沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

普天間基地問題

2010年04月08日 | 日々のこと
 今、BSで2時間生放送「普天間基地移設問題」が取り上げられている。宜野湾伊波市長、と民主党議員、玉城デニー氏がゲスト出演。
 敗戦後に沖縄に基地が置かれ、安保の為だといわれ続けて50有余年。沖縄の上に「日本」が、どかんとのっかって、苦しいからどいてくれと訴えると、「どかせるもんならどかせてみろ」と言われているよう。そんな感がする。日本と沖縄の関係は。

 沖縄の人は、きれいな海できれいな空の下で、のんびりと暮している訳にはいかないのだな、私たちの上に乗っかている重い荷物をどうやって払いのけて行くのか、いつもいつも勉強して行かなくてはならないんだなとこの番組を見て思った。基地のない他県にはわからないかも知れない。
 他人事だと思っている人達がいつも言う「基地がなくなったら困る人もいるのでは?」と。問題をすり替えようとしている。本当に沖縄のことを考えて言っているのだとしたら、自分たちの所に基地を誘致して、50年かけて肥大化していった基地だから、50年かけて少しずつ移転していったら、基地で働いている人も困らないのではと私は思う。
 もうひとつ。50年もお世話になりましたと礼を尽くして撤退するのが筋だと。

 (写真は金武町の基地の中にある山。近くで見たことも、触れたこともない金網の中のふるさとの山:朝霧の中)

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