相原橋まで歩く
とまりぎ
源内居のある村からバスに乗るために相原橋まで歩く。
トンネルのすぐ左に、昔の道が残っている。この道へ入る。
日陰になって、肌寒い。
出合というところで、合流する神流川岸壁をのぞく。
ここも彩られている。
道路の縁にしたたる水滴に光る落ち葉。
神流川沿いに上っていく車が意外に多い。奥には紅葉の名所があるのかもしれないが、徒歩ではここまで。
対岸の陽に当った山。
女郎もみじの看板がある。
車道のトンネルとは別に、川沿いに遊歩道がある。行こうと思っていた仏石山鍾乳洞の入口に通行禁止とあって入れず、往復の約一時間が余ったので、ゆっくり昼食にする。こまどり荘でつくってもらったおにぎり弁当があるので、安心だ。
時間が余っても、じっと座って居られるのはそう長い時間ではない。携帯電話を手にしてももPHSではアンテナが立たない。ぼつぼつと相原橋へ向う。
バス停近くの店にしし汁と書いてある。ほかに「しいたけ焼き」、「やまめ焼き」、「こんにゃくおでん」などもある。
バスは超満席で到着が遅れたので、三峰口駅から西武池袋駅行きの直通電車に乗る。おかげで早かったのだが、西武秩父駅でのみやげ物色はできなくなった。
暗くなった池袋で、打ち上げて帰途に着いた。