NPO法人 三千里鐵道 

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6.15宣言11周年記念大討論会ーご案内

2011年05月08日 | NPO三千里鐵道ニュース
★今年も間もなく6月を迎えます。6月は三千里鐡道にとって、6.15宣言を記念する集会の季節です。
今年は韓国からのゲストは招聘せず、在日と日本人支持者だけで「朝鮮半島に平和を!」をテーマに、円卓を囲んでの大討論会を予定しております。2部のご案内も兼ねてご覧ください。N

推薦のことばー「小さな巨人・都相太」

2011年05月08日 | NPO三千里鐵道ニュース
★昨年の記念誌の続編である。タイトルは以下のように考えている。

都相太随想集「非武装地帯に立つ」
   ー鉄道連結、そして夢は三千里牧場

この話が持ち上がったきっかけは、昨年8月ソウル仁王山頂上で話された李鳳朝先生の一言から。
「三千里鐡道の活動を、地方でも地道な運動を続けている人々に知らせたい。小さな団体でも大きなことが出来るのだ、と勇気を与えられそうな気がする」
今年はじめ、本人の古希、6.15宣言11周年を記念して上記随想集を制作すると伝え、コメントをお願いしたところ、以下のような推薦文が寄せられた。N



小さな巨人ー都相太

李鳳朝(前統一部次官)

私が都相太理事長に初めて会ったのは、2007年6月でした。 都相太理事長が代表を務めるNPO法人三千里鐡道が主催する6.15共同宣言7周年記念行事に招請を受け、名古屋を訪問した時でした。 小柄な体格に日焼けした顔、そして慇懃な微笑を絶やさない姿に、尋常でない人格者であることを直感することができました。
都相太理事長の言葉と行動には、真心がこもっていました。2泊3日の間、名古屋で共に過ごしながら私は、都理事長の人生と彼の熱い祖国愛、統一に対する熱情に深い感銘を受けました。
彼は自身の信念を実践する人でした。 それは日本で生まれ育ちながら培われた、今日の彼を導いた原動力でした。
 彼は2000年南北首脳会談で6.15共同宣言が発表されるや誰より喜び、すぐに在日同胞社会でも何かをしなければならないという使命感に燃えたのでした。 そして熟慮に熟慮を重ねた末に、非武装地帯の鉄道連結を在日同胞の手でしてみようと決心しました。
そのために、まず組織を作りました。 それが三千里鐡道であったのです。 そして広く募った誠金は、南北両方に届けられ非武装地帯の鉄道連結に必要なレール購入に使われました。
都相太理事長の優れたリーダーシップの下で三千里鐡道は、毎年6.15共同宣言記念集会を開いてきました。 そして北朝鮮に対する苗木支援と開城で開かれた南北共同植樹行事にも参加しました。
2009年には鉄道連結の現場である都羅山駅を訪問しました。 その時都理事長は、朝鮮半島北域での養豚事業構想を話しました。 過去在日同胞が苦難の時期に養豚事業をしながら生きた経験に基づき、朝鮮半島北域で推進しようと決意したのでした。 自身の貧しかった幼い頃を思い、食糧難に苦しむ北朝鮮同胞に手をさしのべようとしたのです。
私は都理事長の構想が必ず実現すると確信します。 彼はまさに尊敬に値する、この時代の小さな巨人です。