沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

鼻が低くなった訳

2010年04月13日 | 日々のこと
 小田急デパートでアルバイトをしていた学生の頃のこと。
 13階にビヤガーデンがあった。ビヤガーデンでウエイトレスをしていた私は、店の入り口付近を友人が通るのを見かけたので、声をかけようと走って行った。間もなく、尻もちを着いてのけぞってしまった!
 何?えっ?
 と、思ったが遅かった。入口はガラス戸で閉められてあった。きれいに磨かれていたのと、大きな戸びらなので、わしは知らんかった。しかも私は和食の店で働いていたので、着物姿だった。
 鼻が折れたのかと思うほど痛いのと恥ずかしさで、急いでその場から逃れた。
 というのは、私が尻もちをついたすぐその横は和食のレストランで、そこもガラス張り。

 痛さに浸っていた私は、「はっ」と気がついて、横を見た。客の皆が私を見ていた。私が走って、尻もちをつく一部始終をその方々は見ていたのだ。「何事なんだろう」と。私の方こそ、「何が起ったの」という思いだったが、急いでその場を逃げ出した。

 時が経つのはいいものだ。当時は、あ~あ、恥ずかし~と。思い出すたび顔から火が出るような恥ずかしさだった。のに、今は思い出しただけで、可笑しくて楽しくなってくる。

 (写真のシーサーの鼻があまりにも大きいので、思い出してしまった昔のこと)
コメント (2)
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