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二人の韓首相

2009年08月24日 | 管理人のつぶやき
金大中の国葬で弔辞を読んだのが韓昇洙首相。
盧武鉉の国民葬で弔辞を読んだのが韓明淑元首相。
同じ韓氏としてなんだか誇らしいと思うのは、私の守旧性の表れですか。

昨日の国葬の時のこの二人がとても印象的だった。

韓明淑元首相は最初から終わりまでうつむいて涙を落していた。同志と先生をたて続けて失ったその胸中がわかるだけに、私ももらい泣きした。
その姿をすぐ隣の席で訝しげに見ていたのは李明博だった。

韓昇洙首相が焼香する時だった。
かれは、右手をばっと開いて、ありったけの香をわしづかみにして梵いた。
その時の表情に無念が満ちていた。
彼は、歴代政権に重用されたが、金大中の時代には第30代外交通商部長官(2001年3月~2002年2月)、第56代国際連合総会議長(2001年3月~2002年2月)等を務め、金大中のノーベル賞授賞式にも参列している。
彼は今、李明博政権の下で首相をしているが、胸中只者ではないものがあるように感じるたのは私だけであろうか…。


by maneappa


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