散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

嘆きの天使(テプコ浅草館)

2010-08-16 07:05:45 | Weblog
      

                

 西浅草のテプコ浅草館2階には、懐かしい浅草下町ストーリーが展開されています。無声映画の活

弁、交番、床屋さん、浅草発電所、千住おばけ煙突などを再現した街が見られます。そこでトーキー

初期の「嘆きの天使」を発見しました。1930年のマレーネ・ディートリッヒは色気十分でまこと

に妖艶ですね。(懐かしい)  

 物語は、実直で型物の初老の教師、禁欲的で生徒からも恐れられています。それだけに尊敬もされ

ていた老教師が、或るとき安キャバレーで見かけた踊子ローラーに一目ぼれします。まさに人間とい

う生き物は面白いですな。型物の教師は踊子(ディートリッヒ)にめろめろになってしまって人生を

棒にふってしまうというストーリーです。  

 1970年頃に再上映された「モロッコ」(ゲイリー・クーパーとディートリッヒ)との2本立て

で観たと記憶していますが、私もめろめろでしたよ。今から80年も前の姿を浅草で再発見です。こ

んなのは感激ですねぇ。