季節の中の花達と

四季折々の花や植物の事を思いつくままに。

アガサ・クリスティーの本

2017-12-20 08:42:20 | その他

亀の歩みのごとくゆっくりと本を読んでいるけど、いつまで経ってもアガサ・クリスティー。
ポアロ物とマープル物は全部読んだので、今はノンシリーズ。



TVドラマではマープル物として放送されていた。
出てこない人を無理やり出して、筋もかなり変えていたし変なドラマと思った。




あらすじ。読んでいる時は恋愛物かと思うような話で、最後の方に殺人がおきて終わり。
最後まで読んで、これは犯人の告白文と分かる。
クリスティーは同じ手は使わないというけど、似たような手法は他にもある。


この題名を若い時に見たら何と思ったかしらと考える。今は何だかとても魅かれる。
明けない夜はないとか、止まない雨はないとか言うけど、永遠の夜の世界?
この場合、殺人者は殺人者として生まれつくという意味で使われている。
私はどんなものに生まれついたのかしら?




この詩が題名の元。




馬が虐待される話かと思ってしまった
聖書から来ている言葉で、死神を乗せた馬が蒼ざめた馬と呼ばれているらしい。




これもマープル物として放送されたけど、筋立ては良く分からないし、面白くないし記憶にも残らないドラマだった。
それが本で読んでみると面白くて、犯人も分からないし意外な犯人にびっくり。
さすがアガサ・クリスティーと感心。

ポアロ最後の「カーテン」も、TVドラマは録画したまま見ないで、本を読むまで撮って置いて後から見たけど、本を読んでいなければ何が何だか分からなかったと思った。
人の微妙な心理状態は書かれているから分かるけど、映像だけじゃ分からないから。


本がドラマ化されるのはそれはそれで面白いけど、原作損ねていると思われる物もたくさん。
作者が怒らないかしらと思える物もあるし、そういう場合作者公認かな?
アガサ・クリスティーでは、作者はもういないからどうしているのかしらね


コメント (6)
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