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チョン・テイル烈士 40周忌, 4万労動者が大会開催

2010年11月08日 | 南域内情勢
写真ー韓国労働運動のオモニ・李ソソンさん

チョン・テイル烈士 40周忌、 G20会議控え4万労動者が大会開催

2010年 11月 07日 (日) 16:59:54 ゾゾングフン記者 whoony@tongilnews.com

7日午後 3時ソウル広場で全国民主労働ユニオン総連盟所属 4万名余の労動者たちは
"労動基本権死守,不定期職問題解決,G20糾弾"を叫んで
40年前チョン・テイル烈士の '労動基準法死守' 精神を引き続くことを誓った.

ギムヤンフン民主労総委員長は
"チョン・テイル烈士と一緒に怒り決意する"
"チョン・テイル精神継承は、 80万組合員皆がチョン・テイルのように思考、活動し、不定期職、中小零細低賃金労動者の団結を最優先し、市民社会民衆陣営と連帯を通じ、反民主,反統一勢力である李明博政権を審判しよう"と訴えた.

また "全国民と一握りの既得権者との対決の中で、福祉や進歩、デモクラシーも労動基準法の遵守から始まることを確認しよう"
と力強く宣言した。

この日の労動者大会には、南ア共和国,香港,コロンビア,ナイジェリア,スリランカ,日本,ブラジルなど各国労働ユニオン代表たちが参加し、チョン・テイル烈士精神継承と連帯の意思を表明した.

チョン・テイル烈士のお母んである李ソソン女史は、
"労動者たちが一つに団結することが大切だ。…この国の経済を誰が作ったのかを知らせなければならない. "
と労動者たちの団結を訴えた.


★あの日から40年。清渓川のほとりに密集していたタコ部屋もどきの作業場で、14,15の娘が一日15時間労働に虐げられていた。無学の青年が必死に労働基準法を勉強し、か弱い少女たちを守るべく雇い主らと交渉。そして労働運動に目覚めるが、挫折し自分の身と労働基準法を焼き、息を引き取った。
息子の遺志を受け継いだ母や、「大学生の友人がいれば…」と常々話していたチョンテイルの話を聞きつけたソウル大のチャンギピョなどが駆けつけ葬儀を行い、労働運動に覚醒した学生たちが参画し始めた。…

当時ぼくは戯曲「平和市場」を書いた。韓国に行けない状況下で入手できる資料を基に、仲間と一緒に仕上げた。そして、東京と大阪で公演した。
今清渓川は華やかに蘇ったが、経済は成長し一部特権層だけはその果実を享受しているが、貧困層は40年たった今も這い上がれないでいる。…     namsang


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