季節の中の花達と

四季折々の花や植物の事を思いつくままに。

誰もいない山の中

2019-06-28 07:51:44 | 
24

台風が出来るかもしれないというお天気。
風も強いし空も今にも降り出しそう。
急いでやる事片付けて山へ。




もうミズキの季節は終わったのにと調べてみたら、クマノミズキらしい。

行って見たらいつもより車少ない。
お天気悪いから来ない人多いのかしらと登り始める。
登山で疲れない歩き方は、踵で蹴り出さない、そのまま足を前にと気をつけながら、自分の歩き方を確かめる。



白い花に気がつき、いつもとは違う道へ。




イワガラミらしい。


よく見るとあちこちに白い花が見える。
ここにこんな花が咲くなんて知らなかった。
いつも行っているのに知らない事多いのね。




オカトラノオ

暑いけど風が吹くから気持ちいい。
休憩所で少し休憩。




シオデがある。
子供の頃は、これを採る為にあちこち歩きまわったもの。
アクが強いから油で炒めて卵とじで食べた。




赤い花があると思ったら、ニワトコの実。




ソヨゴの花がたくさん咲いている。
小さい花。蜂が飛んで来ていた。




こんな感じでお天気悪い。




栗の花

いつも通りに子ノ神まで行くつもりで歩き出したけど、そこまで行く途中の森の中を通る事が怖くなる。
風が吹き木が唸る感じ。空も雲行き怪しい。
蝉の声も聞こえないし、鳥の声もあまり聞こえない。
誰もいないし帰る事に。




アサノハカエデに実がびっしり。

北周りの道へ来たら雨がパラパラと。
木の下だからたぶん大丈夫と歩いていたら、そのうちやんでしまった。
車じゃないからスピードアップというわけにもいかないし、歩くスピードはあげられないからいつも通りに下りるしかない。

途中の道にヤママユガの幼虫が歩いていて、踏まれては可哀想と道の端へどけてやったりしながら歩いていて、3匹目の虫を見つけた時、手袋しているから大丈夫と持ち上げたら手袋にガッチリしがみついてしまった。
どうしよう。つまんでも離さない。固まったように動かないし。
仕方ないからそのまま歩いて、これをどうしようかと考える。
まさか変態始めたわけでもないよねとも考えて、お尻を押したら歩き始めたのでそのまま捨てる。
ショックで気絶してたのかしら?死んだふり?
とにかく離れてくれたのでホッ。
虫に手を出してはいけませんと知る。かなり時間使ってしまった。
また雨がパラパラと。

駐車場へ来て見てびっくり。
車が3台しかない。
どうりで登りで下りて来る人は見たけど、登って来る人は見なかったはず。
休憩所で下りてくる女性2人見たのが最後だったから、皆早く来て早く帰ったみたい。
山の中で、歩いていたのは私一人状態だったのね。

晴れた山は気持ちいいけど、こんなお天気の山は不気味。
自然は甘いものではないとよく分かる。



コメント (4)
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