沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

基地関連報道を見て

2012年02月08日 | 日々のこと
 海はこんなに きれいなのに 

普天間基地移転の問題は依然として進展を見ない。私はどう思うかと問われたら?
 住宅密集地にある基地はすぐにでも撤去してほしい。じゃ、全く国防は必要ないかと考えると、どうなんだろう、この所、中国の船が、沖縄近海を我が物顔で通過している。国際基準があるはずなのにそんなことおかまいなし。このような隣人としての中国に、私達は不快感を感じるし、話し合いの出来る国なんだろうかと不安にもなる。一番近い隣人である中国人を、私達はまだよく知らない。知らないと言う事が恐怖心をあおるのだろう。 沖縄とか、北海道とか、国の端っこの防衛を強化するのは、なんとなくわかるような気もする。
 しかし、防衛する使命を負った人が、住民を占領地の如く蹂躙してきた。それを見て見ぬふりをしてきた国の姿勢が、沖縄に住む私達には、不信感を増大させてきたのである。60年もかけて。
 「今、普天間基地は撤去するしかない。そして新たな基地はいらない。」これだけははっきりとしている。
 国の姿勢を今ほど、全国民が注目している時はないと思う。
   60年世話になった沖縄にどんな姿勢で撤退していくか、それがとても重要だと思う。(例えば、県外に移るとしても、膨大な費用を掛けて作る基地は、簡単には撤去しないし、何十年と置かれるから)一度引き受けたら、期限を切るとは言っても、沖縄のように、飴と鞭を使い分けられて、ずるずると置かれるのではないかと言う不信感、不安感を募っている、それが今の政府を見ていて思うはずである。
 前にも言ったが、TVで簡単に基地移転賛成か?反対か?と問うているのは愚問である。まず、60年もそこに基地が置かれてしまえば、それは生活の一部となるのは当然で、生活の糧を奪われるのは、反対となるのである。有事の時はそこが前線基地となるのは誰でも嫌だし、人殺しに加担している後ろめたさがある。基地のない所に住んでいる人にでもわかるでしょう。
 ○まずは、国防が必要であるか、国と各都道府県知事を交えて話し合うことは必要である。
 ○必要であるなら、期限を付けるべきでる。(負担平等)
 ○基地は現金収入をもたらし、私達の生活を支えてきたことも事実である。基地のメリット、デメリットを認識したうえで、引き受けてくれるか提起すべきである。
 ○何と言っても、沖縄からの撤退の仕方を見て、国が信用できるのか、そうでないのかを国民が、今見つめているのではないだろうか。政府は大事な局面を迎えているのだと思う。
 

 一方で、私達がやらなければならないことは、アジアの隣人としての、中国、韓国、台湾、北朝鮮を知ることである。交流を深めて、お互いを知ることである。相手を知ることは、不安を取り除いていく。
 

 学校で、「人を傷つけてはいけません」「相手の立場になって、考えましょう」と習ったのに、とても簡単なことのような気もするのに、「欲」に支配されて、かっこ悪い大人たち。時々考えるよ、世界中の国防に使われる膨大な金が、医学、貧困、交流、地球のために使われたら・・すごいことになるだろうなと。

  
海はこんなに きれいなのに
 

 
書いていたらとりとめがない、つぶやきのような こんなブログに来て頂き感謝です。

 

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