NPO法人 三千里鐵道 

NPO法人 三千里鐵道のブログです。記事下のコメントをクリックしていただくとコメント記入欄が出ます。

南、6.15共同行事「開城(ケソン)開催」で呼応

2013年05月24日 | 南北関係関連消息
5月23日付『統一ニュース』の記事を紹介します。
昨日お知らせしたように、「6・15共同宣言」記念行事の共同開催に関し北側委員会から提案がありました。これを受け南側委員会は、開催地として開城市を指定し、5月末にも実務協議に入りたいとの提案で呼応しました。おそらく、実務協議の場所も開城になるでしょう。
 果たして朴槿恵政府が実務協議の開催と南側委員会担当者の開城訪問を許可するのか、注目したいと思います。 (JHK)


 南、6.15共同行事「開城(ケソン)開催」で呼応-6.15南側委、南北当局に通行・通信など諸般の協力を要請-
  2013年05月23日17:57:20、チョ・ジョンフン記者whoony@tongilnews.com

 「6.15共同宣言実践南側委員会」(常任代表議長イ・チャンボク)は、「6.15共同宣言実践北側委員会」(委員長キム・リョンソン)に、6.15 共同宣言の13周年民族共同行事を開城で開くことを提議し、北側に呼応した。

 6.15南側委員会は23日午後、執行委員長団の会議を開いて「6.15共同行事を開城地域で開くことを提案する」と発表し、「開城で6.15民族共同行事を開催することによって南北関係を改善し、開城工業団地の問題解決に寄与したい」と明らかにした。

 先立って6.15北側委員会は22日、6.15南側委員会と6.15海外委員会に、開城または金剛山での6.15民族共同行事開催を提案していた。これに対し6.15南側委員会は、開城工業団地の問題解決に寄与する意味で、開催場所として開城地域を選択したと見られる。

 6.15南側委員会は「共同行事の成功に向け、通行、通信、身辺安全保護など諸般の事項に関する南北政府当局の協力」を要請した。同時に6.15南側委員会は、今月末ごろに行事開催のための実務協議を6.15北側委員会に提案する方針だ。

 今回の6.15共同行事に関し、韓国政府統一部の当局者は23日「南北関係の現況で不必要な論議が発生してはならない。これまでに開催された共同行事の性格や波及効果などを総合的に検討したうえで政府の立場を決定する」とし、留保的な立場を表明している。