身を捧げ南北融和に貢献
野村光司(東京)
クリントン元大統領が訪朝し金正日総書記と会見、米国記者2名が解放されたとき、その昔ニクソン米大統領が中国を訪問し米中雪解け、国交回復となったことを直ちに思い出しました。日本はアメリカに追随して田中角栄さんの訪中となり日中国交回復がなりました。
今回は韓国から現代グループのトップも訪朝し、クリントン同様の成果を挙げました。そして金大中先生の国葬を機会に北朝鮮弔問団が来られ、李明博大統領との会見も成りました。 南北冷却未だ完全には解けないうちですが、さすがに金大中先生はお亡くなりになっても「死せる諸葛孔明、生ける仲達を走らす」で、身を捧げて南北融和に大きく貢献されました。イエス・キリストは自らの身を十字架に磔にして人類の罪を雪いだといわれますが、金大中先生の逝去が同じことになることを祈るばかりです。すなわち我ら日本民族の朝鮮民族への罪がその心からなる懺悔によって雪がれ、南北朝鮮民族の不和と言う最近の過ちも反省され、この韓朝日の暖かい友好協力により東アジア全体に王道楽土が建設されて欲しいと言う私の年来の願いが達成されることを、私は秘かに願っております。