NPO法人 三千里鐵道 

NPO法人 三千里鐵道のブログです。記事下のコメントをクリックしていただくとコメント記入欄が出ます。

8.15平和統一文化祭、弘益大に1万人参集

2009年08月16日 | 南域内情勢
写真ー 15日午後ソウル弘益(ホンイク)大運動場で1万人余りが参加し開かれた。 [統一ニュース チョ・ソンボン記者]


"6.15,10.4宣言貫徹,MB退陣"
8.15平和統一文化祭,1余万名が呼応..'MB退陣'前面に掲げて

2009年08月16日(日)01:36:31 コ・ソンジン/チョン・ミョンジン記者tongil@tongilnews.com


今年8.15統一行事の雰囲気は以前と全く違った。 イ・ミョンバク政府スタート以後南北関係が10年ぶりに最大危機を迎えている現実の中で、平和と統一を叫ぶ参加者らの声に切実さがにじみ出た。

学生たちは‘8.15平和統一文化祭’行事場所の弘益(ホンイク)大を守るために、教職員と小競合いをしながら14日夜を明かした。 15日午後ソウル,大学路で野4党と市民社会団体が共同で主催した大学路'8.15時局大会'と新村交差点奇襲街頭デモで50余人以上が連行された。

8.15大会でこのように大規模連行事態が起きたことは、2000年6.15共同宣言採択以後初めてだ。

自身を90年代後半入学年度だと明らかにしたある参加者は、"イ・ミョンバク政権になって,8.15行事もキム・ヨンサム政府時に帰ったようだ"と話した。

'6.15,10.4貫徹,そしてイ・ミョンバク退陣'

15日午後8時20分,ソウル弘益大学校大運動場で'光復(解放)64周年8.15大会準備委員会'(8.15準備委)は1万人余りが参加した中で'8.15坪煙突日本文化制'を開いて"私たちは民族の和解と団結,自主と統一繁栄を望む全ての同胞の力を一つで集めて6.15共同宣言と10.4宣言を決然と守って実践していくだろう"と決議した。

これらは決議文で、今回のイ・ミョンバク大統領の8.15祝辞に"6.15共同宣言と10.4宣言履行に関してはただ一言の言及もなかった"として"結局対話でなく対決,和解でなく戦争を内に深々と隠していることを、内外に再び明らかにしたに過ぎない"と明らかにした。

彼らは、"私たちは最後に厳重に警告する"としながら、"民族史に永遠に洗うことの出来ない罪人として残ることを願わないならば、直ちに反北朝鮮対決政策を全面廃棄して6.15共同宣言と10.4宣言を実践しろ"と促した。




8.15記念式典、李大統領の祝辞

2009年08月16日 | 南域内情勢
'華麗な修辞'、対北朝鮮政策,転換意志なく<解説>
'非核.開放.3000'再確認した8.15慶祝辞

2009年08月15日(土)20:19:39キムチ観記者ckkim@tongilnews.com



イ・ミョンバク大統領は15日8.15慶祝辞を通じて‘非核.開放.3000’に基づいた既存対北朝鮮政策を繰り返すことによって, 華麗な修辞と一部新しい提案にもかかわらず,当分南北関係改善は難しいものと見られる。

特に長期抑留されたユ・ソンジン氏が釈放されてヒョン・ジョンウン現代グループ会長の北朝鮮訪問契機を生かして, 北側が受け入れるほどの対北朝鮮提案が含まれるという期待を裏切って、6.15共同宣言と10.4宣言に対する言及すらせず対北朝鮮政策転換意志を全く見られなかった。

祝辞の骨組みは‘非核.開放.3000’

イ大統領はこの日祝辞で“核兵器は北朝鮮の安全を保障するのではなくむしろ北朝鮮の将来をより一層難しくするだけ”としながら“どのようにすれば北朝鮮が核を放棄できるのか心を開いて対話できることを心より期待する”として事実上‘先に核放棄’の立場を鮮明にした。

引き続き“北朝鮮がそのような(核放棄)決心を見せるならばわが政府は韓半島の新しい平和構想を推進する”としながら“経済,教育,財政,インフラ,生活向上分野にわたった対北朝鮮5代開発プロジェクトを推進するだろう”と話して,事実上‘先に核放棄’に基づいた‘非核.開放.3000’構想を繰り返した。

‘華麗な修辞’、実現可能な提案はなく

イ大統領は“わが政府はいつ,いかなる水準でも南北間のすべての問題に対して対話と協力を始める準備ができていることを明確に明らかにするところだ”ともう一度抽象的対話意志を明らかにしたが、その間数回の対話提案のように具体的な対話を提案することはなかった。


特にその間、野4党と市民社会団体らが提起してきた6.15共同宣言と10.4宣言を認めて履行意志を表明する問題をはじめとして,政府の対北朝鮮政策転換意志を見せることができなかったという点で、広範囲な国民の支持やはり受けることができないものと見られる。

15日政府高位当局者は“6.15,10.4宣言はすでに過ぎ去った話”として“ささいな提案よりは大きく協議しよう”と表明した。

しかし政界では、“6.15共同宣言と10.4宣言履行意志を明らかにしないのはもちろん,言及さえしないのはイ・ミョンバク政権の限界”(民主党),“イ・ミョンバク政府の軽薄な言語遊戯に過ぎず”(民主労働党),“結局対北朝鮮強硬策をずっと守るという意志”(創造韓国党),“イ大統領の韓半島平和構想が実現されるためには政府の既存対北朝鮮政策の根本的転換がなければ”(進歩新党)との酷評が出た。


感想
全然期待はしていなかったが、クリントン訪北以降の流れから、ひょっとしたらとのサプライズを待っていたのかも知れない。そんな自分が嫌になる。もうMBはどのような美辞麗句で国民を幻惑しようとしても、信じる気にはなれない。
もう映像を見るだけでおぞましさすら感ずる。