この材料だけを見て何を作るかわかる方はいないと思いますが、
スリップピールを作っていきます。
あのパンを入れたり出したりする道具と言えばわかるかな。
実はミーレのオーブン、買ったもののまだ稼働してないのです。
というのも細かな道具やオーブン自体の癖やらあるようで、
じっくり時間をかけて新オーブンに変えていくようですよ。大変ですね~(他人ごとみたいに云ってみたり)
ではでは、作っていきます。
まず材料は高田馬場のテンボスで中古のアルミ番重の蓋。
新品の越し金、合わせて¥683。とってもリーズナブル。
まずカナノコでオーブンの天板のサイズより若干小さめにカット。
バリがでるので、しっかりバリを取ります。
次にドリルで穴を空けていき、これも丁寧にバリをとります。
穴に合わせてヘラにも穴をあけます。
M3、5㎜のビスでジョイント。これで半分出来上がり~
なんて思ったら、ここからが手間をとってしまった。
本体の剛性が足りず、ものを載せるとたわんでしまう。
作業部屋でゴソゴソ、アルミのエルアングルを発見。
カットして、あててみるとなかなか良い感じ。簡単に接着剤で固定。これでかなりしっかりした。
次の問題は、取っ手が細すぎてしまい持ちにくいこと。
またまた作業部屋をゴソゴソ。サクラの端材をノミで整え取りつけてみると、
これでも細すぎて力が入りません。焼く前のパンはかなりの重量。で、作り直し…。
今度は取っ手が平ではないので、カーブに合わせ、溝を掘ります。
そのままの太さで、とりあえずテープで止めて穴をあけます。
並行ピンを使い固定。と思った矢先、痛恨のミス。ピンを入れる時、バリっ。
やってしまいました…。後でオガクズをボンドで混ぜて、補修することにして諦めました。
そこからちょうど良い形に整えていきます。
ノコとノミで形を整え、ヤスリをかけ、
小川社のミツロウワックスで仕上げました。
おまけ、グラインダーで火傷、片付け中に指3本カット。
本業を顧みない大工仕事はいけません。戒めです。トホホ…。
(整体人)
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