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むさでん業務日誌帳(改)

むら@車掌の徒然模型日記・・・・(ちょっとだけ愚痴もあるよ!)

インビンシブル 公式試験航海・・・・・

2010-09-19 20:59:00 | 1/700 Scale 艦船模型

公私共々一段落したところで 先日完成したインビンシブルの完成写真を撮っておきました。 42型駆逐艦も一緒に収めれば良かったのですが 持ち出すには厄介な場所に置いてあったのでインビンシブル単艦での航海です・・・・・。

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製作には難儀しましたが まあ、何とか纏まってくれました・・・

カラス口で引いた甲板上の白線ラインもまずまず見られるでしょうか?

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本艦の特徴であるスキージャンプ式発艦甲板・・・・パテ盛り&整形で何とか形になりましたが、正直 少々歪んでしまいました・・・・まあ、仕方のない事・・・技量の無さが露呈しています・・・・まだまだ修行が足りませんね・・・・。

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それでも 英国艦船らしい軍艦だけど優雅?な艦影は感じられるでしょうか?

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反対側からも1枚・・・・

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最後に艦尾部分の艦載機をアップで・・・・・

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ドラゴンモデルのこのキット・・・・

本当は真鍮エッチング製のレーダーアンテナや手摺パーツが付属しておりましたが 他艦とのバランスを考慮して取り付けておりません・・・・。 そのうち気が向いたら追加&交換してやろうとも思いますが 正直、このままでも良いような・・・・・。

何はともあれ これでまた仕掛品が一件落着・・・・。

新たな艦の建造は既に始まっているのですが・・・・

それはまたの機会ということで・・・・・。

  


業を煮やして・・・・・。

2010-09-14 23:56:00 | 1/700 Scale 艦船模型

火曜日・・・・

昨夜同様、今夜もザ~ッと雨が降りました。遠くで雷鳴も響いていたし ようやく季節の変わり目を実感できる・・・そんな夜になりました。 さて、昨日は久しぶりに吐きだめのカキコとなりましたが そうは言ってもいられない・・・。 浮世の憂さは模型で晴らす! と言わんばかりに今夜も夜間操業に励みました・・・それも ちょっと強引な作業・・・。

英国のS/VTOL 軽空母 インビンシブルですが 残すところは飛行甲板上の塗装を残すのみとなり、塗装さえ済ませてしまえば 既に組立済の艦橋部分等の小物部品を取り付けるだけで完成します。 このネックとなっている甲板塗装・・・、思い付きで 今夜やってしまいました! 当然、エアブラシによる吹付けですが まあ、塗装面積も小さいし、甲板上ということもあって 塗りムラもさほど気にならないし、塗装色も艶消しの甲板色だから 問題無いだろう・・・。  室内に塗装ブースがある訳でもないので いつもの工作台上で プシュ~ッっと吹いてやりました。 船体側へのマスキングには少々手をやきましたが それでも普段通りに仕上がったのは良かった・・・・。

塗料の乾燥を待ってから もう一つの難題を片付けることに・・・・。

甲板上に航空機誘導用の白線ラインを入れる作業・・・これは本当に難題です。 最初は極細ライン状に切り出したマスキングテープを使って ラインを塗り分ける事を考えていました。 工程は簡単になる反面、極細テープを真っ直ぐに貼り込む自信が無い・・・。むしろ歪んだ状態で貼付したら 当然塗り分け線も歪む訳で・・・・。 航空母艦にとっては甲板上への色指しは まさにメイクアップポイントですから どうしたものか・・・結構悩みました。

結果・・・、この作業は昔からの方法でやる事に・・・・。

カラス口を取り出して ラインを一本毎に手で引く・・・という方法をとりました。 カラス口での作業は久しぶり・・・でも一度 この使い方を憶えてしまうと 模型製作においては非常に強みになる技術・・・、中々侮れません。 自分は専門学校時代に 機械製図や文字のレタリング、さらには建築パース、グラフィックデザイン等の科目でカラス口の使い方を叩き込まれましたから 馴染みもあるし、お気に入りの一本も持っています。 

※ 当時はパソコンなんてものは無かったから、全て手書きでやったものです・・・。今でも 簡単な看板書きぐらいなら 出来るでしょう。 もっともパソコンを使えば そんな技術も不要なのかもしれないけれど・・・。

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時計は22時を廻っていましたが・・・・

意を決して カラス口を握りました・・・・

工場長が語るカラス口のポイントは・・・ズバリ 塗料濃度と 保持角度にあります。

塗料濃度が濃すぎると 先端がすぐに固まって細線を引く事が出来ません。また、濃度を薄め過ぎても 今度は口先をあてがった時、塗料が一気にドバ~ッといく場合もあるので 濃度調整は慎重にしておきます。 また、一旦口先をあてがったら 均一なスピードで移動させる事が肝心・・・そうしないと線の太さが変わってしまう場合もあります。 また、カラス口の先端は刃物のようなものですから あてがう角度を誤ると、口先が意図しない方向にとられてしまいます。 結果、思うような直線が引けない・・・ということが良くあるのです。

そんな訳で 一旦 口先を当てたら もう一気に進めるしかないのです・・・

失敗したら ハイ、それまでよ・・・・というところ。

まさに真剣勝負そのものです・・・。

久しぶりに妙な緊張感を楽しみながら? 甲板上に定規を当てて 一気にラインを引いていきます。 「うん、塗料の濃度も丁度良いし、これなら行けそう・・・・!」  工作台上で格闘する事 約20分で 一通りの白線ラインが引けました・・・。まあ、少々の失敗はあるけれど これは後のタッチアップで挽回可能なレベルで収まりました!

まだまだ技量は衰えていないな・・・! 

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船体を手に持ち、一通り眺めてみましたが まあ自己満足の合格点! これぐらいでOKでしょう。 ここまでくれば残す作業は あと僅か・・・・。 今夜は久しぶりに集中した工作が出来たようで 操業時間も一時間ほど残業?してしまいました・・・。 明日が休日だったら このまま完成に持ち込めるのに・・・・

また明日も頑張ってみますよ。


とりあえず こんな感じに・・・・・。

2010-09-07 23:04:00 | 1/700 Scale 艦船模型

昨日の書き込みに合わせて 製作途中のインビンシブルを写真に撮ってみました。 大胆なヤスリ掛けの仕事もようやく終わりが見えてきたみたい。 無論、仕上げのためには更なる擦り合わせが必要ですが 今夜のところは一休み・・・・ヤスリを置いて カメラを通して眺める事にします・・・・・。

前置きはともかく 今日現在のインビンシブル・・・・・

机上に特設のドッグはでは これ以上大きな船は作れないでしょう! 

まあ、片付ければ良いだけの話ではありますが・・・。

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前にも書いたとおり 船体の加工は既に半年以上前から手を付けていたもの。フルハル(艦底部)一体だった船体を糸鋸で切断し、喫水線(ウォーターライン)仕様としたのが良く判るでしょ? ちなみに この工法は あらかじめ左右に分かれた船体パーツを一旦 組み立てた後、切断したいラインに沿って マスキングテープを貼付し、テープをガイドに一気に糸鋸の刃を入れる!という少々強引な方法でした・・・、なんせ 喫水線ということで真っ直ぐに切断出来なければ意味が無い! ましてや結構高価なキットだったんだぞ!(時価 約¥3,000-也)という ちょっとした緊張感を感じながら一気に糸鋸を引きましたが 結構すんなりと切れてしまいました。切断面は機械加工で仕上げたようにはいきませんが それでもヤスリ修正で修復可能な程度のもので 我ながら自分の「腕」の確かさに自画自賛してたのを思い出します。 「まずは手を動かす・・・、 いざ重い腰を上げてみれば 意外と簡単だった・・・・」という良い例です。

切断した船体は喫水線部分が直線となるよう 一旦ヤスリでゴリゴリと・・・結構大胆に削ってしまいます。 その後、船体をコピー機にかけて 艦底部に貼る底板の形状を 紙に印刷しておきます。 さらに この紙を1.2mmのプラ板上に貼付して艦底部の底板を切り出して 船体と接着・固定・・・・、 あとは底板板の接着部分にパテを塗り、再度ヤスリ掛けで隙間を埋めたり ラインを整えれば終了・・・、これで無事にウォーターラインモデルとなりました。

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それにしても このインビンシブル・・・・艦形はあまり軍用艦艇らしくありません・・・。喫水が高い上に、どことなく商船のような体形?をしているし・・・・甲板上に何も無ければ 自動車運搬船か?とも思えてしまいます。 もっとも商船的な形状はイギリス軍艦艇には良くあるもので・・・これも外国艦ならではという事でしょう・・・キットを組み立てながら そんな部分にも興味が引かれます・・・・。

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船体艤装の合間に用意した艦載機を とりあえず並べてみました。

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船体前部のスキージャンプ式発艦甲板・・・・、白く見えている部分がパテ埋め&整形部分です。 この部分も結構時間を取られた部分で 難儀な工作でしたが こうして見れば まあ、こんなものでしょう・・・。

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搭載予定のヘリコプターをアップにて・・・・

これは アグスタウェストランド EH101 対潜ヘリコプター・・・・

英国では マーリン HM.1という名称で呼ばれています。

テールローター部分には未だ色が入って無かったみたい。

ちなみに我が国 海上自衛隊でも新規導入が始まっているものです・・・

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こちらは艦尾部分・・・・

ここも 喫水線付近のヤスリ掛け修正中のところです・・・・

パテで目止めをした後、さらに瞬間接着剤を盛って 継目を消してしまいます。

この部分の修正にはまだまだ時間が掛りそうです・・・・・。

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最後に・・・・インビンシブル演出用の艦載機を ちょっとだけ・・・・

先のEH-101 のほか、シーキング対潜ヘリ、さらにはフォークランドで名を馳せた シーハリアー等も用意してみました。

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こうしてみると 完成も近い!って気持ちになれるから不思議です。

まだまだ 遠い道のりではありますが 何とか頑張ってみよう~っと! 


だいぶ形になってきた・・・・・

2010-09-06 22:48:00 | 1/700 Scale 艦船模型

月曜日・・・・また新しい1週間が始まりました。

9月も すでに第二週に突入・・・連日の残暑もあってか あまり実感はありません。

さて、今週も平日の夜間操業に精を出す事にしました・・・・

お題?はもちろん 英国海軍 軽空母 インビンシブルです・・・

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意外なまでに時間を割かれたヤスリ掛け作業の甲斐もあり インビンシブルの船体もだいぶ形になって来ました。今夜からはヤスリ掛けは一時中断して 艦橋部分のパーツ組立に入ります・・・。 船体とは裏腹に 艦橋部分のパーツ構成は結構まとも・・・・特に修正を要す事無く 無事に組み上がりました。 艦橋、マック(煙突)、それにマスト部分・・・と、後日の塗装工程を考えながら 組み立ててみましたが 本当にストレスを感じる事無く 組み上がったのは立派! いくら外国製のプラモとはいえ こうでなくっちゃ!って感じです。 それでも手間を掛ければ愛情も沸いてくる?というもので・・・・組み上がった艦橋部分を船体部に載せてみれば まさに軽空母のシルエット・・・・、早くも塗装作業が楽しみになってきました。

艦橋部分の組立が早めに片付いたので 就寝前の空き時間・・・・予定通り? この艦に搭載する航空機を塗装しておきました。 ハリアー6機とシーキング2機・・・、何れも筆塗りで仕上げてしまいましたが まあ、このスケールならばOKでしょう。 後はラウンデル(国籍マーク)等を 手持ちのデカールの中から適当に探して貼ってやれば良いのです。 ちょうどピットロードの余りデカールの中に英国のマークを発見・・・・明日にでも貼ってみる事にしようっと!

今週の夜間作業も まずは順調な滑り出し・・・といった感じです。


難攻不落のインビンシブル・・・・・

2010-09-05 23:24:13 | 1/700 Scale 艦船模型

昨日・・・変な時間に寝てしまったので 今朝起きたのは 何故か午前3時半! まだまだ外は真っ暗で 朝というより夜中でした・・・。 昨日の作業を思い出しながら 船体を手にとり、パテが固まっている事を確認・・・、早朝からヤスリ掛け作業を開始しました・・・・。

今日の作業もパテ埋めとヤスリ掛けの連続でしたが それでもインビンシブルの建造は中々思うようには進みません。 まあ、これには自分の工作法にも問題があったようです。 そもそも、フルハルのこのキットを ウォーターライン化するというのが難儀の始まり。 昨日の工作で 何とかウォーターライン化した船体ですが どうやら その強引な工作法が災いしてか 少々歪みが生じているみたい。 今日から飛行甲板等、船体上部の工作に入りましたが 本艦の特徴であるスキージャンプ台のような発艦甲板等、所々に隙間が生じている・・・、仕方が無いので 再びパテ埋め&ヤスリ掛けの連続で乗り切る事にしましたが、元来 ドラゴンのこのキット・・・・素組してもパーツの嵌め合いが悪いところもあるようです・・・・。

盛って削っての繰り返し作業を続けていても パテ盛り後の乾燥時間に結構時間を取られたうえ、ヤスリ整形していくと 盛ったパテが殆ど削られてしまうような始末。 いっその事、プラスチックの母材ごと大きく削ってからパテ盛り・整形したほうが早い・・・なんて事も判ってきました。

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なんだかんだで 夕方までに何とか飛行甲板まで取り付けて、船体は大まかな形にはなりました。 細かな隙間や全体のライン等、これから さらに手を加えなければならない部分もかなりあるし、修正個所は増えるばかり・・・・久しぶりに手強いキットとなりました。 さすがに飛行甲板部分でこんなに時間を取られるとは思わなかった。 ランナーに付いたパーツを眺めている段階では すんなり組める好キット!って思っていたのに・・・・。

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そして 夜になってもヤスリ掛け等 船体との格闘は継続中・・・・

22時過ぎ・・・、今日の作業はここまで! と終わりにしました。(諦めました!)

手に取ってみると 力技で形にした船体はまずまずのプロポーションを見せてくれているので 全体的には良い感じになりました・・・。 未だ満足はしていませんが まあこんなものか? という妥協も必要か・・・? 一つ一つ 細部を詰めていけば 来週末には塗装が出来るかもしれないな・・・・?

まずは塗装作業に持ち込む事が 当面の作業目標・・・・。

暇が出来たら ハリアーやシーキング等の艦載機を作ればいいんだし! 「インビンシブル」・・・・英国名で「無敵」を意味するこの名前・・・・まさに「無敵」の手強いキットになりました。 いやはや・・・・久しぶりに難儀な工作が続きます・・・・嬉しいやら悲しいやら。