この頃、立て続けにクリスティー作品のドラマ化が続いた。
原作を日本風に置き替えてだけど。
ミス・マープル物。
ドラマでは天海祐希がマープルみたいな役。
比較的原作に近かった。
もう半分忘れていたので、ドラマ見た後読み返してみる。
ついでに殺された人が可哀想。
もう一つは『鏡は横にひび割れて』これもマープル物。
若い時にこれを読んだ時は衝撃を受けた。
ドラマではジカ熱なんて訳わからない病気だったけど、原作は風疹。
風疹って今では予防接種しているから、原因として使えなかったのかしら?
全体に暗い話で私は好きじゃない。
何も救いがないし、元を作った人に「何であんな事をしたの?」と詰めよって謝らせるだけで良いような気がするし。
相手は気の良いおばさんだし、殺すほどの事かしら?
これは発表された時、賛否両論が巻き起こったという作品。
私は賛成派。犯人分かった時は唖然として、クリスティーに感心して好きな作品に入る。
これは3回も読んだ作品。
ドラマは『黒井戸殺し』
最初は何の事か分からなかったけど、『アクロイド殺し』を日本風にしたのだと分かる。
ドラマは昭和27年だったけど、原作は第二次世界大戦前の話。
その頃イギリスでは、録音できる機械が高いとはいえ、一般人が買えたのね。
シェパード医師だから柴医師ねと、ネーミングに笑ってしまった。
比較的原作に忠実に表現していた。
あちこち違うけど、本場で作っても変えているからこれは仕方がないね。
原作は長いもの。
次はどれがドラマ化されるのかしらね。
読んでいれば、原作と比較する楽しみもあって、二倍楽しめたことと思います
面白いでしょうね。
原作との違いとかもあったりして。
「オリエント急行の殺人」だったり「そして誰もいなくなった」も。原作と違う所を探すのも面白いです
次は何だろう?私としては、これは面白いのではと思う作品あるけど
内田康夫の浅見光彦シリーズは、もはや原作とは違う物としてしか見ていません。一時期夢中で読んだので、TVであちこちでドラマ化され過ぎて、何だかなと思うだけです。自分でイメージしている人と違うものね。
外国の原作なら、違ってもそれはもう別物だから気にならないけど