
だんだん焼くパンの量が増えてきて、一次発酵用と二次発酵用と二つのホイロが
必要になってきました。
かしこのパンは一次発酵は23度、二次発酵は30度にホイロの温度を設定。
誤差二度以内になるようかなり精度を上げて作ってくれているご主人力作のホイロの
おかげでかなり安定したパン作りが出来るようになってきています。
しかし昨日いちじくパンが失敗。
・原因はこねすぎてしまって生地がだれてしまったこと。
・全粒粉が多く配合されている為、発酵の進みが速く発酵過多だったこと。
ではないかと思い、今日再度挑戦。
こねているときの室温がこのところの寒さのせいで異様に低かったことも
いけなかったか、色々気をつけて作ったところなんとか大丈夫?
それでもベストな状態ではなかった。ん~いやだなぁ。
こうなるとはまっちゃって、失敗しやすくなりそう。
とにかく、手作りホイロ二台目の制作工程を詳しく紹介します!!

まずはラワン合板(12ミリ)を必要な寸法に切っていきます。
前回は値段の高いシナランバコア15ミリを使いましたが、家に残っていたのが12ミリだったので。
ミーレオーブンやオーブンレンジを上に重ねておいている一台目と違って
特に重たい物をのせるわけではないので強度的には問題なしかと。
今回は幅650×奥行き360×高さ864と、前回より小さいサイズ。

基本的にベニヤにビスは駄目。なんていわれてるそうですが、
まず接着面にボンドを塗り、ぴったり合わせたらずれないように慎重にビス止め。
これは二人でやった方がいいと思います。

最近は修正も得意になってきて、微妙なずれは鉋で削っちゃいます(笑)

正確にカット出来れば組立ては楽しいんですが、
何度やっても間違える墨付けは緊張します…

今日はここまで。
あいているところに扉を作ってつける予定です。
全面開口にしないことで、扉を開けたときの庫内の温度変化を少しでも
少なく出来るようにしています。
150ミリの高さの棚が4段取れるように作りました。
「かしこ」は発酵時にタッパーを使うので、
今使っているタッパーの大きさを考えて、無駄なく使える大きさにしました。
明日も時間が取れれば続きをやる予定です。
お楽しみに~
その2
今回は極力シンプルにをもっとうに作っています。
前回は溝を掘り網を乗せましたが、今回は角材ビス止めするだけです。
一次発酵用なので、やや小さめです。
扉はダボを使って止めようかと思いここまで作ったのですが、
もっと強度を持ちつつシンプルに作り変えようと思案中。

扉の材は1×4です。
その3
悪天候続きと本職が忙しかったのもあって、ホイロ作りがすっかり中断してました。
とりあえず毛布をかぶせて使っていますが、扉がないと気密性がないので
温度の誤差が4度以上も…これでは発酵が不安定になってしまいます。
今回の扉はダボでつなぐ前回の物よりチョットひと工夫。

相欠き接ぎ(あいかきつぎ)という接ぎ手。
ノコでひたすら8ヶ所、板の厚みを半分に欠きとって接合していきます。
直角の接合に良く使われる方法なようです。
結構時間がかかってしまったので昨日はここまでしか出来ませんでした。

ボンドを塗ってがっちりクランプで止めておきます。
完成まであと少し!
その4
雨続きでホイロの組立てが進んでいません。
家の中での作業というわけで、部品を買ってきていたサーモスタットを組み立てました。

今回のバージョンはスイッチボックスを改良。
前回は木の箱でしたが、プラスティック製モールドケース200円(写真右)を使用。
秋葉原で見つけました。
意外ですが、ホームセンターや東急ハンズなどでも見たことがなかったものです。
写真左は前回同様、秋葉原坂口電熱で購入したEGOのサーモスタット。
確か2400円。0~40度用。
下はコンセントで、あとは家にあったもので作成。

家にあるビスでは入らなかったので、ビス穴を加工して大きくしました。

モールドケースにドリルで穴をあけ、コードなど通して本体と接続し、ふたをして完成。
コンセントなのでどの器具にも使用可能!!

我家は乾式ホイロ(タッパ、番重など使用)なので、コタツ用ヒーター3580円を使います。
この方が温度が一気に上がらず、安定した庫内になります。

土曜日の東中野エコマルシェの朝市のため、取りあえずですが、ホイロ2個使用できるよう、間に合わせました。
その5
さて、とうとう最終日。今日で完成しました。
でも、いつもの事ですが、スムーズには事がはこびません。

買ってきていた金具が使えません。急遽端材を使ってレトロなロックを作りました。
意外と気に入ってしまい、このままにしようかと思っていますが、
使うのは奥様ですので、本人次第ですけど…。

扉の内側には、ゴムパッキンを使い、密閉性は上がっています。
一次発酵用であまり大きさが必要ないので、四段。内寸は、約30×60×85です。
熱源は今回もコタツのヒーターを使用。電熱器とは違い熱くなりすぎず、温度を一定に保つには安くて最適。
サーモスタットとの相性も良いし、ファンが付いていて熱回りが非常に良いです。
下がサーモスタットと温度計。

来週の15日、東中野エコマルシェの朝市に向け、試運転を繰り返します。
(かしこ)
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