みかどん育児日記

自由を愛するみかどん(7才)を育児中のワーキング・マザーの日記です。

2年間の母子海外赴任終了

2015年03月28日 | 仕事
先週の日曜日に、2年間の母子海外赴任を終えて無事帰国しました。
大変なこと、厳しいことも沢山あった2年でしたが、母子ともども、
とても充実したパリでの生活だったと感じています。

最後の一週間は、家の退去・引っ越しと仕事の撤収で地獄でしたが、
両親・同僚・シッターさんの手を借りてなんとか乗り切れました…

パリ最後の夜は、この2年間一回ものぼらなかったエッフェル塔か、
セーヌ河のディナークルーズといった、おのぼりさんコースでも
やろうかと思っていたけど、午前中の住居退去点検(直前まで
パッキングと掃除が間に合わず、シッターさんに助けてもらった)、
その後の仕事ランチ(さすがに先方がご馳走してくれた)が押して、
結局みかどんの学校にもあいさつに行けず、ママ友にみかどんを
職場まで連れてきてもらい、一緒に夕食を約束していた同僚を
遅くまで待たせ、結局いつも食べているタイ/中華料理になってしまい、
夜のパリを満喫しようなんて計画は木端微塵でした。

翌日(出発の日)も、大好きな本屋さんを巡りたいと思っていた
当初の計画ははなから崩れ、職場に放置していた15キロくらいの
書類をなんとかホテルに運び込み、靴と衣類を泣く泣く捨てて
荷物を組み直し、慌てて郵便局に、電気や携帯等の解約書類を
出しに行く有様。
お昼は同僚ととり、ようやく一息といったところ。

空港まで同僚がついてきてくれて、感傷的になる暇もなく
ドタバタとお土産品を買い、最後は本屋で時間を取りすぎて
ずっと帰国の際に免税で財布を新調しようと思っていたのに
すっかり忘れてしまいました。

ちなみに、荷物は船便23箱(本が550冊ほどあったので、
中箱にせざるを得ずやたら個数が増えてしまった)、
その後本50冊くらいをprinted matterで郵送(郵便局から
5キロ以内1箱約14€を6箱。1週間ほどで到着したが、半数は
ボロボロで到着して1割は折れ曲がったりひどい状態)。
当日は、スーツケース大2、スーツケース中小5、段ボール1
(合計170キロくらい)。一足先に帰国した両親も、
同じくらいの重量を持って帰ってくれました。
中身は本、衣服、靴、雑貨で、ワイン、食器、食料は一切なし。
あまりにも慌てていて、お土産に便利なチーズすら買い忘れる始末。

帰国翌日は、みかどんの小学校の終業式だったので、
先生方にご挨拶のついでに制服やその他もろもろを新調。
またあの緊張に満ちた軍隊のような良妻賢母型の女子校生活に
戻るのかと思うと、少々憂鬱です…

今は新居のセットアップと、帰国後の様々な行政手続き、
仕事先の挨拶等、そしてみかどんの勉強のキャッチアップ
(これは父しか担当できない)。
パリの生活をなつかしむ暇もありません。