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ムン・ジェインの‘運命', 最初の課題はソウル市長作り

2011年10月16日 | 南域内情勢
★先日“ムンジェインの運命”という自伝風の本を読んだ。その本の最後の件り部分からはじまる以下の記事、なかなか読み応えがある。N


ムン・ジェインの‘運命', 最初の課題はソウル市長作り


光化門トーク コンサートから遊説…
“アン・チョルス-パク・ウォンスン現象は政治の希望だ”


リュ・ジョンミン記者| dongack@mediatoday.co.kr


“彼に会わなかければ適当に安楽な、そして適当に支えながら生きたかも知れない。 彼の激しさが私をいつも覚醒させた。 彼の逝去さえ、そうであった。 私をまた彼の道に引き入れた。
大統領は逝去を‘運命だ’と言った。… 内心考えた。 私こそ運命だ。 あなたはもう運命から解放されたが、私はあなたが残した宿題から抜け出せなくなった。”


ムン・ジェイン‘ノ・ムヒョン財団’理事長の自叙伝<ムン・ジェインの運命>はこのように結ぶ。
‘ムン・ジェインの運命’、その意味が何なのかに対して、言論は関心を集中させた。 大統領府秘書室長を歴任した‘永遠のノ・ムヒョンの友人’ムン・ジェイン、暴風のように過ぎた2009年5月を、全身で耐え忍んだ人物が、まさしくムン・ジェインである。

ノ・ムヒョン前大統領逝去に関連した公式記者会見も、ボンハ村弔問客をむかえる総責任者も彼の役割であった。
彼の話した‘運命’の意味は何だろうか?
政界からの招聘提案と選挙支援要請を断りつづけて来たムン・ジェイン理事長が、今回は直接選挙運動遊説に参加した。


●彼の‘運命’の最初の課題、それはパク・ウォンスン ソウル市長作りなのかも知れない。 13日夕方ソウル、光化門では‘青春コンサート’に似た形態のトークコンサートが開かれた。
<市民が市長だ>というタイトルを掲げたこの行事は、10.26ソウル市長補欠選挙が開かれる時まで毎晩光化門広場で開かれる。

初日招待されたお客さんが、満を辞して登場したムン・ジェイン理事長だ。

彼は“選挙戦でマイクをとって応援遊説をするのも生まれて初めて”と話した。
何が彼を遊説現場に導いたのだろうか。
ムン・ジェイン理事長は“アン・チョルス・パク・ウォンスン現象は政治の希望”としながら“パク・ウォンスン候補を全野党陣営統合候補に選んだ時、すでに新しい政治のとうとうたる流れが始まった”と話した。

ムン・ジェイン理事長はハンナラ党と与党の‘パク・ウォンスンたたき’に対しても厳しい忠告を与えた。 彼は“既得権勢力がパク・ウォンスン候補に話にもならない誹謗をならべながら、その希望を折ろうとする。 市民がパク候補を守らなければならない”と話した。

ムン・ジェイン理事長は政治家として活動経験がない人物だ。
しかしムン・ジェイン理事長はソン・ハクキュ民主党代表、アン・チョルス ソウル大融合科学技術大学院長と共に全野党陣営の有力な大統領選候補の中の一人だ。

‘パク・ウォンスン ソウル市長作り’は、彼にとってどのような意味をもつのであろう?

今回の選挙は‘ムン・ジェインの破壊力’がどんなものなのか、政治家として検証を受ける場になると周囲では見ている。


● パク・ウォンスン ソウル市長作りの他、別の課題もある。

釜山東区庁長選挙だ。この選挙戦は、パク・クネ-ムン・ジェイン代理戦として注目されている。
ハンナラ党の牙城ー釜山だが、いつも民心の躍動性が感知される地域でもある。

釜山東区庁長選挙には、参加政府時代広報処長をしたイ・ヘソン民主党候補が出馬した。

パク・ウォンスン ソウル市長候補共同選挙対策委員長のムン・ジェイン理事長は、釜山東区庁長選挙ではイ・ヘソン候補後援会長として選挙に飛び込んだ。 イ・ヘソン釜山東区庁長候補支援には、早々と全野党陣営が総出動した。

●パク・クネ前代表が支援するハンナラ党チョン・ヨンソク候補と、ムン・ジェイン理事長が支援する民主党イ・ヘソン候補との選挙結果は、来年総選挙はもちろん大統領選挙の風向きを占う試金石と見られる。
ムン・ジェイン理事長が釜山選挙の勝利を導く場合‘ムン・ジェイン破壊力’が立証されたという点で、10.26以後政治地図に大きな影響を与える展望だ。


ムン・ジェイン理事長はソウルでパク・ウォンスン候補を、釜山でイ・ヘソン候補を選挙の勝者にすることができるだろうか。

今回の10.26再補欠選挙は彼が話した‘運命’の最初の試験台になるものと見られる




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