のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

荒れるクラス、荒れないクラス。

2009-02-14 00:12:37 | 先生方に②参考になれば
去年、私がとても心配していた1年三組の事をご存知の方もいらっしゃるでしょう。
今年度は殆ど触れなかったように思いますが、実はとってもいい状態で1年間を過ごしています。

2年の担任は、昨年度私と同じ仕事をしていた(その時点ではまだ採用試験に受かっていなかった)講師の先生。大卒2年目担任はじめてのその先生を、このとんでもないクラスにあてたという事で、私も含め周囲の先生(本人ふくむ)も
「管理職は何考えてるんだ???」
となったのですが、これが大当たりでした。

5月の連休後は、本人
「このまま車に引かれて学校休みたいって思った事も・・・」
と言うほど、大変は大変だったようなんですけど、
子ども達を上手に引っ張ってきました。
今は、ごくごく普通のクラスです。

子ども達が好き勝手に動いていた時期、この先生が始めたのは
教室の前に椅子を置いて、先生も座って子ども達を待つという事でした。
授業の挨拶が始まるまで、ベルから10分以上も待つ日々が続いたんですけど、
「適当に始めない。全員揃うのを待つ。」
「大声を出さない。感情的にならない。」
方針を貫いているのがわかりました。

何ヶ月かかけて、待つ時間が自然に短くなって、
揃うのが当たり前になってきた頃、それまでは先生が欠けていた挨拶の号令を
日直さんに任せ、更に何ヶ月かたってから、
日直さんが前に立つスタイルにし、
と、日常生活のあれこれもスモールステップで積み上げてきました。

朝のスピーチも、初会うまく出来なかったのを見てすぐに、
「ごめん。ちょっとやり方かえるから少し時間ください。」
といって、スピーチ用のメモ用紙を作って話させるようにしました。



先生が一言はなせば、それに反応してあちこちで、先生に向けたり隣の子に向けたりのおしゃべりが始まっていたクラスでしたが、
「先生のお話」を聞いた後なら、手をあげれば何人でも(例え前の子と質問がダブっても)質問が出来、全てに答えてくれるという事が浸透するうちに、先生の話しをさえぎるようなお喋りは殆どなくなりました。

昨年度1年間、フォローに入る立場でクラスの実態を見ていますから、
こどもたちの能力以上(知的能力というよりむしろ根気とかそちらの面ですね)の事は求めず、常に「何をしたらいいか」わかりやすく、する事のある授業をしているのがわかりました。

例えば定期的に行なわれる漢字のテスト。
他のクラスは20問30問入ったプリントなどを使ったりもしますが、
このクラスはいつも5問だけ。
前日、テストに出す5問をプリントした物を配り、
ノートに書いて覚えてくるのが宿題。
この宿題も、事細かに赤ペン入れないで、
「やってきたこと」に対して赤丸をあげてます。
テストの採点も、あまり細かくないので
弱い子でも、ちょっと頑張れば100点になります。

書写なども、口を利かず丁寧に集中して書いたものなら、
例え字形が間違っていても、ページいっぱいの赤丸をして終わります。
「ヌ」が「ス」になっていてもです。

国語のワークシートなども、
「目的がはっきりして、やる事がわかりやすい」
ように気をつけて提示していますし、
夫々の意見を書くところでも、
「わからない人は黒板のを写して良いよ。」
と、割合早めに「正答例」を板書します。
このことで、「わからない。できない。」→「いやだ。」→「他の事しよう。」
という子達を授業につなぎとめているんですね。

スーパー先生の授業展開のような
劇的な感動はありませんけれど、
好き勝手ちゃん達が、学校生活に必要なスキルを身につけるのに
このやり方はとても有効だったと思います。

中休みが終わっても最後までグラウンドにい続けた子供達が、
今は時間ピッタリに全員教室にいます。
がやがやとざわついていても、1分程で誰かが気がつき、
先生が(私も)何もいわなくても、日直さんが号令をかけるようになっています。

教室もきれいです。
教科書忘れが毎時間6,7人もいるようなクラスだったのに、最近は一人か二人。けが人もめっきり減りました。

     長くなってしまいました。続きはまたそのうちに書きます。

久々の小泉さん登場に思う。

2009-02-12 23:55:23 | 日本って・・。
麻生さんの言動が、??が見られるようになった頃から、
我が家の夫婦の間では、こんなやり取りがありました。

「俺達は、別に近くにいたわけじゃぁないから、
そういう人だっていうのを知らなかったわけだけど、
近くにいる人間は絶対わかってたはずだよ。
政治についていろいろ話していれば、どういう人間かは絶対わかるわけだろ。
気付かないで総理に推したっていう事はないと思うよ。」
「そうだね。あのずれ方は総理になったからっていうようなものじゃないものね。
知ってて、それでも「選挙の顔」としては適役と見て、多くの人が彼を押したんでしょ。」
「それってさ、馬鹿にした話だよなぁ。」
「ほんとに・・。」


小泉さんが現総理を批判する立場を鮮明にした事で、
またまたまた「総理交代」なんていう動きがでてくるかもしれません。
(それもすごいけど・・・)
「麻生さん個人の力量不足」にしてしまって、
「俺は本当は賛成じゃなかったんだよ。あの状況だったら仕方ないだろ。」
といいながら、離れていく人たちもいっぱいいるんだろうな。



英検4級詳細。

2009-02-12 20:10:19 | 英語
のんびり娘の結果が返ってきました。
合格点39点のところ、ギリギリの40点を取ってすり抜けています。
さすが、強運ののんびり娘です。

分野別の得点がまたのんびり娘らしくて笑えます。
「読解」の「適語を入れる」タイプの問題は全滅。
一方で、ヒアリングは20点中18点をゲット。
今回は事前にCDかけて慣らしておくという事もしなかったのに
ヒアリング部分についてはよく出来てます。
全体の得点を見ても、ヒアリングで半分近くを稼いでるんですね。

非常にのんびり娘らしくて、面白い結果でしたので
取り急ぎ記録しておきます。

妹ちゃんの進学について

2009-02-12 12:52:50 | 中学受験
「進学」なんていったって、妹ちゃんはまだ3年生。
早すぎると思われる方もいるでしょうし、自分でもそう思いますので、
これはまだ、「空想」の段階の事なんですけど・・。

妹ちゃんも、のんびり娘と同じ学校に越境して通っています。
この学校のある地域は都心のドーナッツ化で子どもの数が減り
一時期は、学校関係者やPTAがセールスマンのようになって、
越境してくれる子ども達を勧誘していたのですが、
のんびり娘が4,5年の頃に5校あった中学校を3校に統合し、
中学校ではそれほど多くの越境者を必要としなくなったんです。

小学校の状況は変りません。というよりむしろ越境者は増えている状況なのに、
中学校ではそれほどの人数が必要ではないということは、
卒業時にはじかれる人間が出るという事なんですね。
のんびり娘が6年の時には、越境者全員が中学校にいけたのに、
のんびり娘が中学進学を迎えたまさにその年度から、
「全員がいけるとは限りません」となり、
見事、のんびり娘ははじかれたのでした。

ただ、この年はまだはじかれたのはごく僅か(のんびり娘の学校では娘ともう一人だけです)で、先生方としても「特別な事象」と捉えていたようなのですが、
その翌年あたりからは、こうして「切り捨てられる」子がどんどん増えて、
越境者の半分ぐらいが、「受け入れられませんので地元の学校にいってください」
になっているようです。
半分にもなると、なぜその子が切られて別の子はOKなのかというのは丸きりわからなくなりますので、先生方も、越境者に対しては早くから、
「どうなるかわからないので、準備を心がけておいてください。」
といった事を仰るようになってます。

もちろん、地元の学校には無条件で受け入れてもらえるわけですから、
行き場がなくなって困るというわけではありません。
のんびり娘と違って、妹ちゃんはどこにいっても何とかなる子ではありますので、
地元の学校というのも悪い選択ではないとは思っています。

が・・・。
のんびり娘の学校生活をフォローし続けていて、
こういう学校もいいなぁ・・と私が思い始めてしまいまして・・。


私は田舎もんですので、幼稚園から高校までずっと公立なんです(田舎には私立校は少ないから)。
更に、貧乏人だったものですから、大学も公立(3年からは授業料、自分で払ったので・・)。
塾にも予備校にも御世話になっていない、実にリーズナブルな教育を受けてきました。

なので、わざわざ余分なお金かけて私立を受験するという人に気持ちが今ひとつ良くわかっていなかったんですね。
東大に何人も送り込むような有名私立の受験に必死になるのはまだわかるけど、
誰も聞いたことが無いような学校に行くのに、なんでお金かけて余分な勉強までして親子で頑張らなきゃいけないんだか・・って、本音を言えば、そんな風に見てました。

細やかな配慮が期待できる環境が必要なのんびり娘でさえ、当初は小学校のみんなと一緒に行ける公立の中学校に。と思っていたわけで(追い出されたから、已む無く受験を選択したんです)、どこでもやっていける妹ちゃんには毛頭考えてなかったんですよ。

でもね、この2年間、のんびり娘が受けている教育を殆ど一緒に体験してきて、
「妹ちゃんにもこの学校いいかなぁ・・」
なぁんていう事を考えている自分がいます。
有名ではない、偏差値的には決して高くない(控えめな言い方です)学校なんですけど、
公立主義(安上がり主義ともいう・・)のこの私が、こんな風に考えるなんて
のんびり娘を入れるときには思いもしなかったなぁ・・。



やって見せれば出来る子。

2009-02-12 12:28:14 | 先生方に②参考になれば
この時期、低学年の国語の授業は「作文」。
今日は1年生2クラスと2年生1クラスのフォローをしました。

2年生のK君。算数は割合得意。スポーツは大得意。空手を習う元気な少年ですが、
先生の指示と違う事をして、よく注意されます。
漢字の習得の仕方を見ると、「見え方」に少し問題があるかなぁという感じ。
込み入った字は、大きく書いてあげればちゃんと覚えられるし、
自分で書くときにも、まず大きく書いてから小さくしていくとちゃんと書けます。
先日、放課後補習にきたときに彼自身にもその話しをし、担任の先生にも耳打ちしたら、
それまでの様子とずいぶん変りました。

まず、字が丁寧になりました。
「自分はどうもみえにくいらしい」と、
自分で自分の特徴がわかったこと、
「大きく書いてから小さく書くと間違えないらしい」
と、対策が見えてきたこと。
で、やってみると丸をもらいやすくなってきたこと。
で、漢字勉強のときの「無用なゴネ」が
なくなってきたんですね。
で、
「俺、字きれいになっただろ。前はさぁ、やりたくなかったんだよな。」
っていって、以前ならごねまくった
間違えた字だけ5回書く。というのもすんなりやって、2回目のテストにチャレンジしてました。

とかくと、技術的なコツの問題のように感じられるかもしれませんが、
彼のたどった気持ち、私なんだかわかるんだなぁ・・
私は、天才ママですけど、字とか絵とかは全然ダメな小学生でした(今もですね・・)。
頭の回転はいいほうですから、出来上がりの理想はそれなりの物なんですよ。
でも、実際に書き始めると自分で見るのが嫌になる位の下手さ加減。
「ていねいに」かいて理想どうりになるのなら頑張りもしましょうが、
そんなことはないので嫌になる。
自分の字や絵を見るのが嫌なんです。みたくないものに向き合うのが嫌だから、
余計に雑になる。
すると大概叱られる。注意される。或いは馬鹿にされる。誰に言われなくてもそう感じるのです。
そうするとね、
「漢字なんてどうでも良いじゃん。絵なんてどうでも良いじゃん。」
って、そういう気持ちが働いて自分を守ろうとするんですよ。
「どうでも良いじゃん」
と思うものだから、ていねいになんてやらないの。

それがね、
「見えにくいんでしょ。だからうまくかけなくて当たり前よ。」
と、気持ちを逃がしてあげたことで、これまでの方向にストップがかかる。
そこに、彼自身が納得いく字を書くためのコツがちょっと入る。
ためしにやってみたら丸がもらえた。褒められた。
そのことで、「きれいな字がかきたい。」「漢字テストで頑張りたい。」
という気持になれたんだと思うんです。

「ていねいに書く力」「正しく書く力」
それは、もう既に本人の中にある程度育っていたと思うんですね。



さて、そのK君の今日は作文。
この手のものも苦手ですので、早目からフォローに入ろうと準備していました。
他にも3人ほど心配なお子さんがいますので、その子達とあわせて見ていきます。

先生は、作文を書くに当たって、まず「作文メモ」を書かせようとします。
黒板に、「作文メモ」とかいて、それをノートに写すよう指示。
とてもはっきりした指示でしたので、殆どの子がすんなり書き始める中、
手を動かさずに注意されるK君。
聞きそびれたかと、そばによって指示を繰り返しますが、
「見えない。わからない。」
そばで読み聞かせればテキパキ書けるので、
視力の問題かどうか先生に確認しておこう・・
と思いました。

ところが、そのあとの彼の行動で、いやいやそれだけではなさそうだというのが浮かび上がってきます。

先生は今日は「メモ」を作らせるつもりですから、
次の行には、
「何についてかくか」
と書きました。
「何を作文にする」
と聞けば、
「昨日空手だった。怪我したんだ。」
と、すりきずの出来た手を見せてくれます。
「じゃぁ、それでかけるじゃない。」
というと、スラスラと
「カラ手の試合をした事」
と書きます。
が、ここからが問題。
先生は、板書もしながら、一つ一つメモの形で書かせようとするのですが、
彼は文章でどんどん書いていっちゃうんです。

途中でストップかけて、黒板に注目させたり、必要な説明をしたりするのですが、
こちらが伝えることと彼が受け取る事がどうしてもずれている。

担任の先生、指示ははっきりしてわかりやすいです。
その証拠に、このクラスにいる他の何人かの「困りやすい子」も、
中身についてはともかく、何を求められているかについては理解して作業をしていました。中には、よくわからなくて隣の子の書くのを見て理解した子もいましたが、
それも出来ずに飲み込めていないのは彼だけ。

説明しても通じないなら、やってしまえと、
私が彼の鉛筆を借りて、
彼のノートに、代わりに書き始めちゃったんですね。
すると、それまで板書を指差しても、どう説明しても理解してくれなかった彼が、
「なぁんだ、そうすればいいの。」
って・・。

ここで、教室前方にいる担任の先生から、
「K君、自分で書かなきゃダメだよ」
という注意が飛んできたんですけど、
彼、サボってたわけではないんですよ。
自分なりに理解した形でちゃんと下書きを進めてた。
でも、それは先生の指示した形とは違ってた。
わかってて無視したんでも、聞き漏らしたんでもない。
(だって、私が個別で説明フォローしてますもの)
ただ、彼の脳が受け止める時に何かしら違って伝わってしまっただけ。

違って伝わる言葉を何度繰り返しても結果は一緒。
それなら、別の伝え方を試みてもいいとおもうんですよ。

その試みの一つが、
「実際にやってみせる。」
なんですけど、これは結構効果あると思います。
「替わりにやってあげる」のではなく
「目の前で見せる。」
それだけでね、結構掴んでくれる子も多いんですよね。





チョコレート

2009-02-11 22:13:16 | 娘の事・謎
のんびり娘の作品です。
といっても、買い出しだの仕込みだのは私。柄ではないのですが、これものんびり娘の経験として必要かなと…。

妹ちゃんなら、成長後、勝手にレシピ見て作るだろうと思うから、こんな風に一緒に作る必要性も感じないけど、のんびりちゃんに対しては
「一度見せておかないと…」
って思ってしまうんですよ。

因みに、のんびり娘の渡そうと思った相手はアイドル君と、小学校の時の同級生。後はクラスメートと部活のメンバーのようです。

反応する事と、判断すること。

2009-02-10 22:10:02 | 日本って・・。
昨日、ついていたニュースを見ながら妹ちゃんがこういった。
「この人は何でこんなことばっかりいうの?」
麻生総理に対してのコメント。
週末、久々に帰宅したパパとママの会話から、
「ダメな事をいっている人」
と入ってしまったらしい・・・子どもの前での会話は気をつけよう。

妹ちゃんにはまだ難しいと思いつつ、こんな話しをしてみる。

 あのね、妹ちゃんも「そのときだけ何とかなれば」
 って、小さな嘘をつくことあるでしょ。
    (かなりやるのだ。この娘は・・)
 だけど、大概あとで困っちゃうでしょ。
    (そう、鬼母が追い詰めないわけが無い)
 この人もそんな感じかな。
 そのときには、
  「うまくやった。」
 っていう気になっちゃうけど、
 結局そういうのは通用しないのよ。


妹ちゃんはまだ子どもだけど,大切な事はなんなのか、
そういう事を考えながら、これからいっぱい練習して、
大人になった時には、そんな「小嘘」をつかなくていいようにしなきゃね。

麻生総理の場合、
「嘘」をいっているつもりはないと思う。
就任の時の国会から見ているけど、
どうやら、
「その場をうまく乗り切ること。」とか
「相手をうまくやり込めること。」とか
「相手を言いくるめてしまうこと。」
が、彼にとっては「正しい」事、或いは「かっこいいこと」
となっているのではないかなぁ。

施政方針でさえ、自らの理念を訴える事よりも、
敵対する民主党の揚げ足を取る事を大事にしてた。
「失言」と思われる発言を責められると、
実に上手に(と本人は思ってるだろうなぁ・・・あの表情は)
論点を摩り替えてきた。
そして、そうやってスマートに言い抜けができる自分に
酔っているような感じを受けた。
印象で語っては申し訳ないけれど、この方の「ずれ」の大きさは
他に理由も見つからないほどのもの。

総理の今の対応は、『判断』では無くて「反応」にみえる。
目の前で色んな出来事が次々に起きるときは、
ついつい目先の出来事に「反応」してしまいたくなるけれど、
「反応」ではなくて「判断」できるように、
自分の中の「柱」をしっかり育てておくれ。娘達よ。


言いたくはない。言いたくはないが・・・

2009-02-09 23:16:03 | 日本って・・。
国会での麻生さんの発言には正直「びっくらこいた!」でした。

口を尖らせて、
「私は郵政民営化に反対でしたから。」
って、私は見てたよ。麻生さん賛成票を投じた一人じゃないですか。
「いや、反対ですけど、内閣の一員として賛成しただけで、私は担当大臣じゃないですから。担当は竹中さんですから。」
と・・・。
聞かれてもいないことまでペラペラと、一体この人は何がしたいんだろうと
頭の中が???でいっぱいになってしまった。

あの時、反対を貫き通して閣僚を罷免された人もいたし、
選挙(郵政民営化選挙ですね)で刺客を送り込まれた人たちもいる。
その時、麻生さんは何も発言せず、
「反対だけど、総理のいうことだから」と、賛成したというのか。
それが事実だとしても、普通そんなかっこ悪い事を大の大人が言いますか?
それを、「自分は反対だったから、自分のせいではない」
といわんばかりの態度で、日本の国の総理が国会で発言してる。
ずれているとは思ったけど、ここまでとは・・・。

一昨年末亡くなった私の姉は、郵便局に勤めていました。
短大を卒業後いくつかの局を回りましたが、
ずっと小さな特定局勤め。
研修などを受けて、そこそこ責任のある職にあり、
人の少ない小さな局では頼りにされる存在でした。
郵政民営化への移行準備という大騒ぎの中、
姉は自分の体に変調を感じますが、
休みを取るのは容易ではなかったそうです。
姉がいないと移行のための仕事が進まないから。
最初の病院、次にいった総合病院でも原因がつかめず、
ようやくがんセンターにつながったのに、
移行直前の郵便局の局長は姉を休ませようとはしなかった。
その頃急激に体重が減少し、見るからに具合が悪そうだったそうなのに。
そうして受診は1ヶ月以上も遅れ、
私達が姉の病気を知った時にはお腹の中はガンだらけだった。

もちろん、それを振り切らなかった姉の責任、家族の責任、
責任感の強い姉が電話ででも愚痴をこぼせる状況を作ってこなかった
私たち、実家の家族の責任。
そんな事はわかっているけど、もしもあの「民営化」がなかったら、
姉はまだ生きているのではないかという想いはやっぱり心の中にある。

私たち残された家族にとって、「郵政民営化」はそういう苦い思い出とともにあるもの。
病気になったとかなくなったとかはともかく、「民営化」によって暮らしの変った人はきっとたくさんいるに違いない。

政治家というのは、そういう人の暮らしに想いをいたし、そのうえで国民にとってよりよい選択と信じる事を信念もって選び取る人間ではないのか。
せめて、ポーズだけであってもそうであって欲しいと思う。
でなければ、国の政策によって暮らしを壊された人間はたまらないでしょ。

なのに、麻生総理のこの軽さ。
「反対」を貫くのでもない。自らが閣僚として関わった決断を背負うでもない。
人として、大人として、あまりに情けない。


問題は写さずにコピー。

2009-02-09 22:39:24 | 数学
のんびり娘の学校では、数学の問題集にウィニングというのを使っています。
授業内容の復習、定期テストの予習、また宿題にと、この問題集は実に良く使うのです。
使って見ると良く出来ている問題集だということもわかりますので、
我が家でも、数学はこれ一本で勉強しています。

で、このウィニングの使い方なんですが、
一部の図形問題を除いて、ノートに問題を写して解くというルールになっています。
問題集に直接書き込んでしまうと、繰り返し使えないからという事なんですね。

普通のお子さんにとっては何でもないことなんでしょうけど、
実は我が家にとってこの「写す」は結構大変なんです。
のんびり娘、先読みの力は弱い癖に、
「なんますあけなきゃ」
といったことに非常に拘るんです。

1問目はここ。2問目はこれくらいあけて・・・じゃぁ3問目は・・・
といった調子で間の数を数えているうちにどんどん時間は過ぎてしまうから、
肝心の問題が全然進まないの。

これを防ぐために、これまでは私が問題部分だけを適当な間隔あけて写しておいて
時間のあるときに少しずつ取り組むという方法をとっていたのですが
(ちなみに、私の悪筆は娘の字に似せるのが楽ですので、先生は気付いていないと思います)、1月になって問題集が3年のものに入ってからはコピーの貼り付けで済ませるようにしちゃったんです。
これには、のんびり娘の計算力が伸びて途中式がだいぶ減ったから必要以上に問題の間隔をあけなくてすむようになった事も関係していますが、何より私の負担がだいぶ軽くなりました。

漢検などの勉強では、間違えた部分を彼女のわかる形で勉強できるように
ノートに正解や読み方、解説や、彼女の練習部分などを書き込んで
復習ノートを作りますし、それ以外の教科でも必要があれば問題だのまとめだの解説だのをどんどん書いていきますので、なんだか常に字を書いているような状況なんです。
そのせいか、「変形成関節炎」という年配者に良くある指の関節の痛みと変形が
既に出始めていて、結構痛むんですよね。

ということで、この「コピーを貼り付ける」はとってもいい方法だと思ったんですけど、
今日途中経過でノートを提出したら、
「貼り付けないで全部書き写しましょう」
と書かれて戻されてました。

補習が多くて、家庭での学習時間の確保が難しいのんびり娘が、
人の数倍時間のかかる「習得」のために、少しでも多くの問題に取り組めるようにと
考えて編みだしたやり方ですので、
その事をお話して、先生に納得していただこうと思います。

でないと、私の指が悲鳴をあげちゃうもんね。

英検4級合格。

2009-02-09 22:22:54 | 英語
焦ることもないさ
と思っていた英検4級。
昨年度の5級に続き、初めての受験でするっと受かってしまいました。

今回は車の中でのCDフォローもしなかったので、
まず無理だろうと思ってました。
だから、彼女が受験したあとで、次回のためにと
4級の全問題集CDを買っちゃったのになぁ・・・。
5級の時も、受験後に問題集を買い足して余計なお金を使ったけど、
今回も1100円の出費。妹ちゃんに回そうっと。

1方で、漢検には苦慮しています。
これで6級4回目位の受験になります。
今回補習を担当されている先生はかなり熱心なようで、
一度に10回分の過去問題の宿題を出された後も、
補習で1枚、宿題2枚(テスト2回分ということは見直し含めて3時間の宿題という事です)のペースを守っています。

最初の10枚くらいまでは順調にテストの点数が上がったんですけど、
その後はかえって下がる様子が見えるんですね。
原因は2つ考えられます。
1、のんびり娘の頭の中に、情報があまりにたくさん入りすぎたために
整理に齟齬をきたしてしまっている。
2、1時間たっぷりかけて受ければ出ない間違いが、時間をつめてやらざるを得ない状況で頻出している。

どちらにしても、これ以上焦らせるのは得策ではないような気がします。
これまでのテストで炙り出された「思い出しにくい漢字や熟語」を中心に、
生活の中で積み上げを狙おうかと思います。