新聞離れが加速している中で、タイトルがセンセーショナルになる傾向が見える。でもこのタイトルなら、良心的だ。記者の憂いがひしひしと伝わってくる。ちなみに「韓明淑前総理、数万ドルの賄賂受け取る」と拳ほどの見出しを出した朝鮮日報記者もいる。どちらかといえば韓国は、こんなどす黒い記事が受け入れられ蔓延している傾向が見える。だからあの仮面大統領を選んだのであろう。国民に妖術をかけるような美辞麗句で、国政をリードできるのか。SPにガードされたジャンバー姿で「親庶民」パフォーマンスしても、浅はかさと恐ろしいほどの執念が垣間見え、ぞーっとする。
この社説、他の記事に4大河川周辺に作る貯水池の堤防の高さが24mから51mに修正され、また物議を! 大運河に中途から方針転換するのでは、と。ありうる話だ。
社説、短いが名文だ。是非一読下さい。
namsag
ハンギョレ[社説]
4大河川,巨大な不良品の塊り作ろうとするのか
政府が4大河川事業の主要工事を、2011年梅雨期が始まる前に終えるという構想を明らかにした。 来年には主要工事の60%まで、2011年上半期には事実上工事を終えるということだ。
イ・ミョンバク大統領らしい発想だ。 期間が短くてこそ工事費が節約されるということは部分的には辻褄が合う。 しかし建設会社社長水準を抜け出すことができない浅はかな発想だ。 清渓川のように重装備を動員して片づければ良いという考えに見えるのだ。 清渓川は当初死んだ河川だった。 だが4大河川とは違う。 今でも十分な機能をしている国土の大動脈だ。 本当に重要なのは工事費節減でない。 このような形の無理な工事は、4大河川を生かすのでなく結局殺すことになる。
手続きと方法もまた問題だ。 政府が工事を始めたが4大河川に関する論議はまだ熱い。 反対世論がはるかに優勢なだけでなく
国会で関連予算が通過しなかった。 多少時間がかかっても合理的な討論を経て各自の主張や利害関係を調整して合意を成していくことが民主主義の核心だ。 来年度予算も組めない状況で、どのように2011年上半期に工事を終えるというのか理解することができない。
これは国会の予算審議権はもちろん、国民をも無視することだ。 4大河川工事のために去る10年余り着実に発展させてきた民主的秩序と慣行を後退させることだ。
不実工事も憂慮される。 2011年梅雨前に工事を終えるというならば、実質的な工事期間は1年3~4ヶ月しかならない。 果たして工事が正しくなされるか疑問だ。 周辺文化遺跡に対する発掘保存努力は消え,破壊、埋設する可能性が大きい。
さらに工事を受注した建設会社らは、設計図面さえ出されていない。 設計図が出てきた後工事をしなければならないが、政府が催促をしたために建設会社らは設計をしながら同時に工事をする方法を取っている。 時間に追われて急に設計図面を作って図面が出てくるやいなやまさに工事に入る方式だ。 そのような設計と工事が正しくなされるわけがない。
国土の大動脈にメスを入れる事業だこのような拙速は後に禍根を残す。 もう一つの巨大な不良品の塊りを作り出すことになれば、その負担は全て国民にのしかかる。
この社説、他の記事に4大河川周辺に作る貯水池の堤防の高さが24mから51mに修正され、また物議を! 大運河に中途から方針転換するのでは、と。ありうる話だ。
社説、短いが名文だ。是非一読下さい。
namsag
ハンギョレ[社説]
4大河川,巨大な不良品の塊り作ろうとするのか
政府が4大河川事業の主要工事を、2011年梅雨期が始まる前に終えるという構想を明らかにした。 来年には主要工事の60%まで、2011年上半期には事実上工事を終えるということだ。
イ・ミョンバク大統領らしい発想だ。 期間が短くてこそ工事費が節約されるということは部分的には辻褄が合う。 しかし建設会社社長水準を抜け出すことができない浅はかな発想だ。 清渓川のように重装備を動員して片づければ良いという考えに見えるのだ。 清渓川は当初死んだ河川だった。 だが4大河川とは違う。 今でも十分な機能をしている国土の大動脈だ。 本当に重要なのは工事費節減でない。 このような形の無理な工事は、4大河川を生かすのでなく結局殺すことになる。
手続きと方法もまた問題だ。 政府が工事を始めたが4大河川に関する論議はまだ熱い。 反対世論がはるかに優勢なだけでなく
国会で関連予算が通過しなかった。 多少時間がかかっても合理的な討論を経て各自の主張や利害関係を調整して合意を成していくことが民主主義の核心だ。 来年度予算も組めない状況で、どのように2011年上半期に工事を終えるというのか理解することができない。
これは国会の予算審議権はもちろん、国民をも無視することだ。 4大河川工事のために去る10年余り着実に発展させてきた民主的秩序と慣行を後退させることだ。
不実工事も憂慮される。 2011年梅雨前に工事を終えるというならば、実質的な工事期間は1年3~4ヶ月しかならない。 果たして工事が正しくなされるか疑問だ。 周辺文化遺跡に対する発掘保存努力は消え,破壊、埋設する可能性が大きい。
さらに工事を受注した建設会社らは、設計図面さえ出されていない。 設計図が出てきた後工事をしなければならないが、政府が催促をしたために建設会社らは設計をしながら同時に工事をする方法を取っている。 時間に追われて急に設計図面を作って図面が出てくるやいなやまさに工事に入る方式だ。 そのような設計と工事が正しくなされるわけがない。
国土の大動脈にメスを入れる事業だこのような拙速は後に禍根を残す。 もう一つの巨大な不良品の塊りを作り出すことになれば、その負担は全て国民にのしかかる。