今日のわたくしゴト

今日書いておきたいこと。

また、テンプレート、変えてみました。

映画「王の男」

2007年01月21日 00時03分47秒 | Koreanisch 映画
見て来ました。期待してなかっただけに、面白かった。

やっぱり、映画は、期待してないときのほうが
面白く見られるんですかねえ。

今回、キャスト陣の中に、特に見たい人、いないし。
と思ったら、いた。

王様の燕山君役のチョン・ジニョンさん。

「チャングムの誓い」を見てた人には
話の筋が、つかみやすいです。

チャングムのお父さんが捕まった
あの原因を作った燕山君。

この映画の終わりは、
「チャングムの誓い」へ続くのね、という時代設定です、、、。

「いけません、王様。何卒、お聞き入れください」の大臣たちのご唱和は、
燕山君の時代も変わらない。

笑わない王、燕山君。
初登場シーン。
彫像かと思った。

その彫像ぶりで、思い出した。
「GUNS & TALKS」の刑事さんだ!
これだけで、つかまれてしまいました、私。

王様の黒の帽子の左右の側面についている
銀色の竜の飾り。
黒とシルバーの組み合わせシックで素敵。

まあ、「チャングム」王様イム・ホさんには、
似合わないと思いますが、、、。

さて、「王の男」。
美青年コンギルのイ・ジュンギさんに、注目が集まりがちですが
私の中で一番、賞に一番近い男は、
燕山君役のチョン・ジニョンさんである。

「GUNS & TALKS」の執拗に追跡する刑事役でも、
目ヂカラで、かなりイッちゃってましたが。

芸人たちの芝居を利用して
鬱積した不満を一気に解消する燕山君役も、かなりイっちゃってます。

宮中奥深くで、王様に「遊ぼう」って言われたら
誰でもドン引きだよね、、、。

コンギル役のイ・ジュンギさん、
燕山君役のチョン・ジニョンさん、
コンギルの相方で頼れる芸人の兄貴分チャンセン。
3人のバランスが良いですね。

そして、芸伎から王の愛妾ノクス役のカン・ソンヨンさん。
3段落ちの芸人仲間。

キャラクターの設定がしっかりしている、
各俳優もキャラクターを演じきっているあたりも天晴れです。

この映画の良い所は無駄なシーンが無いところですね。
差し出されたエピソードが
ちゃんと引き取られて、伏線として活かされます。

「絶対行かせない」と冒頭、
体を張って、命がけでコンギルを引き止めたチャンセン。
後半、その立場が逆転。

そして、ラストは韓国映画のお約束。
回想シーンなのか、
こうだったらいいのにという願望のシーンなのか。
それとも、転生したのでしょうか、、、。


燕山君役のチョン・ジニョンさんの出演作
「アウトライブ 飛天舞」
「達磨よ、遊ぼう!」
「達磨よ、ソウルに行こう!」

そして、イ・ジュンイク監督の作品も見てみたいです。



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