NPO法人 三千里鐵道 

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日本が民主党政権になることで、東北アジアに変化があるのか…

2009年08月28日 | 東北アジアの平和

統一ニュースに、和田春樹の講演に関するニューが出ていた。
タカ派一色になっている日本の報道社会では全く報道されないのだが、ちょっと参考になるかもと思い、翻訳して掲載しました。

こう進めばいいんだがなあと懐疑的ながら…

by maneappa

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http://www.tongilnews.com/news/articleView.html?idxno=86213

日, 北と対話.和解可能性高い"
和田春樹, '8.30 総選' 以後展望."自主的対米外交になる"

2009年 08月 27日 (木) 16:44:28コ・ソンジン記者 kolong81@tongilnews.com

▲和田春樹教授が 27日午後 3時、国会図書館大講堂で開かれた民主政策研究院創立 1周年記念招請講演で発言して。[写真-統一ニュース チョ・ソンボン記者]

日本の代表的な知韓派学者に知られた和田春樹東京大名誉教授は来る 30日の日本衆院総選挙を通じて 55年ぶりの政権交代が成立すれば、以前とは違い、朝日間対話と和解の雰囲気ができるものとみる。

和田春樹教授は 27日午後 3時、国会図書館大講堂で開かれた民主政策研究院創立 1周年記念講演で "日本民主党が 政権を取ったら自民党政権では不可能だった対話と和解の路線に行く可能性が高い"と北日修交可能性が高いと述べた。

彼は "民主党はよく分かっていることのように、タカ派も属している"と紹介し、 "若い自治団体長たちが '日本回復' などのスローガンを掲げて右翼的な主張を展開したり、憲法第9条の改訂に対して民主党議員のかなり多くが賛成している"と保守的見解もかなり多く存在していると伝えた。

しかし和田春樹教授は "政権交代を実現するということは自民党政権とは違うことをするということ"と言いながら "今の自民党よりタカ派的な道を選択する理由がない。政権交代選挙のすべての指揮者である小沢代表代行はよりハト派の道を選択するように見える"と予測した。

その根拠で 8月 19日付の朝日新聞に載せられた候補者たちの面々を把握したアンケートを挙げた。

調査結果によれば, '憲法改定', '防衛力強化', '集団的自衛権の行使' などの項目で民主党候補たちは自民党候補とは違いかなり多くが反対する態度を見せている。

和田春樹教授は "マニフェストでは対北政策に対して核保有に反対、拉致問題の徹底解決以外には取り上げていない。すなわち何も言ってないこと"だと言いながらも小沢一朗が党代表だった時、党の国際局副局長に朝日修交正常化議員連盟事務局長であるが川上義博参院議員を任命した人事事例などを挙げ、 "小沢が朝日関係の進展を計画しているということが分かる"と判断した。

また政権交替になれば首相になる可能性が大きい鳩山由紀夫民主党代表に対しても "歴史問題と前後補償問題に積極的な人"と言いながら "今度の選挙では靖国神社に替わる無宗教的国立追悼施設案に積極的な態度を見せた"と和田教授は言った。

アメリカとの関係に対しても彼は、 "確実に言えることは、自主的な外交関係を持つようになること"と言いながら、アメリカの核兵器が日本本土に搬入されることを反対している民主党がこの部分に対する確かな意見表明があると見た。

和田春樹教授は "これは日本において最後のチャンスで、これを逃したら日本は希望がない那落に落ちること以外に他に方法がないこと"と言いながら "韓国側からの支援を願う"と訴えた。

この日、和田春樹教授の記念講演に引き続き、韓相震ソウル大教授が 転換期以後の模倣性と民主党の 六大課題'という主題で講演が続けられた。

和田春樹教授は 故 金大中前大統領拉致事件以後、日本で真相糾明運動を活発に展開した学者で、 金前大統領の獄中書信を日本語で翻訳、紹介した。金前大統領の国葬期間には梵香所を尋ねて故人を哀悼したりした。

彼はまた日本民主党の対北政策助言者で知られているし、去る 20日、韓国、アメリカ、日本の代表的知識人 110人が署名した '東北アジアの平和と安全のために'と題した声明発表に参加した事がある。

南北赤十字会談合意書

2009年08月28日 | 南北関係関連消息
26日から3日間にわたって協議されてきたが、つい先ほど、2時34分についに合意書を発表した。

内容に目新しいことはないし、規模も小さいのだが、このように合意を見たことを海外同胞として心から歓迎したい。

李明博政権になって以来、緊張が高まる一方であったが、クリントン訪朝に続き、金大中の国葬の際には弔問団を派遣、そして今回の赤十字会談の合意。
緊張がピークに達した後のこと、ぎこちないのは致し方ないこととして、南北がとにかく、会い、話すことに、エールを送りたい。

このような流れの中で、金剛山、開城観光が再開することを心待ちにしている。

※10月末に韓国家族旅行を計画しているのだが、もしも金剛山観光が再開するのならば、計画を変更するつもり。

by maneappa


<南北赤十字会談合意書>

南と北は 2009年 8月 26日から 28日まで金鋼山で南北赤十字会談を持ち、次のように合意した。

1. 南と北は秋夕を契機にして離散家族再会行事を来る 9月 26日から 10月 1日まで次のように進行する。

一、 再会規模は南と北がそれぞれ 100人ずつとすることとする。

二、 生死確認依頼書は 9月 1日双方がそれぞれ 200名ずつ、解答書は 9月 15日。
最終名簿 100人は 9月 17日交換する。

三、再会場所は団体再会は金鋼山離散家族面会所で、個別再会は金鋼山ホテルなど既存施設ですることとする。

四、双方は再会の円満な保障のために先発隊事業を再会開始 5日前から進行する。

2. 南と北は離散家族問題など赤十字人道主義問題を南北関係発展の見地から継続して協議して行く事とする。

2009年 8月 28日

南北赤十字会談南側代表団首席代表 キム・ヨンチョル
南北赤十字会談北側代表団団長 チェ・ソンイク