散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

被官稲荷社(浅草2丁目)

2010-08-13 07:16:03 | Weblog
      

              社殿

 安政元年(1854)、新門辰五郎の妻女が重病で床に伏したとき、京都の伏見稲荷社に祈願しま

した。その効果があって病気全快、同2年お礼の意味を込め、伏見から祭神を当地に勧請し、被官稲

荷社と名付けました。辰五郎は町火消十番組の組頭として多彩な活躍をしたことは、広く知られてい

ます。  

         

 社殿は一間社流造、杉皮葺きです。創建以来のもので間口1.5メートル、奥行き1.4メートルと

小さいが、覆屋を構えて保護しています。社前には、「安政2年9月立之 新門辰五郎」と刻まれた

鳥居ほかがあります。たくさんのお狐さまが奉納されています。