大阪市バスの5A系統、三宅中行きのバスに乗って、松原市の三宅地区にやってきました。
ここにきたのは、松原市の天美北地区と地下鉄あびこ駅を結んでいる、大阪で最もマイナーなバス会社、日本城バスに乗るためです。
このバスは、この辺りを拠点とするタクシー会社が、1985年より大阪市営地下鉄御堂筋線あびこ駅前から松原市の天美西・天美北方面に1路線を運行している路線で、全国のコミュティーバスの先鞭といわれています。
運転間隔は10~20分毎。本数が多く、わかりやすいダイヤなので沿線の通勤・通学などの利用も多いとのこと。
バスの写真を撮っていると、ワタシをバスヲタと察した運転士が、あまみ神社前のバス停で「バス車庫があるからここで降りて写真撮ってこい」っと、で半ば強引に降ろされました。
バス車庫には新旧のイスズの中型車が並んでおり、中にいた社員の了解を得て敷地内で写真を撮っていると、「撮りやすいように、車を前に出したろか?」っと声をかけられました。
ここで判ったのが、先程ワタシを無理やり降ろした運転士はこのバス会社の社長さんだそうです。
こんな小さいバス会社だからこそ、バスに対する愛に満ち溢れているのかなぁ…