関区時代の印象が大きく、特に両毛線や吾妻線での小貨物運用等、いかにも模型的で良い感じなんだけど・・・。
115系 初期型湘南色等と絡めてみても面白いと思うけど、まあKATOさんの事ですから その辺の戦略はちゃんとやってくれるでしょう・・・・ 勝手に?楽しみにしています・・・(笑)。