のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

指ならいつでもお貸ししましょう。

2012-10-03 20:58:46 | 1年算数
ひらがなに苦戦していたLD君がだいぶ力をつけてくれて、
連絡帳などは自力で写しきるようになりました。

彼のサポート時間が減ってきたので、
今度は、算数のサポートにシフトして
3クラスののんびりさん達を見るようにしています。

まだ、繰り上がりは出てこないのですが
10を超える数の足し引きですでに躓いている子が6,7人。
結構多いです。

今年の特徴は、つまづくとかなり滅茶苦茶な答えを書いてくる子が多い事。
つまり、まだ自分なりの計算方法を持っていないということなんですよね。
これから残りの数カ月で、しっかり身につけてもらわなければいけません。
頑張ろう。

2組さんには2,3人このタイプがいます。
幸い、席がかたまっているので、殆ど同時に見られます。

16+2
で止まっている子は、指が足りなくて困ってますから、
「先生の指貸してあげる」
と、10本開いて出します。
子供は続きの指を操作すればいいから
6出して、後2増やします。

「先生の指、忘れないで」
と言えば、
「10と8で18!」
と言える子もいれば、
私の指の最初から
「いち、にぃ・・・」
と数えだす子もいます。

こうした時の数え方で、その子の数量感覚のレベルがわかりますから、
それに合わせて少しずつ段階をあげていくようなサポートをします。

しばらく実物の指を貸してあげて、
本人に自信が付いてきたように思えたら、
「じゃあ、先生の指10本あると思ってやってごらん」
と言ってみます。

何問かは見守って、「10」を忘れてしまいそうになったら
「先生の指も入れてね」
と声掛けします。
これで、そのあとちゃんと自分でできるようになる子も多いんですね。


頭の中には、増えも減りもしない先生の10本の指。
自分の指はその続き。
そういう体験を積んでいくことで、
頭の中に数量感覚を育ててもらえればいいなと
あちこちで
「先生の指貸してあげる」
をやっている毎日です。




鬼母の実力。

2012-10-03 17:38:41 | 母の作戦、考え
先日妹ちゃんの保護者会に行ったら、
妹ちゃんのクラスメイトのお母さんに、
「わかってるから、授業中もあんな態度なんですよね。」
的な事を言われました。
お嬢さんから、どんな妹ちゃんの悪行を聞いているのやら・・・。

テストの結果に関しては、だから私のおかげなんですって。
と言ったら、謙遜と取られたらしいです。
笑っちゃうなぁ。


今回感じたのは、
「やっぱり鬼母の準備には抜かりがないわ。」
ということです。

妹ちゃんが準備にあてたのは、大した時間じゃありません。
「積み重ね」なんてなかなかできない子だし、
音楽とか家庭科とかは、殆ど話しも聞いてないんじゃないかというのが
ありありでした。
それでも、直前の数時間で結果が出せる。

鬼母のテスト対策はやっぱり完璧なのですわ。

と、自画自賛の記事にしようというのではないのです。
同じようにわたしの全面的な支援を受けながら、
いえ、二人三脚の時間はずっと長かったのんびり娘は、
常に「赤点」との闘い。
やっぱり本当に大変だったのだなぁと、
そんなことを思ったのです。


違いのポイントがどこにあるかと言えば、やはり「読む力」なんだと思います。
同じ対策プリントを用意しても、進むスピードが全然違う。
「言葉」を覚えていくまでにかかる時間が大きく違う。

そういうことを考えました。