★先日あるメディアが「春雨に崩れた4大河川、梅雨にはどうなる?」とのタイトルで、洛東江沿いの亀尾地区の断水騒ぎを報じた。大事業には反対はつきもの、完工すればきっとよくやったと感謝される、とゆるぎないブルトーザー大統領は頑なだ。
もう一度振り返ってみよう。このコラムを読みながら…。N
断水・環境破壊、'4大河川聴聞会'の審判が待たれる
[メディア招待席]キム・ジンエ・民主党議員| media@mediatoday.co.kr
事業費を確保した政府は、それこそ一瀉千里で工事を押し切ろうとしている。 今年6月から年末までに竣工すると気炎を吐く。
去年の冬記録的な酷寒期間中にも工事をごり押し、その渦中に現場労働者の人命事故は頻繁に起きた。最も浚渫量と堰の多い洛東江で、人命事故が特に多いが、国土部長官は聞くふりだけで総理も手の施しようない有様だ。
“この4大河川災難事業をストップさせる方法はないのか?”
イ・ミョンバク政府は馬耳東風だ。 4大河川事業の環境災難と速度戦に、これほど多くの問題が指摘されているにもかかわらず、かえって‘ポスト4大河川事業’を計画する度胸を見せている。 4大河川周辺を大々的に開発するという‘親水調和区域活用特別法’を去る年末職権上程で処理した。その上4大河川本流だけでは足りず、‘20余兆規模の4大河川支流事業’を計画している。 まさにブルドーザー大統領の本領発揮である。
残ったのは災難だけだ。 今この瞬間にも堰が流失し断水、濁度が激化、絶滅危機保護生物らが消えて…。砂漠のような砂嵐に農作業も被害を受けている。
それでも大統領は、完工すれば感謝されると嘯いている。
このまま行けば災難は避けられない。 大型浚渫と堰(ダム)建設をした先進国がすでに体験したことだ。
それは
最初に、洪水問題.
深く掘られ早まった流速に、支流と堤防などは‘逆行侵食’が始まった。 昨年夏に漢江支流で起きた橋崩壊と似たことが特に本流と支流が会う部分で起きる恐れがある。
二番目、水質問題だ。
堰で止められた水から、様々な水質問題が発生するだろう。
三番目. 地下水変動とダムによる環境変化で起きる川周辺の農業被害問題だ。
地下水が高まって湿地化になったり、地下水が低くなって水が不足するようになる問題があちこちで現れ、川周辺湿度が高まって日照量が減り作物も変えなければならないだろう。
地方自治体は、今後の4大河川管理に莫大な地方財政が使われると恐れ、 ‘川の人工化’はどのような災難をもたらすのか想像もつかない。
残っているのは、審判だけだ。 聴聞会を待つだけだ。
この途方もない「災難事業」がどのように可能だったのか?
どんな権力が作用したのか?
誰が先頭に立って銃を構え、誰が黙認したのか?
誰が利益を貪り、誰が血税を浪費したのか?
国民が否定した「大運河」が、どのように4大河川事業に変質したのか?
税金一銭も入れないと言っていた事業が22兆事業に化けたのか?
大運河をあきらめると言いながら出した‘4大河川整備計画’の堰4個、浚渫1~2メートル規模が、数ヶ月の間に‘4大河川事業’に化けて堰16個、浚渫5~6メートルと大運河計画に似たものに変わったのか?
…
大統領事業と4大河川事業に盲目的に銃担ぎ、また、分かりながら堅く口を閉ざした者たちへの審判の下る日が迫っている。
国民は知っている!
もう一度振り返ってみよう。このコラムを読みながら…。N
断水・環境破壊、'4大河川聴聞会'の審判が待たれる
[メディア招待席]キム・ジンエ・民主党議員| media@mediatoday.co.kr
事業費を確保した政府は、それこそ一瀉千里で工事を押し切ろうとしている。 今年6月から年末までに竣工すると気炎を吐く。
去年の冬記録的な酷寒期間中にも工事をごり押し、その渦中に現場労働者の人命事故は頻繁に起きた。最も浚渫量と堰の多い洛東江で、人命事故が特に多いが、国土部長官は聞くふりだけで総理も手の施しようない有様だ。
“この4大河川災難事業をストップさせる方法はないのか?”
イ・ミョンバク政府は馬耳東風だ。 4大河川事業の環境災難と速度戦に、これほど多くの問題が指摘されているにもかかわらず、かえって‘ポスト4大河川事業’を計画する度胸を見せている。 4大河川周辺を大々的に開発するという‘親水調和区域活用特別法’を去る年末職権上程で処理した。その上4大河川本流だけでは足りず、‘20余兆規模の4大河川支流事業’を計画している。 まさにブルドーザー大統領の本領発揮である。
残ったのは災難だけだ。 今この瞬間にも堰が流失し断水、濁度が激化、絶滅危機保護生物らが消えて…。砂漠のような砂嵐に農作業も被害を受けている。
それでも大統領は、完工すれば感謝されると嘯いている。
このまま行けば災難は避けられない。 大型浚渫と堰(ダム)建設をした先進国がすでに体験したことだ。
それは
最初に、洪水問題.
深く掘られ早まった流速に、支流と堤防などは‘逆行侵食’が始まった。 昨年夏に漢江支流で起きた橋崩壊と似たことが特に本流と支流が会う部分で起きる恐れがある。
二番目、水質問題だ。
堰で止められた水から、様々な水質問題が発生するだろう。
三番目. 地下水変動とダムによる環境変化で起きる川周辺の農業被害問題だ。
地下水が高まって湿地化になったり、地下水が低くなって水が不足するようになる問題があちこちで現れ、川周辺湿度が高まって日照量が減り作物も変えなければならないだろう。
地方自治体は、今後の4大河川管理に莫大な地方財政が使われると恐れ、 ‘川の人工化’はどのような災難をもたらすのか想像もつかない。
残っているのは、審判だけだ。 聴聞会を待つだけだ。
この途方もない「災難事業」がどのように可能だったのか?
どんな権力が作用したのか?
誰が先頭に立って銃を構え、誰が黙認したのか?
誰が利益を貪り、誰が血税を浪費したのか?
国民が否定した「大運河」が、どのように4大河川事業に変質したのか?
税金一銭も入れないと言っていた事業が22兆事業に化けたのか?
大運河をあきらめると言いながら出した‘4大河川整備計画’の堰4個、浚渫1~2メートル規模が、数ヶ月の間に‘4大河川事業’に化けて堰16個、浚渫5~6メートルと大運河計画に似たものに変わったのか?
…
大統領事業と4大河川事業に盲目的に銃担ぎ、また、分かりながら堅く口を閉ざした者たちへの審判の下る日が迫っている。
国民は知っている!