なんでパン屋になったのか…
“気づいたら”が一番正しい(笑)
そもそも最初はケーキにはまって焼き菓子から生ケーキまでかなり作ってました。
でも自他ともに認めるおおざっぱさ。
繊細な作業には限界が…
開業したての本職、さらに妊娠、という時期に、暇を持て余していた私。
「酵母パンっておいしいよ~」というご主人のささやきがきっかけ。
自分たちのためが、お客様のおもてなしのためになり、
少しずつ上達すると、お客様のお土産になっていった。
そんな時、お金払うから焼いてくれない?と注文をいただくように。
うれしくてうれしくて今よりさらに安い金額で販売を始めた3年前。
…でも食べ物って売ってもいいの?
何も知らない私の疑問。
食にかかわる仕事の友人たちに聞いてみる。
「まぁちょっと人に分けてます、ってくらいなら問題ないけど
ちゃんと販売していくなら申請したほうがいいよ?」
なるほど。
早速調べてみると“菓子製造業”というものをとらなくちゃいけないみたい。
サンドイッチなどの生ものを扱うものはだめだけど、
パウンドケーキや、焼きっぱなしの食事パンは作ることができる。
簡単に営業施設の基準をいうと、
1,独立した空間であり、床が耐水材料で排水が良く、清掃しやすい構造であること
2,内壁は、床から1メートルまで耐水性で清掃しやすいこと
3,洗浄設備(45cm×36cm×18㎝)と従業員専用手洗設備(36cm×28㎝)を設けること
4,オーブンなどの機械器具類を設けること、必要であれば冷蔵設備を設けること
これが一番大きな基準でした。
後は、実際販売するものへの表示義務などのお話。
私のように小規模で予定している販売数もさほど多くないと、
そんなに厳しいことは言われないようです。
・営業許可申請書
・営業設備の大要、配置図
を記入し、店舗の改装が済んだところで担当の保健所の方に連絡をとり、
チェックをしていただきます。
そこで許可がおりれば無事開業…
しかも工房だけ登録が通れば販売場所はどこでもOK。
ショーケースも何も必要ないけれど、
・どこかの飲食店に卸すなら、原材料表示必要なし。
・自宅で販売するなら、これも原材料表示必要なし。
・他のお店に委託販売するなら原材料表示必要。
なんてけっこう印字のポイント数まで細かく決められてたりもする。
自分たちで作った工房は問題なく申請を通過。
大きな第一歩を踏み出しました。
(かしこ)
私も好きが高じてご近所さんに配っているうちに「ただでは気が重いから売って~」と言われ粉代くらいを頂いて細々焼いてますが、最近法律上の問題やマンションであるがゆえにいろんな問題にぶつかりこの先どうしようか?と考え中でした^^;←気弱ですね。
日々前向きな「かしこ」さんのブログを励みに知恵を絞ってみまーす!!
(余談ですが我が家にも葉音さんの作品がドーンと鎮座してます)
あの玄関が人を呼んで集めて入る流れを作ってる。そう断言できる魅力的な作品。
世の中全部人次第。それを確かにしてくれた職人さんです。
本当に好き~♪
ニャー子さんもすごいなぁ
「作って」なんてなかなか言ってもらえないですよね。食べてくれる人がいるってありがたい。
マンションか~いろいろ人の目もあるから大変そう…
負けずにおいしいパンは焼いてこ~♪♪♪