さて、山陽線を五日市で下車し駅前からタクシーに乗車しました。まろねふさんが運転手さんに行き先を道順で説明すると‥‥
“もしかして古い汽車のあるところかい?”
地元では結構有名だそうで(笑)
歪んだ庇、ワイパー切り欠き、狭小端梁、MR管ホース‥‥
荷36レ 1983年3月18日 大船付近
当時を思い出しますね。
車体は半分のみ
ブレーキシリンダーです。最後の検査は昭和56年7月27日鷹取工場だったんですね。
この36番は最終運用で取り込まれた場所が広島だったのでしょうか?
ナンバープレートを取り外したのは広島運転所、昭和60年3月28日と推定できますね。
後ろから覗いてみると車室内は伽藍堂です。本来、この辺にはSG1があったはずです。
後方にあるのはクモハ73383。そうです、かつて可部線、いやいやそれだけではありません、呉線も走っていた車輌です。
実は呉線の72/73系全車制覇プロジェクト【KRS48】を始めるに当たって是非この個体を拝んでおかなくては、と思っていたのです。
ちょっと保存とは言い難い状態ですが、残っていること自体が奇跡、お金と場所さえあれば引き取って再整備したいくらいですが、どっちもありません(爆)
午前中は現役可部線電車を撮影し、引き続きいにしえの可部線電車を撮影できました。
まさに可部線Now and Then!
つづく
ただ、この荒廃した姿は痛々しいですね。
状態としては朽ち果てる寸前みたいなものでしょうから、不慮の事故等で被害が出ないように願っています。
ちなみに広島にはもう半分のゴハチがあるんです。今年はそっちも捕獲しに行こうと思っているのですが、10月あたり如何ですか?
買った人はここの模型店の人だけだったのかな?
いらっしゃいませ。
当時売りに出たのは、この記事にある73383の他に73061/73001があったようですが、実際に買い手が付いたのはこの車輌だけだったようです。その後、残った2個体は広島工場にあったようですが、暫くした後に解体廃棄されてしまったようです。
ただ、広島工場には今なお貴重な個体が残っているようなので、いずれ行ってみたいと思っています。
ところでリンクを張って頂いたようですが、無関係なところへのリンクはご遠慮下さいませ。