昨日は地区の公民館で「やしょうま」作りがあると聞いたので行ってみた。
公民館の広場に作られた「三九郎」
夜には火をつける。この火でまゆ玉焼いて食べると、風邪ひかないという言い伝えが。
ここでは柳の枝にまゆ玉つけて焼いて食べる。
まゆ玉は米粉で作る。
「やしょうま」って何?
安曇野に伝わる郷土食。米粉を練って蒸して色を付けて、綺麗な模様を出して作る、どこから切っても金太郎あめみたいな食べ物。
お釈迦様が亡くなる直前に、弟子の「やしょ」が米の粉で練った食べ物を持って行ったら、「やしょよ美味かったぞ」と言って亡くなられたので、それから命日の14日の晩に作って15日にお供えするようになったという言い伝えがあるそう。
お釈迦様が日本語しゃべるわけがないから、この言い伝えは作り話ね。
出来上がった物。スイカと桜。
失敗作やらなにやら色とりどり。
スイカとでんでんだいこ。スイカは楽なので子供達も作ったから、スイカだらけ。
講師はおばあさん達。
1年に1回しか作らないから忘れてしまったとか。
桜は前日に作った見本で、これは成功例。
このバラも見本。
当日は作らなかった。バラは手がかかって大変だという。
米粉蒸して丸めて、作りたい形に切り分けて、色を付けて棒状に伸ばして重ねて、さらにそれを伸ばして切る。
原理は、巻き寿司で作る物と同じ。
出来た物は、柔らかいうちに糸で切る。
砂糖も入っているからそのまま食べられるし。
自分一人で作ったら大変だそう。硬くなる前に、色つけて重ねて伸ばさないといけないから。
やってみようかしら?止めた方が良いかしら?