季節の中の花達と

四季折々の花や植物の事を思いつくままに。

最悪の常念岳登山

2017-07-26 07:52:16 | 

7月23日と24日は待ちに待った常念岳登山。
なのにお天気は雨予報。朝起きて空を見たら、今にも降り出しそうな暗い空。
山は半分くらいしか見えないし。
半日でももってくれたらという願いもむなしく、家を出る前から雨が降り出す。
中止という電話も来ないし、中止なら帰るからと家を出る。
集合場所に行って見たら人は集まって来ているし、マイクロバスもやって来るし。
受付してバスに乗って出発。これから行くからと夫にはメールして登山口へ。




雨でピンボケな登山口の写真。
カッパ着てトイレも済ませて登山開始。
今年はガイドさんは二人。
参加者は14人で県外から参加した人が4人も。
一番遠い人は千葉から来た人。前日、穂高駅の近くに泊まったそう。
遠くから参加する根性に感心。




常念岳は一ノ沢に沿って登る。
一ノ沢登山口がどこにあるかも知らなかった。




しばらく行った所にある山の神。
登山の安全を願ってお参り。




休憩。
道とは思えない道が続く。これって川だよねと思える道。
ゴロゴロ石を乗り越えて歩く。




上から来た人が、二人も滑って落ちた階段。
気をつけねば。




上は見えない。




何だか足が出ない感じ。




ここから始まる、この登山最大の難所。
この頃から何だかついて行けない感じがして、後ろから行く事に。
最初は足に自信がない人を先頭にしていたので、私は4番目位を歩いていたけど、
途中から何だか無理かなと思えるようになって、ここからは後からにした方が良さそうと考える。




最後の水場

冷たくて美味しい。
どうしてそうなったのか分からないけど、千葉から来た人が山に登る時は飲むという
粉状の栄養剤をくれたので飲んでみる。


悪い予感は最悪なものとして現れる。
歩いていたら気持ち悪くなって来た。
吐きそうになり、道端の石に座り込んでしまった。
最後を歩いていたガイドの人と、足に自信のない千葉から来た人が側に付いていて面倒みてくれて、
ガイドの人が「用を足したらどうだ。少しは良くなるかもしれない」と言うので、
千葉から来た女性が「こんなお天気だし、もう誰も登って来ないし大丈夫。私もしたいから」とさっさと始めたので、草むらに入ってこっそりお花摘み。(登山で用を足す事を言う。男の人はキジを撃つと言うそう)
猫みたいに埋めたかったけど、シダの葉を採って被せて誤魔化す。
近くにはテッシュの跡があったから、同じ事をした人がいたみたい。

気分も良くなったので歩き出したら今度は右足がつる。
丸太ん坊みたいになり痛くて動かない。
ガイドの人が足がつった時の薬を持っていて、それを頂いて飲んでしばらく休憩。
良くなって歩き出したら今度は左足。
ひどくなる前に、足を曲げた状態で石に座る。
伸ばしたままだとひどい事になりそうだったので。
曲げたままにしたせいかすぐ良くなり歩き出したら、また痛くなる。
ガイドの人の「塩分不足は足がつる」という言葉に、持っていた梅干し食べて、塩飴舐めて、
それからはつる事もなく何とか山小屋にたどり着く。




ようやく到着。
ここまで来たら強風で、この写真は次の日撮った物。




常念小屋。
やれやれ。それでも予定の3時には着いた。




お天気悪いので泊り客も少ないという事で、6人部屋に3人。
普段だったらぎっしりで、荷物は廊下へ出すらしいけどゆったり。




窓の外は何も見えない。
雨はどんどん強くなるし、風も強い。
本当なら外を散策したけど、これでは無理。

洗ったみたいにびっしょりな服を着替えてホッ。

カッパを乾燥室で干して、汗だか雨だか分からないけど、
びしょ濡れのタオルや帽子も乾かせて良かった。

今回の事で体力の無さにガッカリ。
いきなり35℃越えの日が3日続き、身体も慣れなくて疲れていたのかもしれない。
前日も早く寝るつもりが家の事をやっていたら寝たのが10時半で、朝は4時半にトイレに立つし、5時にはレオに起こされるし。ろくろく寝てない。
おまけに雨は降るし、今回は持って行く荷物の重さに注意しなかった事もいけなかった。
なるべく軽くだけど、それを考えなかった事が悔やまれる。

観光協会の人の「歩いていればいつか着くから」という言葉で必死に登って何とかたどり着けた。

気分悪くなったのはお昼のせいかも。
休み時間に適当にお昼は済ませるという事で、お昼の時間は特別になかった。
だからいくら物を食べたのか分からないままお腹に入れてしまったし、後から見たら賞味期限切れの物が。
持っていく食べ物も、今回は適当だったとこれも反省。

反省だらけの常念登山。
夜は8時前には電気を消して、すぐ寝てしまった。
明日は頂上へ行くというけど私は無理かも。





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6 コメント

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こんにちは (末摘む花)
2017-07-26 14:43:02
あいにくの天気で残念でしたね。
出発地点の標高が分からないのですが、1日で2450mまで登られたのなんて凄いですね
晴れていれば足元もしっかりしているでしょうが、悪天候の中の登山は大変だったことと思います。

私にはとてもとても、考えただけでも無理無理です
平地を歩き回っているくらいが精一杯です。
今更願っても手遅れですが、せめて2日目は晴れてくれたことを願っています。
返信する
登山 (みるく)
2017-07-26 21:58:12
雨模様で楽しみにしていた登山、残念でしたね。
鍛えていたけど疲れや体調にもよるから当日頑張れ
なくなることもありますね。

登山には無縁の私ですが頑張って登ったり歩いたり
する姿を想像するだけで脱帽です。

次の機会には晴天の中、登れると良いですね。
返信する
雨降り (のっこ)
2017-07-27 06:02:02
笹ゆりさん おはようございます

楽しみにしていた登山は雨降りだった
のですね。残念でしたね。
そして体調が悪かったのでしょうね。酷暑
続きで。

いつも鍛えていたのに、ですよね。

私なんて到底無理。まぁ~何もしていないからねぇ。

でも色々と備えしていて、(何があるか分からないから)良かったですね。
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末摘花さんへ (笹ゆり)
2017-07-27 08:13:18
登山口の写真がピンボケですからね。
途中の標識にある、1300mが登山口の標高です。
車のマークが登山口で家のマークが山小屋です。こういう標識が途中にたくさんあり、後どの位と分かるようになっていました。
それまでは晴れていたのに、日曜日から雨とはついていません
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みるくさんへ (笹ゆり)
2017-07-27 08:15:05
お天気だけはどうしようもありませんね。
こんな登山も過ぎれば思い出ですね
次こそは晴れて欲しいです
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のっこさんへ (笹ゆり)
2017-07-27 08:17:15
鍛えていたつもりが、体力無くてガッカリです。
次はもっと鍛えないといけないですね。
今度の事を反省材料にして次に備えます
返信する

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