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3月に入り暖かくなり雪もどんどん融ける。
山も雪が見えなくなり、暖かいからと出かけた。
相変わらずの人出。
雪もすっかり融けているし、お尻の痛みも良くなって来たし。
永久に治らないのではと思える痛みにガッカリしていたけど、この頃は良くなって来た。
あれ?通行止めが無くなっている。
通れるようになったのかな?
下へ行く道だけど、台風が来た後から通行止めになっていた。
どこかに春の気配はないかと探すけど、見た目は冬のまま。
暑いくらい暖かいのだけど、どこかに春らしい物は無いのかしら?
しいて言えばこの福寿草くらい。
桜の木の枝が陰になるからいつも半開き。
子ノ神の福寿草は多分まだと思えるから来週にしよう。
ヤドリギが落ちていた。
見上げれば鳥が実を突いている。
ヒメリュウキンカが芽を出している。
田淵行雄記念館ではもう咲いているというから、見に行ってみようかな。
休憩小屋に着き一休みしながら、北周りはどうなっているのかと考える。
怖いからと尻尾撒いて逃げ帰るか、行って見るかと考えていたら、
下から知っている人達が登って来た。
久しぶりに会う人達。
北周りの道の事を聞いてみたら、昨日歩いたというYさんが
「凍ってはいないけど、融けて道がドロドロで滑るよ」と。
それなら行けると北周りで帰る事に。
融けているとはいえ、頂上付近は雪が残る。
尾根道もまだ雪があるし、怖々歩く。
やっぱり雪怖い。雪のない所を選んで歩く。
パソコンの壁紙も替えたいし、何か良い景色は無いかと探すけど
12月とほとんど変わらない景色。
いつもの休憩場所に何かの動物の足跡。
切り株に腰かけて景色を見る。
まだ冬景色だな~。どこかに春らしい景色ないかしら。
温度だけが春を感じさせる。
山の北側はまだ雪がたくさん。
北側は家からは見えないし。
この前転んだ地点。
この先で転んでお尻打って、痛い思いをして散々な気持ちで帰った。
今度はドロドロの所で転びたくないから慎重に下りる。
いつもの倒木に腰かけて休憩。
日差しのせいか柔らかく感じる。
ここが一番怖いところ。
融けて凍っての繰り返しが見られて、ここをどう降りるか。
あれ?こっち側は通行止め?上の方はロープなかったのに。
歩いた跡は見えるから人は歩いているみたい。
怖いならこっちから回って帰るという手もあるけどと考えていたら、
下の方から賑やかな声が。
人が降りようとしている。
笹のある方へ移動して、笹を掴みながら下りてその人達の所で
「上から下りて来たのですか?」と聞いたら「これから登ろうと思っていたけどこれでは無理。」
という返事。
確かに履いている靴は普通の運動靴で、服装は軽装。
山の事は知らずに思いつきで来たみたいで、北周りなら楽に登れると思っていたよう。
「装備整えてから来ます」と言っていた。
もう少し後なら雪も完全に融けていたのに、少し早かった。
転ばずに下りられて良かったね。
来週ならもっと雪も融けていると思うから、子ノ神の福寿草見に行ってみようかなと思う。
春になれば楽しみも増えてくるし。
まだ雪が残っている所があってまだ危険。
滑って転んだら大変です。気をつけてね。
雪道、見ただけで怖そうです。
急に暖かくなっても、植物や雪は直ぐには変われなくて大慌てしているかも!
一人で想像して可笑しくなりました。
私は箱根の大涌谷の坂道で尻餅をつき、しばらく医者通いをした経験があります。
平なところでも雪の上を歩くのは怖いです。
斜面なら尚のこと怖いです。
上の方の雪もすぐ融けるでしょうね。
早く花が咲かないかなと思います
楽しみです。
末摘む花さんも尻餅ついた事があるのですね。転ばないようにと思っていても、思わぬところで転ぶものですね