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薄れて行くメガトン級の疑惑、それでも検察は

2010年01月23日 | 南域内情勢

政権の‘下命捜査’性格を帯びた<文化放送> ‘PD手帳’製作陣とカン・キガプ民主労働党代表事件に対する無罪宣告に反発している検察が, 本来現政権の核心部と直間接的に関連した事件では牛歩を拒まず明確な対照を見せている。

検察が生ぬるい態度に出る事件ではハン・サンリュル(57)前国税庁長の‘鶴洞(ハットン)村’絵ロビー事件が代表的だ。 検察は昨年5月前職国税庁長2人がかかわったこの事件の調査に入った。 チョン・グンピョ(56・拘束起訴)前国税庁長夫婦とハン前庁長の夫人,絵売買を仲介したアン・ウォング(50・拘束起訴)前国税庁局長夫婦に対する調査を終えた。

しかし検察は米国に留まっているハン前庁長の召還調査にはその気がない。 検察はハン前庁長の側近職員の陳述を土台に“ハン前庁長が絵の値段は500万ウォンに過ぎない,小額なので犯罪召還調査を強制する方法がない”と繰り返している。 実際の絵価格が1000万ウォンを越えるならば検察は拘束令状を請求できて,犯罪人引渡し請求対象とすることができる。 だが検察は‘鶴洞村’の価値が数千万ウォン台という美術界一部の評価は無視している。

ハン前庁長はパク・ヨンチャ前泰光実業会長に対する標的税務調査と、イ・ミョンバク大統領のソウル 江南道谷洞土地借名所有疑惑の秘密を握っているという。

チョンシニル(67)セジュンナモグループ会長が2007年、大統領選挙に出たイ大統領の特別党費30億ウォンを代納したという疑惑に対しても検察は答を出せずにいる。 民主党は昨年6月チョン会長とイ大統領を政治資金法違反疑惑で告発したが, 検察は昨年12月30日に告発人の民主党チェ・ジェソン議員を一度調査しただけだ。

イ大統領の姻戚企業の暁星グループ秘密資金造成疑惑事件は、太陽が何回変わっても決着をつけられずにいる。 チョ会長の長男のヒョンジュン(42)社長、3男のヒョンさん(39)専務が、米国で不動産を購入で会社のお金使用疑惑に関連して,検察はこれらを呼んで調査してもまだ‘結論’を出さないでいる。
そうするうちにPD手帳無罪宣告で、検察に対する批判世論が高まった。去る21日,検察はチョ社長が米国不動産を購入して会社のお金を使った情況を捕らえたと明らかにした。 これに対して批判世論を薄めようと‘水で薄めること’にしたのではないかという指摘も出る。
ノ・ヒョンウン記者goloke@hani.co.kr

●ハンナラ党候補者レース時、パックネ陣営から暴露されたMB14の疑惑と詐欺、それから2年その上にさらに上塗りしながら執権3年目に入った。
日本軍「慰安婦」の問題である当事者は、自分たちを日本軍に引っ張っていったのはほとんと韓国人、日本人に忠誠を尽くし出世しようとしたいわゆる親日家どもだ。
時代は変わったが、権力に媚びる言論、検察を見ていると民や国のことなど眼中にない輩に見える。しかし、このような強欲な性癖を操り、執権3年目にして「帝王」にまで自分を押し上げた政治手腕にただ感服するばかりだ。

韓国の性に「韓」がある、韓明淑、韓スンス、韓○○と以前このブログに書いた方がいた。前のお二方はノムヒョン、金大中逝去時弔辞を述べたので、強烈に比較対照された。明淑に涙し、スンスの抑揚のない朗読に怒りすらこみ上げてきたことを覚えている。
ハンで言うならば、今アメリカにいるハンサンユル前国税長官、彼がキーマン。メガトン級の情報を握ったまま、潜伏している。決して触ろうとしない。
パクヨンチャゲートを初期の段階で青瓦台にご注進したハン、そこで誰に何を話したのか、そしてどんな指示もしくは示唆を得たのか。その後の展開を見れば推測はつくが、兎に角ぼくの目の黒いうちに是非確認したいものだ。





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