沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

刈り入れ時

2011年01月20日 | 日々のこと
 今日は午後から南部をドライブ。「ニライカナイ橋がみたい」という父を連れてまた、いつもの四人で。
 やけに警察の姿があちらこちらで見掛けられた、と思ったら、「沖縄の基地負担軽減で、新たな基地を作りたい」とやってきた某大臣が来沖した所為らしい。
 沖縄は今、サトウキビ収穫の時期である。今日、日昼は21℃という暖かさだった。例年なら、サトウキビの収穫時期は寒くて雨の多い時期でかなりきつい労働となるが、今日刈り取りの番にあたった人はラッキーだっただろう。

 ラジオやテレビで沖縄入りした大臣のニュースが流れているが、沖縄の所得は日本一低い。日本一大きな基地が置かれているのに。いや、その基地が立ちはだかっているからと言えるのかも。日本一失業率も高いのである。基地がおかれているために沖縄の人はずいぶん不便な生活を強いられている。と言うのは本島の二つの幹線58号線と329号線をまたぐのには、普天間基地と嘉手納基地が大きな弊害となっている。フェンスとフェンスの間を大きく迂回しなくてはならないのである。

 基地の中の住人達は、58号線に出るのも、329号線に出るのも楽々である。日本全土を守っている米軍隊のために、なぜ?沖縄だけが不便な生活を強いられているの?もう、そろそろ変わってくれてもいいんじゃないの???
 
国に追いつめられて兵糧攻めにあっている名護市。(新基地建設を受け入れなければ、交付金は上げない)と。その名護市に暖かい手が差し伸べられている。「ふるさと納税」と言う形で全国から支えてくれ、応援してくれる人々もいる。名護市にとってのタイガーマスク(伊達直人)と言えるかもしれない。

 明日も某大臣が沖縄入りすると言うが。この国も転換期を迎えているのかも知れない。 

 写真のサトウキビは真っ直ぐでよく育って凛々しいではないか。筋の通った政治家はどこかにいるのか。待ち遠しい。

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