昨日の書き込みに合わせて 製作途中のインビンシブルを写真に撮ってみました。 大胆なヤスリ掛けの仕事もようやく終わりが見えてきたみたい。 無論、仕上げのためには更なる擦り合わせが必要ですが 今夜のところは一休み・・・・ヤスリを置いて カメラを通して眺める事にします・・・・・。
前置きはともかく 今日現在のインビンシブル・・・・・
机上に特設のドッグはでは これ以上大きな船は作れないでしょう!
まあ、片付ければ良いだけの話ではありますが・・・。
前にも書いたとおり 船体の加工は既に半年以上前から手を付けていたもの。フルハル(艦底部)一体だった船体を糸鋸で切断し、喫水線(ウォーターライン)仕様としたのが良く判るでしょ? ちなみに この工法は あらかじめ左右に分かれた船体パーツを一旦 組み立てた後、切断したいラインに沿って マスキングテープを貼付し、テープをガイドに一気に糸鋸の刃を入れる!という少々強引な方法でした・・・、なんせ 喫水線ということで真っ直ぐに切断出来なければ意味が無い! ましてや結構高価なキットだったんだぞ!(時価 約¥3,000-也)という ちょっとした緊張感を感じながら一気に糸鋸を引きましたが 結構すんなりと切れてしまいました。切断面は機械加工で仕上げたようにはいきませんが それでもヤスリ修正で修復可能な程度のもので 我ながら自分の「腕」の確かさに自画自賛してたのを思い出します。 「まずは手を動かす・・・、 いざ重い腰を上げてみれば 意外と簡単だった・・・・」という良い例です。
切断した船体は喫水線部分が直線となるよう 一旦ヤスリでゴリゴリと・・・結構大胆に削ってしまいます。 その後、船体をコピー機にかけて 艦底部に貼る底板の形状を 紙に印刷しておきます。 さらに この紙を1.2mmのプラ板上に貼付して艦底部の底板を切り出して 船体と接着・固定・・・・、 あとは底板板の接着部分にパテを塗り、再度ヤスリ掛けで隙間を埋めたり ラインを整えれば終了・・・、これで無事にウォーターラインモデルとなりました。
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それにしても このインビンシブル・・・・艦形はあまり軍用艦艇らしくありません・・・。喫水が高い上に、どことなく商船のような体形?をしているし・・・・甲板上に何も無ければ 自動車運搬船か?とも思えてしまいます。 もっとも商船的な形状はイギリス軍艦艇には良くあるもので・・・これも外国艦ならではという事でしょう・・・キットを組み立てながら そんな部分にも興味が引かれます・・・・。
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船体艤装の合間に用意した艦載機を とりあえず並べてみました。
船体前部のスキージャンプ式発艦甲板・・・・、白く見えている部分がパテ埋め&整形部分です。 この部分も結構時間を取られた部分で 難儀な工作でしたが こうして見れば まあ、こんなものでしょう・・・。


搭載予定のヘリコプターをアップにて・・・・
これは アグスタウェストランド EH101 対潜ヘリコプター・・・・
英国では マーリン HM.1という名称で呼ばれています。
テールローター部分には未だ色が入って無かったみたい。
ちなみに我が国 海上自衛隊でも新規導入が始まっているものです・・・
こちらは艦尾部分・・・・
ここも 喫水線付近のヤスリ掛け修正中のところです・・・・
パテで目止めをした後、さらに瞬間接着剤を盛って 継目を消してしまいます。
この部分の修正にはまだまだ時間が掛りそうです・・・・・。
最後に・・・・インビンシブル演出用の艦載機を ちょっとだけ・・・・
先のEH-101 のほか、シーキング対潜ヘリ、さらにはフォークランドで名を馳せた シーハリアー等も用意してみました。


こうしてみると 完成も近い!って気持ちになれるから不思議です。
まだまだ 遠い道のりではありますが 何とか頑張ってみよう~っと!