▲ソウル大公園'統一虎'らが餌を食べている。 [写真-統一ニュース チョ・ソンボン記者]
"虎で結ばれた南北の縁と交流,2010年にはさらに活発になれば.."
2010年新年,'統一虎'に会う
2010年01月02日(土)コ・ソンジン記者tongilnews.com
2010年は虎の年だ。 私たちの先祖は韓半島の形状を虎に比喩した。 虎の気概とたくましさが韓半島各地に根をおろしていると感じた。
私たちの民族の象徴の虎は、昔から高麗虎と呼ばれた。 しかし日帝時代以後、北では'朝鮮虎',中国では'東北虎',シベリアでは'アムール虎'と呼ばれることになった。
韓半島にいる虎は大部分がシベリア虎だ。 絶滅した3種を除いて,残っている5種の中で最も図体が大きくて,野生によく適応する。 それだけに賢くて,力も強い。
この虎は主に韓半島北域に住んでいる。 '白頭山虎'は霊物中の霊物と言われている。 しかし日帝時代,虎を無断捕獲し、その数が著しく減って、解放以後韓国では探せなくなった。
絶滅危機に瀕した南側の'白頭山虎'を生かそうと、北側から虎らが下ってきた。 ソウル大公園と平壌中央動物園との動物交流があった。 1999年狼林(ナンニム)山脈で捉えたと付けられた'ナンニム'(雌)に続き、2001年には雄の'ライル(95年生まれ)'が渡ってきた。
翌年北の'ライル'とソウルオリンピック当時マスコットであった'ホドリ' 2才の'ホン(90年生まれ)'間で'コア'(雄)と'リ'(雌)が生まれて世間の注目を浴びた。 南北最初の合作虎は当時和解.協力の南北関係の中で'統一虎'と呼ばれて大きな象徴になった。
昨年6月には'コア'と'清州(チョンジュ)'間で南北虎2世代'独島(ドクト)'(雄),'領土'(雌)が生まれた。 三兄弟姉妹の名前は当時日本が独島(ドクト)領有権を主張した時,観覧客を対象にした名前公募で262対1の競争率を競り勝ってつけられた。
2006年6月には'コア'と'清州(チョンジュ)'間で'大韓'(雄),'民国'(雄),'勝利'(雌)が生まれた。 ドイツ ワールドカップ予選でトーゴとの競技当日生まれたこれらには、勝利を祈る意味でこういう名前がついた。
去る12月30日訪れたソウル大公園動物園では南北合作虎'コア'と'リ'は見られなかった。 代わりに寒い天気の中でも、悠然と横になっている'大韓'と'勝利'に会うことができた。
虎飼育係りのピョン(47)氏は、虎に格別の愛情を注いだ。 餌を与えながらも、それぞれの名前を呼んで目を合わせた。
ピョン氏は"虎も私の声を知って,私の顔を憶えている。 目を合わせれば特有の声をだす"、"虎は紋がみな違って、全部区別することができる"と話した。
新年が虎の年でもあり,一日に三,四ヶ所ずつ放送会社が訪問するので忙しい毎日を送っているという彼は、南北関係に関連して'虎飼育係り'らしく新年の願い語った。
彼は"虎で結ばれた韓国,北朝鮮の縁と交流が今後もずっと続いて欲しい"、"来年が虎年だけに,2010年には韓国,北朝鮮の交流が今年よりさらに活発になれば良い"と話した。
引き続き"南北の虎も10年間、一緒に住んで子も産んで交流している"としながら、同じ民族どうし虎のように生きたいものだと笑った。 猛獣を相手にする人には相応しくない、素朴な印象であった。
ソウル大公園動物園には虎の他にも北の動物たちがいる。 動物交流事業を通じて搬入してきた'馬狼'とキツネなどだ。
北側でオオカミを'馬狼'と呼ぶ。
2010年は6.15南北共同宣言10周年をむかえる年でもある。 最近やっと動き始めた北.米関係に続き、わが政府も昨年業務報告で"2010年は南北関係の転換点になるだろう"と話した。 南北首脳会談の可能性も用心深く提起されている。
南北合作'統一虎'の年,南北関係の新しい転換を期待してみる新年だ。
"虎で結ばれた南北の縁と交流,2010年にはさらに活発になれば.."
2010年新年,'統一虎'に会う
2010年01月02日(土)コ・ソンジン記者tongilnews.com
2010年は虎の年だ。 私たちの先祖は韓半島の形状を虎に比喩した。 虎の気概とたくましさが韓半島各地に根をおろしていると感じた。
私たちの民族の象徴の虎は、昔から高麗虎と呼ばれた。 しかし日帝時代以後、北では'朝鮮虎',中国では'東北虎',シベリアでは'アムール虎'と呼ばれることになった。
韓半島にいる虎は大部分がシベリア虎だ。 絶滅した3種を除いて,残っている5種の中で最も図体が大きくて,野生によく適応する。 それだけに賢くて,力も強い。
この虎は主に韓半島北域に住んでいる。 '白頭山虎'は霊物中の霊物と言われている。 しかし日帝時代,虎を無断捕獲し、その数が著しく減って、解放以後韓国では探せなくなった。
絶滅危機に瀕した南側の'白頭山虎'を生かそうと、北側から虎らが下ってきた。 ソウル大公園と平壌中央動物園との動物交流があった。 1999年狼林(ナンニム)山脈で捉えたと付けられた'ナンニム'(雌)に続き、2001年には雄の'ライル(95年生まれ)'が渡ってきた。
翌年北の'ライル'とソウルオリンピック当時マスコットであった'ホドリ' 2才の'ホン(90年生まれ)'間で'コア'(雄)と'リ'(雌)が生まれて世間の注目を浴びた。 南北最初の合作虎は当時和解.協力の南北関係の中で'統一虎'と呼ばれて大きな象徴になった。
昨年6月には'コア'と'清州(チョンジュ)'間で南北虎2世代'独島(ドクト)'(雄),'領土'(雌)が生まれた。 三兄弟姉妹の名前は当時日本が独島(ドクト)領有権を主張した時,観覧客を対象にした名前公募で262対1の競争率を競り勝ってつけられた。
2006年6月には'コア'と'清州(チョンジュ)'間で'大韓'(雄),'民国'(雄),'勝利'(雌)が生まれた。 ドイツ ワールドカップ予選でトーゴとの競技当日生まれたこれらには、勝利を祈る意味でこういう名前がついた。
去る12月30日訪れたソウル大公園動物園では南北合作虎'コア'と'リ'は見られなかった。 代わりに寒い天気の中でも、悠然と横になっている'大韓'と'勝利'に会うことができた。
虎飼育係りのピョン(47)氏は、虎に格別の愛情を注いだ。 餌を与えながらも、それぞれの名前を呼んで目を合わせた。
ピョン氏は"虎も私の声を知って,私の顔を憶えている。 目を合わせれば特有の声をだす"、"虎は紋がみな違って、全部区別することができる"と話した。
新年が虎の年でもあり,一日に三,四ヶ所ずつ放送会社が訪問するので忙しい毎日を送っているという彼は、南北関係に関連して'虎飼育係り'らしく新年の願い語った。
彼は"虎で結ばれた韓国,北朝鮮の縁と交流が今後もずっと続いて欲しい"、"来年が虎年だけに,2010年には韓国,北朝鮮の交流が今年よりさらに活発になれば良い"と話した。
引き続き"南北の虎も10年間、一緒に住んで子も産んで交流している"としながら、同じ民族どうし虎のように生きたいものだと笑った。 猛獣を相手にする人には相応しくない、素朴な印象であった。
ソウル大公園動物園には虎の他にも北の動物たちがいる。 動物交流事業を通じて搬入してきた'馬狼'とキツネなどだ。
北側でオオカミを'馬狼'と呼ぶ。
2010年は6.15南北共同宣言10周年をむかえる年でもある。 最近やっと動き始めた北.米関係に続き、わが政府も昨年業務報告で"2010年は南北関係の転換点になるだろう"と話した。 南北首脳会談の可能性も用心深く提起されている。
南北合作'統一虎'の年,南北関係の新しい転換を期待してみる新年だ。
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